密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

なぜ安倍総理はドヤ顔で、規約には書いていないと断言したのか

国会論戦が始まって、桜を見る会追求は下火になるどころか、安倍総理のあり得ない受け答えと理解不能答弁で国民に呆れかえられている。
そんな中、安倍総理は前夜祭への黒岩議員の追及に、「久兵衛の寿司」が出ていなかったことを、鬼の首を取ったかのように、繰り返し、嘘つき呼ばわりを続けた。
久兵衛亭主が寿司の提供はうちではないと発言したのは、随分初期のこと。当ブログも11月17日に記事をアップしていた。
安倍総理の軽ぅい言い訳と根回し、突然の銀座久兵衛寿司提供否定 - 密接な関係にある他国から


黒岩議員もこの件を追及?したことがあった? 黒岩議員自身、久兵衛だと断定して広めたことはないと言っているし、100譲っても、事実誤認という程度で本質的な問題と対等にその反証で出せる代物ではない。久兵衛でなくても天下の ホテルニューオータニがパーティーで出す寿司だ、スーパーのお惣菜パックというわけではないだろう。


ところが、100万の嘘、100万の事実誤認が平気の平左の安倍総理は、しかし相手がほんの少しの間違えでもあれば、すべての自分の問題以上に騒ぎ立てる。たった一回の民主党政権が桜を見る会をしたしかもその内容も歴代と比較して問題になることはないにも関わらず、悪い慣習が民主党政権から続いているかのように、「民主党 ガー」と大騒ぎすることを見てもわかる。


この安倍総理の”掴める藁”久兵衛寿司の他に、本人「やった!!」と内心エキサイトしただろう質問が黒岩議員からなされた(と安倍総理は思っていただろう)それが、ホテル規約をめぐるやりとりだ。

4日の衆院予算委員会では、安倍首相が野党議員を「ウソつき」呼ばわりした上、ムキになってブチ切れまくった。


立憲民主党・黒岩宇洋議員が、桜を見る会の前日に安倍後援会が主催した「前夜祭」について質問した際のことだ。参加者の会費や開催経費が後援会の収支報告書に記されていない問題について、安倍首相はこれまで「参加者一人一人がホテルと直接契約」「後援会に収支は発生していない」と強弁してきた。


そこで黒岩氏は、ドタキャンした人の料理代について「全額徴収する」との趣旨が記された会場ホテルの「規約」を基に、「参加者一人一人が(ドタキャンの)リスクを負担したのか」と追及。すると、苦々しい表情だった安倍首相はなぜか“ドヤ顔”を浮かべこう言った。


「あなたは『規約』に書いてあるとおっしゃったけど、ホテルの『規約』に書いてあるんですか? いま根拠のないことをおっしゃったということが明らかになりました。ホテルの『規約』にないですよ、そんなこと。根拠がないことをおっしゃるのはウソをついてるのと同じですよ!」


鬼の首をとったかのような言いぶりに野党は唖然となったが、すかさず黒岩氏は資料を示し、「規約はありますよ」と反論。内容を紹介した上で「ウソつき呼ばわりを撤回してほしい」と求めると、安倍首相はますますキレた。その後、別の野党議員に謝罪を求められたが、かたくなに拒み続けた。


この様子を国会 ネット中継で見ていたが、私見として、安倍総理は、ホテルの規約と、ホテルの契約書を取り違えていたのではないか?と思う。
ホテル側と取り交わした契約書には、ホテルが公式に表に出すホテルの規約とは別な内容で結ばれたいたのではないか?
だとしたらなぜ、誤解誤読大魔王の安倍総理が訂正ごまかししないのか?それはそんな契約書が存在し、総理が内容を確認していることがわかれば、契約者は参加各人という今までの言い訳が崩壊し、もっとまずい状況になることに気がついたからではないのか。


そして、すがる藁の久兵衛にすがり続け久兵衛久兵衛と言い続けた。
この人の直情的短絡思考の、ただの子供の口喧嘩レベルの勝ち負けへのこだわりに、何度も官僚たちは振り回されてきて、犯罪行為に手を染めるほど、行政を歪め、脱法方法を安倍総理にために探し続けた。


ただの独裁者より滑稽でたちが悪いのはこうした安倍総理の幼稚で軽い性格が災いしている。それでも長きにわたり、印象操作、すり替え、言い訳、逆ギレ、ついには得意技と言われるアベノチャットで国民の頭をぼーっとさせる境地を習得したようだが、何事も過ぎたるは及ばざるが如し、繰り返し繰り返し同じことをやり続ければ、その見え透いた手口
呆れた態度に愛想をつかされ、見透かされ、ご飯論法のようにきちんと分析され、文字起こしされ、いかに彼の頭が空っぽで、何か別なものが詰まっているかが国民にわかってきた。なんでも思い通りにすること、それが当然できるとタカをくくって、公正に人の判断を仰ぐ準備をせずにやりたい放題してきた結果が、この桜を見る会に凝縮している。


安倍を担ぐ人たちは、彼が完全に壊れないうちに、独裁完成を急いでいる。それが検察総長の人事で、法を無視し慣例を無視し、国民に気づかれないように下地を作ってしまおうという、今までのやり方で、この最大の危機(桜・選挙資金私物化・IR )を封じ込めようとしている。


ここで、根負けしては、ヘラヘラ笑いの大臣たちのこの世の春を確定させる。彼らと仲間のために、野心も夢も持たず、老後の楽しみも諦めて、ただただ言われるままに税金を納め続け、ボランティア労働に駆り出され、自己責任で文句も言わず引き受け、民主主義の体裁で選ばれた世襲制殿上人の宴を、不必要で贅沢な外遊を、素直に素敵ね〜などと眺め続けることになる。


それでも、鉄面皮の安倍政権が、市民の声や反応で、自分たちのやりたいことを撤回してきている。国民はまだ無力ではない。


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