密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプ日米条約は不公平ーその言葉そっくりそのままお返しする

やはりブラフ、揺さぶりだった、日米安全保障条約の破棄。それにしても、さすがトンデモ・トランプ、歴史的な経緯など全く考慮しない。
単純にいうと、戦勝国連は日本は危ない国なので軍隊を持たせられない、日本国民は軍部暴走で被った凄惨な状況を繰り返してはいけない、そういう思いで、憲法に基づいて交戦権を破棄、最低限の自衛のみを許されるとしてきた。安倍政権でその自衛という枠組みが崩され、戦争できる国づくりが着々と進んでいる。まあそんなことはトランプにとって知ったこちゃない、だろう。

トランプ米大統領は29日、大阪で開催された20カ国・地域(G20)首脳会議閉幕後の記者会見で、日米安全保障条約の破棄について「全く考えていない」としながらも、「不公平な条約だ」と述べ、現状を「変えなければならないと話してきた」ことを明らかにした。


  安保条約破棄を考えているかとの質問に答えた。トランプ大統領は日本が攻撃されれば米国が日本を守ることになっているのに対し、米国が攻撃されても日本には米国を守る義務がないのは「不公平」だとあらためて指摘した。その上で、「われわれが彼らを守るなら彼らもわれわれを守る必要がある」と語った。


トランプ大統領は26日、FOXビジネス・ネットワークのインタビューでも同様の見解を表明。これに先立ちブルームバーグは25日、大統領が最近、日米安保条約を破棄する可能性についての考えを側近に漏らしたと報じていた。


アメリカが日本を守って自国兵士に血を流させたことがあるのだろうか?もちろん、戦闘においてということだ。トモダチ作戦で多くの米兵が被爆し、重篤な状況に陥りなくなっている。しかし、災害の救援においては、日本も自衛隊も海外に出かけた救助、支援をすることは、誰も反対していない。


トランプいうことはただ印象だけの発言だ。沖縄の基地の土地をまるでアメリカの所有財産のようにいうのも、その表れだ。そんなに価値のある土地多度いうなら、それを長期間低額で沖縄の地権者から借りていたのならその不足額を払うのはアメリカの方だ。


地位協定が、世界的なバランスを鑑みても、不公平で、日本政府は国民の税金をつぎ込んでアメリカに媚び続けてきた。今の腑抜け首相でなく、気骨と交渉力のある首相なら、「ではトランプ大統領、我々は日米安保条約の破棄も念頭に、その”不公平”の是正に取り組むべき時ですね」と交渉の扉を開けるタイミングとなっただろう。昨今のトランプ米国のBully(いじめ)な態度に腹を据えかねている同盟国と共闘もできる状況だ。


まあ、媚びるだけの腑抜けには土台無理な話だ。せいぜい、ごちそうをふるまって、日本て素晴らしいでしょ!!ということを見せるだけしが芸がない悲しい存在だ。
それが日本の総理大臣なのだということを我々はもう一度よく考えてみる必要がある。



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