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出る杭は打たれる、山本太郎氏への献金フェイクニュース

たった一人で永田町村への反逆の旗を掲げた山本太郎参議院議員。
精力的に全国を回り、具体的でシャープな政策をわかりやすく訴え、市民参加型の運動に広げようとしている。そして5月末までの寄付目標額1億円を超え、現在1億200万円だと言う。


そうなると案の定、色々妨害フェイクニュースの類が出てくる。今回の出元は政治団体『日本母親連盟』関係者からの、献金フェイクニュース。


以前、山本太郎氏は、『日本母親連盟』に講演に呼ばれ、日本母親連盟乗り連の矛盾を論理的に展開し、選挙協力の申し出を壇上で、至極丁寧にお断りした、という過去がある。
日本母親連盟はどちらかというと、昭恵様をお呼びした方がしっくりくる”思想・理念”をお信じになられている方々のようだ。こちらがその講演の動画

山本太郎「日本母親連盟研究」


そして、今回のフェイクニュース発信元の関係者氏;「日本母親連盟」の「三重県支部」を名乗る、後藤新太郎氏は、はよほど腹に据えかねたと見えて、当時、Twitterで「#講演会テロ」などのハッシュタグをつけて山本氏を非難していたという。


今回は、怪しい?宗教団体から太郎氏に2000万円の献金があったツイートしたらしい。

「ワールドメイトは、山本太郎に20,000,000円の寄付してるね」  Twitterで、こんな投稿をしている人物がいる。山本太郎氏が宗教団体「ワールドメイト」(教祖=深見東州氏)からの献金を受けているというのだ。


投稿の主は、政治団体「日本母親連盟」(代表=阪田浩子氏)の「三重県支部」を名乗る、後藤新太郎氏。以下がその全文だ。
事実だけお伝えしますね。
安倍晋三首相とワールドメイト代表、深見東州(本名:半田晴久)
ワールドメイトは、山本太郎に20,000,000円の寄付してるね。
総務省HPより pic.twitter.com/xsQ0tBtMEN
— 後藤 新太郎 (@grilabo) 2019年5月18日
 
ワールドメイトと言えば、かつて高額な玉串料の返還を求める訴訟を元信者から起こされたり、批判的な記事を掲載したメディアやジャーナリストに対して訴訟を起こしたりしたことで知られている宗教団体である。
中略
 山本氏は「団体からの支援は受けない」と公言しており、日本母親連盟主催の講演会においても同様だった。それが、社会的に問題を指摘されている宗教団体から寄附を受けていたとなれば、政治家としての信頼性を大きく損ないかねない。


山本氏への寄付はなし。事務所も否定
 しかし、後藤氏の投稿はデマである。後藤氏が「総務省HPより」として掲載した画像は、ワールドメイトから2000万円の寄附があったことを示す政治資金収支報告書だ。しかしこれは「生活の党と山本太郎となかまたち」という政党への寄附であって、山本氏への寄附ではない。  山本氏の事務所に確認したところ、以下のようなコメントだった。 「山本は企業・団体からの支援は受けておりません。個人からいただいている寄附については、個人情報にあたりますのでこちらからお答えできません。政治資金規正法に基づいて収支報告書を提出していますので、どなたでもそこでご確認いただけるかと思います」


さて、話はここからより生臭くなる。この、いまでも「ワールドメイト被害救済ネット」という被害者団体が活動している、宗教団体の周辺には、安倍晋三、高村正彦 小沢一郎、下村博文、平沢勝栄、原口一博、前原誠司、鈴木宗男、海江田万里 亀井静香等の与野党を問わず、保守系の議員たちが群がっている。


献金も、同党で活動してきた小沢一郎氏に対するものであって、こちらを使って山本潰しを企てた? (ワールドメイトと保守政治家たちとの関係は記事後半に載っていますのでアクセスして呼んでください。)


要は出る杭は打たれる。逆恨み?こんな底の浅いフェイクニュースでも、ネットで流布されれば、小さな金額でも応援しようという人たちに水を差しかねない。ので、当ブログでも、微力ながら取り上げてみた。


さて、山本氏が、より寄付や支援の輪を大きく拡大していくには、彼が彼以外に擁立したい人間のプランをある程度公表するべきだろう。そして個人的に懸念されるのが、山本氏の隣に並ぶのが、三宅洋平氏である可能性だ。


ごくごく個人的な感じ方だが、三宅氏はどうも好きになれない。日本で言うところの”ロック”のステレオタイプを背負って、乱暴で攻撃的言葉を繰り出し、実は敵味方を分断している安倍晋三と別方向で大差ないのではないかとさえ感じる。


だから三宅氏が、勇んでご一緒した昭恵夫人お取り次ぎのお電話で、安倍氏に対し、”お互い国士”みたいな発言をしてしまうのも頷ける気がした。山本氏も、怒りの言葉、時に乱暴な言葉を使って訴えるが、それは効果を考えた訴えるための演出であり、通常は、どんな人にも、腹を立てず、きちんと筋の通る言い方で、対話を求める姿勢を貫いている。だからこそ、壇上で、財務省に向かって、怒鳴り声をあげても、市民の声の代弁として受け止めることができる。


この財務省前の集会に飛び入り参加した三宅氏の感情的で乱暴でかつボキャブラリーに乏しいスピーチを聞いていて、嫌な予感が広がった。毒舌にも技術がいる。これはその人に備わったセンスだ。村本大輔氏の言葉にはそれがある。しっかりと冷えた怒りに研ぎ澄まされた言葉と構成を与え、人々に聞かせる素晴らしいコメディアンだ。


三宅氏の音楽は聴いたことはないが、音楽という言語での表現に向いている人なのかもしれないが、彼の言葉は心がささくれる。反体制、怒り、で訴えた演説や詩・文学には強さだけでなく、心が揺さぶられ、引き込まれる、人間の本質やその優しさや悲しさ、そして他人の幸福を願う想いが根底にあると思う。


山本氏が共に戦うパトナートして誰を選ぶのか?それによって、一過性のコンサート的熱狂ではなく、人々を巻き込む社会てきムーブメントを作れるかがかかってくる。


「タロー愛してるぜー!!」なんて叫ぶ人間と肩を組んでれいわ新選組だっていうのなら「タロー寄付返せー!!」という気にもなる(だからと言って愛を拒絶する必要はない味方は多いほどいい、ただパートナーとして公認候補者として表に立てるかどうかが問題なのだ)。とにかく、心から、良い同士を選んでくれることを願う。


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