密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

N国動向に注目するマスコミ、悪貨は良貨を駆逐するになって欲しくない。

前の記事でもちょっと触れたキワモノのN国に対する報道が、れいわ新選組以上に露出してきているようで、なんとも嫌な感じがしている。


安倍政権の6年間で、いわゆる政治への常識が破壊された。ほんの少し前なら、こんなことは政治家がすれば、突き上げを食い、謝罪はもとより辞職もの。内閣総辞職だってあり得たのが、まじ謝罪すらしない。全てが誤解を与えた、と言い、責任を取る=職務を全うする、と言ってのける。


こうした情勢に、一番効き目のある選挙による審判も、こんなにひどいことが起こっているのに1995年の24年ぶりの低投票率。議席を減らしても、買ったと嘯く余裕を与えてしまった。


チンピラ政党維新議員の暴言の酷さでも、お行儀では腹は膨れないというご当地気質?ゆえか大阪では大勝ちで地盤は安泰。


そんな大阪維新松井知事がお上品に見えるほどの行動に出ているのがN国代表立花氏。チンピラならぬ政治の半グレ集団と化している。


国民の熱狂や、当事者の国会への参加で注目を集めたれいわ新選組ではなく、暴言スキャンダル除名議員に参加を呼びかけることで話題作りをしているこの政党を取り上げてしまうメディア、もう世も末だ。


国会で非難決議を受け、維新を除名の丸山穂高議員(未だに議員、、、)が入党を表明
したそうだ。落ちるならとことん、ということか。


その上、今度は、渡辺喜美氏に接近し、みんなの党再興に取り込まれるようだ。

【報ステ】N国党・立花代表『みんなの党』結成へ(19/07/30)
ワンイシューで当選し、即座に、ワンイシューでは限界があると発言。憲法改正に賛成してスクランブル化を実現するという考えは、投票した有権者が事前に認識すべき重要な情報である、という認識は全くない。要はなんでもあり、ルールは捻じ曲げ、理念もなく、節操もなく、悪名でも無名よりましとばかりに話題を作り、ネット民の悪趣味に呼びかける配信をしする。類は友を呼ぶ日本の政治家の最低の部分を象徴する。


安倍政権下で壊れた議会制民主主義、官僚機構、良識、政治家の矜持、何より自民党そのもの、また維新に壊された国会の品位、それが、より低レベルに劣化してゆく恐ろしい予感が、このN国に集まる半グレ政治家たちとそれを取り上げるメディアに感じる。


そこまで、日本国民はバカではない、そう思いたいが、安倍政治を、安倍嘘を毎度毎度信じ、国の根本を揺るがす不正・大問題の数々がありながら、選挙で勝たせ続け、また投票をしようともしない様を見ると、今以上に社会は悪くなる、悪貨は良貨を駆逐する、そんな嫌な予感に苛まれる。


だが、今回のれいわ新選組に対する熱狂が、一筋の希望を繋いでいる。嘘のない真摯な情熱が届き心を多くの人がまだ持っている、そう思わせてくれる。


端的に、N国を取り上げるなら、山本太郎をTVに出せ!!!と言いたいよ。陰謀論は好きではないが、誰かが計画してN国注目報道にシフトさせてるんじゃないの?と勘ぐってしまう。それに何より、立花代表のひどい言葉と節操のない態度を見るより、山本代表の話を聞いている方が、人間の善的な部分を信じられるし、日本の社会がこのままダメにならない、と希望が持てるからだ。
自分の生まれ育った、家族や友人のいる日本がこれ以上劣化してほしくない、それが切なる望みだ。



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