密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

政治家の金銭感覚

世襲議員、プロ政治屋の金銭感覚は、庶民の常識から乖離している。
非常識キング安倍総理の,妻の25万円(パ−トとは言っていないーでもしばらく職を離れていて,給料が良くなったから,即復帰できるコネクションと、景気の悪い得は働かなくていい環境にある妻)発言。


その親分森元首相「国がたった2500億円も出せなかったのかねって
いう、そういう不満はある。何を基準に『高い』と言うんだね。皆、
『高い、高い』と言うけれど」
あなたの基準じゃない事は確かだ。


下村博文元文科相 後援会組織「博友会」をめぐる違法献金問題 島尻安伊子・沖縄担当相 現金還流疑惑、こまかい世襲議員の金銭トラブル、地方政治家もしかり,いちいち記憶にとどめておけない頻度で発生する。


そして、TPP交渉の立役者甘利大臣収賄疑惑
りてら:
リテラ > 社会 > 政治 > 収賄疑惑の甘利大臣がバンダイとも
収賄疑惑を告発された甘利大臣の悪評! 経産相時代、バンダイの御曹司に絵画を1500万円で売りつけ裏金づくりの疑惑も

http://lite-ra.com/2016/01/post-1907.html

もう,なれきって自覚がないのか、『総務担当者によれば、建設会社の独立行政法人都市再生機構(UR)をめぐる補償交渉で甘利事務所に直接解決を依頼。“お礼”として現金500万円を、甘利氏の公設第一秘書に渡し、その後、議員会館に社長とともに訪れ、甘利氏と面会した。そして甘利氏本人にも50万円の入った封筒を渡した。すると、甘利氏も『あぁ』と言って50万円の入った封筒をスーツの内ポケットにしまったというのだ。』
正当な収賄の他にもこんなビジネス
山科氏が代表を務める山科ホールディングスの関係者がこんな証言をしている。
「5、6年ほど前でしょうか。甘利さんが美術品を3点持って事務所を訪ねてきたそうです。『買ってくれないか』と言われ、山科さんはまとめて1500万円で購入したと言ってました」
 ところが、2010年に山科元会長がそれらの美術品を鑑定に出したところ、実に3点でたった100万円ぽっちの評価しかされなかったというのだ。このとき「週刊朝日」の取材に対し、甘利事務所は「売買は契約書を交わし適正に行われ、税務上の申告も適正に行っています」と回答しているが、100万円相当の品を15倍の金額で売りつけるとは……
しかし,これは賢いといえば賢い。美術品は相場がない。専門家が,3点100万といっても、一点500万で売れているとなると,この作品の現在は価格は500万なのだ。中国のアーチストなど,10000円の作品が一週間後に1億,2年後に5000円という動向をしたと聞く。そこまで大げさではないが,状況により10倍20倍値上がりは当たり前の世界。知り合いの画商さんから、絵画は不正金銭授受の隠れ蓑にはうってつけなんです。と聞いた事がある。


小林節氏が、講演の中で、野党共闘を難しくしている原因について、議員になった人たちの中に,議員になって遥かに生活が良くなってしまった人たちがいて、共闘する事によって,自分がそれを失う恐れが生じる事を,避けるため共闘に反対している
小林節氏鎌倉公演ー野党共闘の精神的支柱,勝つまで絶対諦めない。
http://artrino.muragon.com/entry/201.html

と述べておられたが、一体 ”遥かに生活が良くなる”とは一体どのような状態なのだろう。10万20万はもうはした金。いやそれが100万単位でも,なぜそんな金額でがたがた言われるのだ、と内心思っている程度、身を斬らない金銭のやり取りに慣れてしまっているのだろう。


生活費の節約から,一食抜く、一玉のうどんを,子供2人と分けて食べる,母親は主にスープでがまん。子供たちがティッシュ空腹を満たそうとする、それが現実にこの国で起こっている。


政治界に長く居て、基本的な労働の賃金+能力、努力、才能による加算を遥かに超えた金銭感覚に身を置くうち、慎ましやかに,節約してなんとか生きている普通の暮らしをしている人たちの事は忘れ,あるいは世襲で最初から知らない政治屋さんたち。適正化、集約化が必要なのは社会保障ではなく,政権に携わる政治家の灰色収入,適性を欠いた金銭感覚なのではないか。


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