森ゆうこ議員への弾劾署名！？意味もわからずアメリカの猿真似か

2019/10/29 00:00

森ゆうこ議員の国会質問事前漏洩について、柚木議員が追求した。
前の記事で書き忘れたが、安倍政権便利語『お答えする立場にありません』

ともあれ、国会議員の質問内容が、事前に官僚を名乗る人物のツイッターでネットに漏らされ、森議員事務所は炎上状態に陥ったという。より大きな問題は、戦略特区原座長が知人の大学教授に伝えその人がネット番組で取り上げ質問内容を公表したということだ。

森氏は十一日、参院予算委員会で十五日に行う質問事項を内閣府に通告しました。
ところが予算委前日の十四日、インターネット番組に出演した高橋洋一嘉悦大学教授が、まだ行われていない質問内容を取り上げて森氏を批判した。
戦略特区原座長に関する質問が含まれたいたため、原氏に通告され（原氏に関する部分でなく全てを知らせた）これを原氏が、知人である高橋氏に知らせ、これを高橋氏がツイッターやネット番組で攻撃した。
　　

柚木みちよし「言論封殺」 10/23 衆院・内閣委員会

この問題はいろいろな側面がある。通例となっている質問通告の問題。官僚オーバーワークの問題（森議員は提出時間を守ったと主張。政権には何も言えない官僚が野党であり女性である森氏に当たり散らした感がある）関係のない質問内容まで伝えた官僚側の落ち度。それを自分の知人に漏らした原座長の守秘義務違反。まともな常識のある人間（大学教授たるものが）が国会議員の質問内容を事前にネット番組で喋ってしまうというバカさ加減。そしてこれに乗っかって騒ぐ安倍応援団。特に噴飯ものなのが、この高橋教授、森ゆうこ氏の弾劾請求を募っり、そこに３万人もの単純な方々が署名したことだ。

弾劾といえば、今ホットなのがトンデモトランプ弾劾。だからいきなり弾劾だ〜！！などと言ってしまうのだろう。

アメリカの弾劾はそこに至るまで、多くの調査と手続きが必要で、大統領ともなると、下院上院の政党間の力関係もあり、高いハードルが設けられている。個人がネット番組やツイッターで簡単に署名呼びかけなどしていいものではないし、日本では、国民の選挙で選ばれた、国会議員に対する弾劾制度は無い。

アメリカでやってることは（しかも悪いこと）全て日本でもできる的な、安易なパクリが横行する安倍周辺ではあるが、こうした教授をいただく大学のレベルが疑わしくが学生諸君が気の毒だ。

国会議員を辞めさせたければ選挙で審判を問うしかないのだ。

なんだか安倍友の人たちは、もう我が世の春で頭に虫が湧いてるみたいだ。
こんなことは、あいトリの脅して中止と同根だ。

人々が簡単に面白そうなことを煽りを信じてしまう。事実を自ら確認せずに無責任に騒ぎ広める。ますます残念な国日本よどこへゆく。