密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

選挙制度をぶっ壊す!!議員を既得権益と考える立花氏の拝金合理主義と屁理屈

ああ、この人のことはもう視界から外したい、そう思う人がワタクシ以外にもたくさんおられることだろう。N国党首立花孝志氏の蛮行にうんざりし始め、報道もそう取り上げなくなったので、次なる手を打った?


参議院当選3ヶ月、公約のNHKのスクランブル放送化の実現のために、国会で何もしないまま、芸能人や一般市民への嫌がらせや、東京都中央区議に対する恫喝等にエネルギーを費やし、その結果の自身のYouTubアクセス数増加で大金を稼ぎ、やりすぎて?警察沙汰になり、「有罪になったらやめる」「いや、やめない」と、また人々の鼻面を引き回し、最後は、埼玉参議院補選に出馬するから、議員を辞める(自動失職)という。


最近選挙制度の穴を縫って、自己都合で今まで良識不文律で成り立っていたものをぶち壊す蛮行が現れてきた。大阪の知事視聴入れ替え選などもまさにそうだ。選挙に立候補し議員を目指す。それは全体の奉仕者に名乗りをあげる行為で、今まではあからさまに自分(あるいは近い人間、支援者)の利益を優先させるために、選挙制度を利用するようなことは行われなかった。候補者たちは、少なくとも建前は堅持するだけの品性は持っていたように思う。


立花氏は、1994年細川ー羽田内閣?時に施行された政党助成金をあからさまに目的化して、他党をはじき出された不良議員を勧誘してきた。今回は、1996年第一次橋本内閣で施行された小選挙区比例代表制(日本においては、派閥選挙による金銭授受の蔓延と一党優位政党制の転換を目指し、衆議院議員総選挙において中選挙区に代わり1996年以降行われている選挙制度・by wiki)の身もふたもない悪用の極みだ。(まあ政党助成金も看板に偽りありの悪制度と化したし、小選挙区比例代表制もやはり看板倒れどころか、金銭授受の蔓延と一党優位政党制を完全に構築することになっている)


比例代表制で当選した議員が辞任すれば、繰り上げ当選が行われる、これを利用して、順繰りに繰り上げ当選辞任を繰り返し、当院に議席と参議院議員の”既得権益”を分け与えようという考えも示している。


繰り上げ当選の浜田聡氏を5年で辞任の約束をさせ、後は順繰りにやらせるというプラン。つまり、参議院議員として仕事をする気がない人々に、議員宿舎入居体験と、議員給与習得体験をプレゼントするという、全く身勝手なアイデアだ。それにしても、5年間は
浜田聡氏は参議院議員として、彼らのワンイシュー公約のNHKスクランブル放送の実現に努力するのだとしても、その5年のうちにN国という政党が存続しているのか、怪しいものだ。


また、議席を増やすと豪語する立花氏だが、相手が誰であれ、彼の偏執性・攻撃性が広く知れ渡った今、NHK憎し、と秤にかけても、この人に投票する人は少ないだろうと思う。なんだかんだ言って庶民はまともな感覚を持っている(ただ諦めて、無関心になるとか、選挙の権利を放棄するとかの問題は大きい)


そもそも、議員を、”既得権益”という観点でしか考えられない、政党を政党助成金分配のツールとしか考えない立花氏の”拝金(拝権力)的合理性”は荒んだ今の日本社会の弱肉強食の生み出したものだと思う。


日本は未だに、シェイクハンド・ビジネス(信頼関係に基づく口約束が有効な契約儀礼)が通用している社会だ。だからアメリカのように、全てに契約書を取り交わすわけでも、法律も、あらゆる場面を想定して、具体的的かつ仔細な条項を定めているわけではない。だから、良識や常識の範囲を捨て去れば、抜け道を探すことができるだろう。立花氏はこの裏技攻略法を常に探している。そしてそもそも本家本元裏技の達人は屁理屈を通して道理を引っ込ませる安倍晋三一派だろう。


そんな彼らでも、憲法9条は邪魔、日本国憲法前文と日本国憲法第1条に定められている国民主権国民主権も邪魔。これをその時の状況でいつでも攻略できるように変えたい。これが安倍政権の憲法改正だ。


これだけ社会がモラルハザードを起こし、経済的に困窮する国民が増え、そんな中、消費税増税で絞れるだけしぼり、災害復興は無関心、お祭りだけに熱心で(サーカスとサーカス、パンは複雑軽減税率でけむに巻き、キャッスレス化で実感に乏しくし、お金のありかを完全掌握を目指す)利権・汚職はスルーで罰も受けない、そんな政権が憲法をいじる。恐ろしいことだ。


話を戻すが、立花氏に関しては、埼玉県の人々の良識を信じるほかない。また、浜田聡氏が常識の通じる人であることを祈るばかりだ。


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