密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

消費税5%も混乱と野党共闘合意の詭弁

枝野氏の主張、消費税5%に戻すと混乱が起こる。これについて立憲民主党に質問をお送りしたが、スルーされた。しかしこれについての回答らしきものだ、社民党又市党首の会見弟子の口から語られた。

れいわ新選組に倣って消費税5%減税もありうるー又市征治「社民党」党首、定例会見2019 10 03
消費税については、13分30秒から


参議院選での野党の13項目の政策合意がある。それは消費税10%増税反対であり、
そのことで合意してきた。だから(5%でもいいんだけどーと言っている)野党全体で話し合う必要がある。8%をスタートとして5%はあり得るのかを話し合う必要がある。


連合政権を求めていながらバラバラでは意味をなさない(5%を人気取りと表現)


もう10%でスタートしてしまった、そのためにポイント還元だとか色々なシステム改造が動き出し、そのためのレジの購入などしてしまっている、それをどうするのかという問題もある。そういうことをどうするのか?その財源(10%ように変革されたシステムや機材を元に戻す財源?)をどうするのか?業者の負担増についてどうするのか?を野党全体で話し合うべきだ。
かたや国民民主玉置代表は、、、(5分50秒くらいから)

れいわ新選組に倣って消費税5%減税もありうるー玉木雄一郎「国民民主党」代表、定例会見2019 10 02
景気動向を考えて税率を下げたりあげたりすることは柔軟に考えていいと思う。
消費税のさらなる減税も視野に入れている。10%対策については格闘持ち帰って協議中
だが、日本世界経済に悪影響、減税(この場合8%に戻すのも減税なので、元官僚らしい言い方だが、)も含めて党内で検討中
この人はこうした実経済の問題などは冷静で能力の高さが伺えるが、こと人間に関することにずれている。同時質問で、”SNSの兜”の質問があったが、これ、、、、。

ずれている、そしてダサイ。自民党に電通ありでサムライアピールもCoolを保っているのだ、博報堂にでもビジュアル戦略を依頼してはどうか?それに自民党にすり寄ったり、N国にコンタクとしたりそういう行動自体が信頼を損なわせるというバランス感覚が欠如しているようだ。まあ、悪目立ちはやめて、自分の能力を最大限生かすことに邁進すれば支持率も上がるだろうが、今のところ勘違いな悪目立ち行動の方がご本人お気に入りのようだ。困ったものだ。


話を戻そう。
つまり枝野氏の危惧する混乱とは、安倍政権がブルトーザーのようにぶち壊し、利権の元に流し込んだシステムを、元に戻すことによる混乱、そのための財源も必要であるということだろうか? しかしこういうことでビビっていたら、安倍政権からの政権交代など、もう混乱しかない状況で、彼らがぶち壊し彼らのいいように差し入れ変えたシステムを正常化するには、かなりの財源と労力と時間を必要とする。だからと言って現状を維持しながらちょつとづつ変えていくなどでは、これだけ急進的かつ暴力的かつ全方向的に変えられた日本を救うことはできない(行政同時多発テロだ)ゆえに混乱を恐れず、真正面から国民に理解を求めながら、正常化に努めなくてはいけない。それを混乱があるから5%は飲めないなどというのはどこか、別な理由がある(消費税を8%にあげたのは民主党野田政権であるから)というのが隠れているように思える。
そんな、旧民主党のこだわりや縛りを、野党共闘全体に押し付けている、そう思う。


”5%を人気取り”と言われたが、はたしてそうだろうか?又市氏は山本太郎氏の財政論を聞いているのか?やはり素人との侮り、それに乗る共産党を人気取りと熊野しているようにきこえる。しかし共産党はもともと消費税廃止。野党共闘だ10%反対にしているが忸怩たる思いだっただろう。まず5%は彼らの目指す(れいわも目指している)消費税廃止
に向けての現実的ステップだ。


もう作ってしまったものを元に戻すと混乱する、お金がかかる、的発想は、原発に対しても同じだ。もう作ってしまって、廃炉にお金がかかるから、利権確信犯の再稼働(自民)or忖度廃止先延ばし(almost民進党)みたいなことになる。


もう日本は壊されてしまっている、という自覚と危機感が足りないから、穏便に現状維持しつつ様子見で徐々になんて言っている。内省的平和ボケだ。


野党の存在を示すための野党共闘が、みんなで牽制しあって、ぬるい政策公約のの戦いになっていないか?枝野立憲も、思い切って5%野党統一公約に踏み切るくらいしないと、
ノロすぎて安倍自民の急進性の前に縮こまるだけだ。
山本太郎は起爆剤だ。これを封じ込めることの方向に行くなら、野党は勝てない。


野田元首相は今でも消費税8%は正しかったと主張しているのだろうか。そんな彼の会派と共同会派を組む野党第一党が、政権交代を遠のかせ野党共闘を迷走させる気がしてならない。


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ