鍾乳洞とインターネット
10月3日からネットも接続できない、ヴァージニア州の田舎に鍾乳洞を見に出かけた。今回は有名なところ3つを回る,合計10kmの地下を歩き回りる。そんなに大きいとは思っていないので、ガイドがつくと云うのでちょっとイヤだなーと云うのはアメリカはどこに行ってもガイドの人がいて、見て回る間、とかクルーズの間とか、ずっと大きい声で説明しくれている。少しは静かに自分の感受性に浸りたい,と思うのは日本人のみ?もうみんなワンポイントクイズなんかにわいわい答えて楽しんでいる。アメリカの人たちはもう,楽しむぞ!!という気合い満点なんです。ーと思っていたんだけど彼ら抜きでは二度とお日様は拝めないほど広大で入り組んでいる。ちょっと声は大きいけど,3カ所のガイドさん三者三様の観点で、なかなか勉強になったし、平日のオフシーズンで少人数もよかった。小さな頃から憧れていた目のない魚の住む地底湖や,地底の渓流、結晶が花のように咲く天井、壮大な鍾乳石、時々あかりを消してくれて深淵の闇を体験させてくれる。鍾乳石2−3cmのびるのに7000年かかるそうだ。最も有名な(観光化されているともいう)ラウリーケーブには石を音源にするオルガンが設置されていて、演奏会は年一回くらいらしいが、録音を地底の伽藍に響かせてくれる。これはどの楽器とも違う、儚く振るえるとても深く優しい音で、もしこれが地球の声だとしたら、地球は愛をたたえている,,なんて!思えていしまう。もうすっかり、異境モード、心清らか夢見がちに、この地を後に、メリーランド州アナポリス(ここはワタリガニの名産地+海軍大学校とUSネイビーの本拠地)へ移動。蟹をたらふく食べ、食後のアイスクリームパーラーで、新聞を見て愕然、アメリカ軍、アフガニスタンの病院を爆撃の一面にすっかり夢から覚めて、ホテルに帰ってネットで検索。すっかり夢から覚めてしまった。ーこの続きは次回
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