密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

安倍総理の切望する嫌韓再び GSOMIA継続−徴用工とはなんだったのか。

韓国がGSOMIAの継続を決めた。日本が韓国に仕掛けてきたことを鑑みると感謝してしかるべきだ、が、今桜を見る会で国民から非難が集中している安倍総理にとっては、これをなんとか嫌韓煽りに結びつけ国民の怒りの矛先をそらしたい、そう切なる願いを持って、
応援団をたきつけているようだ。

各局、東アジアの連携を崩されたくない米国のかなり強硬な調整で渋々収まった格好なのだろうが、オバマ政権でも(当時は日本政府がやりやすいパククネ政権であったが)靖国問題などをめぐり、韓国が反発、オバマ大統領は、バイデン副大統領、ケリー国務長官と
国防長官のトップ3氏を日米両国に派遣し、調整を試み、韓国の同意を得たその瞬間、安倍晋三が狙いすましたように、靖国参拝を行なった(と記憶している)その後、オバマ政権では、安倍という人物は、”困ったちゃん”認定をされた。


トランプはこの日韓のいさかいについてお得意のツイッターでさえ一切言及しないが、彼らしいやり方、駐留米軍費用5倍増のふっかけを両国に行った。軍関係者は相当強い改善要求も行なったのだろう。韓国側は、WHO提訴中止、状況に応じていつでも破棄できる条件でGSOMIAの継続、という、日本の今後の出方次第で、状況を変えられる条件で合意した。


11月12日のとことん共産党は、歴史的な流れを踏まえて、日韓問題(徴用工・慰安婦)とは何か?を知る上で表にいい合議を行なったくれている。
日本の問題点もさることながら、韓国の問題点を、親日政権は経済重視で国民感情に配慮せず合意形成に無頓著であったため、その政権下の合意は国民(被害者やその家族)を無視したものであったため、政権が変わると覆される。日本でいう韓国はいつまでもクレームを続けるというイメージが出来上がった。ただ今回の個人の請求権は日本を含む国際社会において認められたいることで、それに日本政府が異を唱えて被告企業に受け入れ拒否を主導するなど、道理も何もあったものではない(まあ安倍政権は道理など全くない政権だが)ともあれ、日韓関係の問題がよくわかる、日韓問題に関わってきた弁護士川上詩朗氏のお話は(歴史講義としても優れているのでてっきり大学の先生かと思った)、最良の講義と思うので是非ご拝聴ください。

とことん共産党「どうする!? 日韓関係」


中国南京大虐殺の生き残りおばあさん(日本兵の急襲に、幼い彼女は両親に隠され、目の前で、両親を斬り殺され、2人のお姉さんもレイプされて殺され、自分も見つかって切られたが九死に一生を得た人だ)のインタビューの動画で、「もうあれからたくさんのことがあった。許す用意はできている、けれど謝ってもらえない」そう語っていた。


日本の人たちは、日本政府は賠償金を払った=謝った、と思っているが、日本政府は、自分たちの行為を全面的に認めての謝罪はしていない。これでは、いくらお金をもらっても、気持ちが治るはずもない。


日本のこうした姿勢が、日韓関係を拗らせ、日本政府の国内向けの説明が、一般国民の韓国・中国への感情を歪めたきた。


これはお互い理解試合亭という想いをベースに真剣に向き合うべき問題で、桜を見る会で自分の立場が危うくなった安倍晋三のごまかし、目そらしに利用されていい問題ではない。くだらない、韓国に勝ったとか、それを安倍さんがやったとか、そんなことを真に受けて喜ぶ人はいないと思うが、とにかく、日本がきちんとアジアの国々と向き合うには、
こんなセコイことに国の品位を巻き込む安倍晋三とその一派を権力の座から引きずる下ろす、それしかない。


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