密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

対話を求める大切さ、銃規制へ最後の挑戦

オバマ大統領の任期最後の挑戦中規制、対話集会に出席、銃規制強化に支持訴え
2016.01.08 Fri posted at 13:46 JST http://www.cnn.co.jp/usa/35075980.html


私はオバマ大統領が就任してから、アメリカの第二次南北戦争、取り繕った有色人種差別意識の発露を何度となく見る思いがしていた。とにかく,一つとしてオバマ(ブラック大統領)に成果を上げさせない、という共和党の議会結束により、予算はいつもデフォルト危機、オバマケアには,事実無根のネガティブキャンペーン、極めつけは、ニュウタウンの21人の子供たちと彼らを守ろうとした若い教師が犠牲になり、アメリカ中が銃社会見直しに向かう中、オバマ大統領の提出した9つの銃規制法案、すべてが、否定された。


その時の蒼白のオバマ氏の顔、銃規制に政治人生を費やして来たバイデン副大統領のテレビ前もはばからない悔し泣き、絶望と怒りで叫ぶ被害者家族を尻目のに、またオバマをやっつけたと得意になる共和党議会、彼らに良心はないのか!?とテレビの前で、拳を握った。自分たちのプライド、白人のプライド、金持ちの優位性。


それでも、私がアメリカの人たちの民主主義に希望を持てるのは、傲慢な無法も行われるけれど,正義も実現するからなのだ。皆、けして諦めないし,人々は対話を求め続ける。対話を拒否し、自説のみをまくしたてる、最初はそうした勢力が有利に見えるだろう、しかし、人と人とが理解を求める対話を中心にすえる、その方法は、必ず成果をむすぶ。自分が正と思う事を勇気をもって表現する人たちが現れ、行動する人たちが現れて、廻りの人たちと対話を求める。それに心を動かされ、賛意を表する沢山の人たちがきっといるからだ。民主主義、個人の尊厳、それを守る為に発言する人々、日本でも今それが起こっている。そう信じる。



銃の問題で言えば、銃で武装する権利を主張するが、そんな権利より、きちんと銃の所在を統制し、政府による銃の取り上げに怯えるより,自分の孫や子供の手の届く所に銃を放置し深刻な事故がおる可能性、そうした、自分たちの管理の安易さによる重大な結果を考えるべきだと思って来た。それでも,ライフル協会や武器産業は強力で、逆らえる政治家はいない。


このまま諦めてしまうのか、、、と思っていたが、オバマ氏は最後の戦い、大統領権限での一石を投じる。もう一度アメリカの良心はみられるか?期待を持って、オバマ大統領の銃規制を支持するとともに、アメリカの人々の良心を信じる。


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