久しぶりに金正恩は存在の主張たるミサイル発射を行なった。
せっかくの北ミサイルなのに今回はスルー。なぜならせっかくの改元お祭りムードに水を差すから。今回も、特段の危機はなかったというが、それは以前も同じだろう。

自分たちに都合のいい時は危機感を煽り、Jアラートを鳴らし交通を混乱させ、国民には傍目から見ると、哀れを誘う、うずくまり防御パフォーマンスをさせる。

国防というなら、大騒ぎして国民をパニックに導ことなく、淡々と、調査分析を行うことが基本だろう。CNNに4日のミサイル発射に関する分析調査のニュースが出た

ワシントン（ＣＮＮ） ＣＮＮは６日までに、北朝鮮が４日に実施したロケット発射実験の様子を捉えた衛星画像を入手した。画像には煙の跡が写っており、分析に当たった研究機関によると、短距離弾道ミサイルが発射された可能性が高い。

ミドルベリー国際大学院東アジア不拡散プログラムの責任者、ジェフリー・ルイス氏は「発射の場所、太い煙状の排気、煙の跡が１つしかないことを踏まえると、北朝鮮が宣伝資料で示した短距離弾道ミサイルだとみられる」と述べた。

今回の画像２枚はミドルベリー国際大学院がＣＮＮに提供した。
米当局者はＣＮＮに対し、初期分析の結果として、発射されたのは「多連装ロケットシステム（ＭＬＲＳ）と短距離弾道ミサイルとみられる物体の両方だ」としている。

北朝鮮によるミサイル実験は２０１７年以来で、金正恩（キムジョンウン）朝鮮労働党委員長が対米交渉の現状にいら立っていることを明確に示す。ベトナムで２月に行われた首脳会談が物別れに終わって以来、米朝協議は行き詰まっている。

ルイス氏によると、北朝鮮は４日午前９時６分ごろ、短距離の飛翔（ひしょう）体を数発発射。さらに午前１０時前後にもう１発を発射した。ミドルベリー国際大学院と提携するプラネット・ラボ社が後者の発射の様子と煙の跡を撮影した。

ルイス氏はこの画像について「１００万回に１回の確率」だと述べ、撮影されたのは発射から「数秒以内、あるいは数分以内かもしれない」としている。ポンペオ国務長官は米ＡＢＣテレビの番組で、飛翔体が「比較的短距離」だったことを確認。「北朝鮮の東部沖に落下し、日米韓に脅威を及ぼすことはなかった」との見方を示した。

気分次第で大騒ぎしたりスルーしたり。それで、武器だけ買い揃え、原発は再稼働。
もうやってることはめちゃくちゃだ。つまり安倍政権は北朝鮮を本気で危険視していないということだ。アメリカさまのおかげで、北朝鮮は本気で攻撃してこない、そう思っている。安倍首相でなくとも、誰でも冷静に考えれば、金正恩がはめるの特攻を仕掛けないことはわかるのだが、それをうまく操作して、狂人金正恩の恐ろしさを吹聴したりして、世論誘導する。世界中に北朝鮮孤立化を説得して回ったかと思えば、無条件で訪朝をちらつかせ、国内の歓心を買う。

金正恩は正確に安倍晋三の自分を使った世論誘導を掌握しているだろうし（避難訓練に対して、辛辣で的を得たコメントを出していた。）今回の訪朝も選挙対策だということも心得ているはずだ。そんな安倍弱みに付け込み、援助を引き出した上、赤っ恥をかかせるくらいのことは、喜んでするだろう（プーチンに習って）

まあ、令和祭りが収まり、次のつなぎで訪朝、どんな結果であれ、大成功と超訳外交（いや捏造外交か）そして参議院選（W戦）で大勝ち、憲法改正にまっしぐら、などという浮かれたシナリオに、のせられるとしたら、日本国民は、記憶力と判断力の大きな問題があるとしか言えない。野党がだらしない、というのは、自らの無思考の言い訳としか思えない。対立政党が象でもロバでもキリンでも、安倍よりましだ。今、シロアリが政権を握っているのだから。

日本の優秀な官僚たちが、安倍政権の粛清から解放されれば、今までの反発から、良識ある官僚諸氏により、自浄作用も出てきて、当座総理大臣がキリンでも日本は機能するだろう。キリンの方が欲がないし、余計なことは言わないし、利権誘導もしないし、立法府の長にまでなろうとしないし。

要は、官僚機構を正常化させるためにも、安倍晋三坊ちゃま及び令和おじさん、ひょっとこおじさんたちを政権から追い出す必要がある。立憲野党連合にしろ、自民党内の反安倍派閥にしろ、永田町への怒りを爆発させた山本太郎くんにしろ、キリン以上の仕事はしてくれるはずだ。日本を任せられるのは安倍総理しかいない、なんてことをチラッとでも思っている人、洗脳されてます。

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