密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

安倍総理圧力 VS ANAインターコンチネンタルホテル そもそも、自分はの特別待遇をあからさまに主張するのって総理としてどうなの?

嘘をつき通すことは難しい。安倍政権が手本とするナチスドイツの啓蒙・宣伝大臣ゲッペルス。俗に『嘘も100回繰り返せば真実になる』とか『国民は信じる」などという言葉で語られているが(あるウヨの友人はこれを韓国の諺と思い、韓国の国民性をおとしめるべく熱弁していた、、、。)しかし、ゲッペルスのオリジナルは、
『もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう。嘘によって生じる政治的、経済的、軍事的な結果から人々を保護する国家を維持している限り、あなたは嘘を使える。よって、国家のために全ての力を反対意見の抑圧に用いることは極めて重要だ。真実は嘘の不倶戴天の敵であり、したがって、真実は国家の最大の敵だ。』というものだ。


ここで重要なのは、嘘が十分大きいこと。自分が無知で知らないのかもしれないと、自分の常識を否定してしまうほどの嘘。
安倍晋三氏の底の浅いけち臭い嘘を100回繰り返しても、いや繰り返せば繰り返すほど、どんどん嘘が見え透いてゆく。それは後先考えない、思想もない、ごく個人的な考えの甘さと、思い上がりから起きた結果を、嘘で覆い隠そうとしているからだ。


しかし、こんな子供でもつかない嘘でも、一国の首相が、常人を超えた神経で、相手の論理性を、無視して、頑強に言い募れば、本来優秀な官僚の良心を腐らせ、人生をとんでもない方向に導く。多くの税金を使って国民の生活や安全のために議論する国会の時間を、とんでもなく浪費させる。


しかしここでこれを許しては、もうこの国の法と、言語と、倫理観が、ズルズルにスライドして収拾がつかなくなる。なんとしてもこの桜問題だけは、妥協してはいけないのだ。


流石に、減らず口も言えず、耐え難きを耐え忍び難きを忍んで、謝罪を読み上げた安倍総理(心の中で、謝罪はしたが謝ってはいない!!と叫んでいたかも)


しかし、それで済むほど甘くはない、引き続き、辻元議員の追及は、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」における前夜祭に踏み込んだ。
同ホテルの書面による回答は、
見積もりや請求書を主催者側に、発行しないケースはない。
参加者個人一人一人から会費形式で、貴ホテルが受け取ることはない。領収書において、あて名を空欄のまま発行することはない。
そして、主催者が政治家及び政治家関連の団体であることから、対応は変えたことがありますか?との問いも、ございません。との回答を書面で得た。


もちろん、生まれついての選民晋ちゃんは、自分だけは特別待遇なんだ。庶民とは別格の扱いを受けるので、後方では言わないんだ。と総理大臣として、行ってはならないことで正当性を主張。ANAインターコンチネンタルホテル問い合わせる!!と断言し、昼休み中に問い合わせた(?)。


もちろん国会中継を見ているほとんど全ての人が予想したとおり、ホテル側から(広報ではなく営業から)そういう待遇があることもある、との回答を電話で確認した、と大見得を切った。


ところが、、である。朝日新聞がこのホテル側への確認事項が怪しい!!という記事を出した。

「桜を見る会」の前日に開かれた夕食会をめぐる安倍晋三首相の答弁に関して、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」の広報担当者が17日夜、朝日新聞の質問に回答した。野党が示したANAホテルの見解について、首相は同日の衆院予算委員会でホテルへの照会結果として「個別の案件については営業の秘密にかかわるため、回答に含まれない」と答弁し、夕食会が見解の対象外とする見方を示したが、ANAホテルはこの部分を「申し上げた事実はございません」と否定した。
 朝日新聞の取材にメールで答えた。野党が示した「証拠」に対する首相の反論を、当事者であるホテル側が否定したことで、首相答弁の正当性が大きく揺らいだ。



そもそも、民主主義国家で、日本ほど権力者にみんなが諾なってしまう国は珍しい。
ANAインターコンチネンタルホテルは全日空が英国・インターコンチネンタルホテルズグループと資本・業務提携を結び共同出資会社である「IHG・ANAホテルズグループジャパン」が発足したことに伴い、東京全日空ホテルは同社傘下となり、2007年4月に名称を「ANAインターコンチネンタルホテル東京」と改めた。そのことでも分かる通り外資と共同経営、コンプライアンスも国際社会で通用するシステムになっているだろう。
一見さんお断りだの、ご紹介で優遇だの、(会員制の場所ならいざ知らず)それが当然みたいにまかり通るのは日本ぐらいだ(少なくともアメリカは、お金を払う人は平等だ)。


もとい、この桜を見る会追求における、野党諸氏の忍耐は凄まじいものだ。、森加計再びを許すまじ、というと気迫もあってか、外野の雑音にもひるまない。そして、普通の人間ならこれ以上無理な嘘を言っても無駄、と諦めるのにいつまでもいつまでも、病的に口からでまかせを繰り広で、どんどん深みにはまることを恐れない異常者の嘘を、コツコツと論理的に詰めて逃げ道を塞いできた。


北のミサイルも使えない今、コロナウイルスでしめたと思った安倍政権だが、これも自分たちが災害対策に関心がなく、国民の命など興味もない、棄民政治体質が前面に出て、とんでもない失態を晒し、いつものようにやってる感も通用せず、国民の怒りは、この非常時に優雅に時間を使うボンボン総理に降り注ぐ。
その怒りを受けて、桜は今も満開だ。


自分のための、小さな小さな嘘を100回繰り返しても、決して国民は信じるようにはならない。今まで信じてきたこと自体奇跡に近い。
今の彼らが蜘蛛の糸とすがる検事定年延長も、マスコミ・世論総動員で撤回させなければ、安倍という癌細胞はどこかで息を吹き返す。何が何でもここでとどめを刺さなければならない。


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