密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

桜を見る会招待券販売+一国の首相が吉本新喜劇出演

能天気にもほどがある。公正中立であるべき一国の首相が、特定のショウービジネス企業の舞台に出演するとは。(出演料はもらってないなどと言いそうだが、総理大臣が特定企業宣伝に加担することが問題だ。奥様の並み居る名誉職の比ではない)


これは、カジュアルで気さくなキャラアピールのつもりなんだろうが、吉本は芸能プロダクションであり、一国の首相たるもの、その宣伝にもつながる舞台に出演することは、不適切である。NHK政治討論番組とは違うのだ。そもそも自分のシンパのバラエティーに出演するのだって、国民に対して公正で中立であるべき総理大臣のやることではない。
出たいなら辞めてからでろ。総理大臣の職責とはそういうものでしょう。


よく使う、安倍晋三個人として、という使い分けも、個人的なごく内輪のホームパーティーならいざ知らず公共に電波を発信しているバラエティーショーだ。(公正で常識があり自分の立場をきちんと認識している総理大臣は、任期中はこうした場も極力て向かないようにするだろう。大統領当時のオバマ氏は、CNNなどのインタビューなどでも、ホワイトハウスの大統領執務室か、それに類する場所で行っていた。(ビル・マーも熱いラブコールを、退任が間近になった頃からオバマ氏に送っていたが(ビリマーショーへの出演の署名活動をしホワイトハウスに送付したりw)そして、任期終わる数日前彼のショーへの出演ではなく、執務室でのビルのインタビューに応じる、その録画を公開、形をとった。)大統領のインタビューは行われることがある、それは大統領として国民の知る権利に必要であろうと思うインタビューの主旨である場合、政治的な主題、環境問題、人権問題等で、自身のスタンスを話す。ドタバタコメディーのサプライズ登場など、ありえないし、国民も許さない。(安倍マリオ、本当にマリオっぽことが好きだよねぇ、、反知性主義的露出狂)


こういう点、日本の国民世論とメディアは、安倍晋三坊ちゃんを甘やかし増長させ、スター気取りのお軽さに拍車をかけさせた。そうしてそれが、本質よりイメージを大事にする国民の人気取りに有効だと味をしめエスカレートしている。


安倍晋三のお軽いスター気取りの春の大興行が、新宿御苑”桜を見る会”だ。
功労者を読んで労う主旨というが、目立つのはジァリタレ・アイドル・牙を抜かれたコメディアン・芸能界ゴロ・そして安倍友軍団である。


そして1万7千人あまりのその他大勢の招待客の内訳は、税金で賄われる会であるにもかかわらず、公表されず、招待理由も明らかにされていない。それもそのはず、招待券は自民党議員にただで分けられ、売り買いされ、また自分の選挙運動まがいのパーティー券セットの資金集め流用されていた。


中心でアイドルに囲まれポーズをとる安倍夫妻は、そのことを知っていたのか、知らなかったのか。しかし国の最高責任者、党の総裁として監督責任が全く果たされたいないことは大問題である。『もう一強だ、安倍様だ、そんな小さなことどうでもいいよ』そんん声が聞こえてきそうだ。


この国のセンスはどこまで狂い続けるのか? 国民がこうした安倍晋三のおちゃらけを、気さくだと喜んでいるうちは、どんどんレベルの低い国に成り下がり続ける。


ところで、大阪維新の勢いがどんどん盛り上がり大阪、ナチス台頭のドイツを彷彿とさせる(第一次大戦の賠償で貧しくなった人々の不安と不満、ふたたぶ強く豊かになるための強いプロパガンダで人々を巻き込んで行ったナチス。維新がなければ大阪の発展は止まってしまう、そんな大阪の人々声が、ドイツ国民と重なる。ポピュリズムが席巻し人々の頭が沸いている時は何をしても太刀打ちできない。
無所属出馬の宮本議員健闘及ばずであったが、野党が協力を即し、その様子に全国の人々の注目を集めた功績は大きい。


安倍晋三のポピュリズムはもう廃れている。あの軽さと嘘臭さ、舌ったらずなしゃべり方に生理的嫌悪を抱く人も少なくない。もう安倍晋三を神と祀る神軍・一億総**で日本が世界の中心で咲き誇る国になるなどと思っている人は、よっぽどアベな人々でない限り、そうはいまい。


この上、又しても消費税延期で、国民の信を問う解散総選挙に、馬鹿正直に、消費税延期賛成だから安倍自民に一票などという人が、いないことを信じたい。


安倍晋三の目指してきた日本は、良識ある国々に、異臭と独善の援助金という花粉と恥を撒き散らし、国民の血を養分に吸い上げ続ける世界の中心で狂い咲く醜悪な花だ。



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