密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

日本人は計算力が高いから、ってバカ言ってんじゃないよ。

毎度のことと言っていいものではない、麻生副総理の発言。

消費税が10%に引き上げられた1日、麻生太郎財務相は記者会見で消費税増税について「社会保障の安定財源を確保するというもので、極めて重要な意義がある」と強調した。酒類を除く飲食料品の税率を8%のまま維持する「軽減税率制度」については、混乱も予想されるが、麻生氏は「日本人の計算能力は極めて高い。(混乱は)ないと期待している」と述べた。


 また増税に伴う、駆け込み需要については「前回のような大きな駆け込みがあったという話はあがっていない」とし、反動減も「ないと考えられる」とした。


 また、過去に消費税増税をした内閣がその後、退陣に追い込まれたことに触れ、「(安倍晋三政権は)2回目上げても当分倒れそうにない」と言及。その背景として「社会保障への理解が深まってきているということは言えると思う」と語った。


軽減税率は政府の後付けやキャッシュレス化推進のために、へんてこに複雑化した最悪の制度。いくら日本人が計算能力が高くても、こんなわけのわからない筋の通らない制度に対応できるわけがない。そんなる力を使わせられるなら、もっと”生産性の高い”ことに国民の労力を使っていただくべきではないのか?政府の恣意的な方針の尻拭いを押し付けられ、もう看板に偽りありの社会保障のための消費税を払い続ける人のいい日本国民。


安倍政権の制度改革は程のいいお友達企業への税金還流の口実と化している。軽減税ルツで得をするのは、国民ではなく、カード会社やシステムを変更するコンピューター関連会社だ。キャッシュレス化も、結局国民の消費を政府が完全に把握し、またその情報を大手企業が掌握し広告代理店の新戦略となる。そして国民の嗜好を掌握することは、世論誘導をたやすくする。ソフト独裁国家が堅調なものになる。


計算能力を使うなどという次元とはかけ離れたキャッスレス社会は、ものを自分の頭で考えない社会の実現。便利さに慣れて思考停止が加速する(例えばスイカに寄って、誰も電車賃が幾らかを考えなくなった。便利であるし、外国から来る人たちにとってとてこ助かるシステムではあるが、怖さも感じる)システム化されることで、それに無批判になれることによって、徐々に首がしまってゆく。これだけ生活が苦しい人がいるのに、安倍政権の支持率が50%を超えている。嫌韓という筋違いの怒りの統合で一つになってどうする。自分の頭の上のハエを追うのが大切ではないのか?


99%の白痴化家畜化、無思考社会実現に向けて、”勝ち組”を辞任する人々の上しか見ない計画に基づき、様々な方向から改革を打ち出す安倍政権。これを覆すには、弱者の立場にたった、ごまかしのない、国民がわかりやすい筋の通った政策を打ち出す新しい代表を選ぶしかない。結局お任せ政治を望む勝ち組エリートや政治エスタブリッシュメントには無理だ。



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