密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

野党議員質問を理解できない安倍総理の人的資質

5日の参議院予算委員会での小池晃議員の質問冒頭で、安倍晋三という人の他人の話が、本当に理解できない資質が顕著の現れた。

小池晃(日本共産党)予算委員会 質疑 2019年3月5日




質疑の趣旨は、経年厚労相と密接か県警を気づいてきた樋口美雄氏(専門は労働経済学、計量経済学)を(過去5年以上の厚労相の研究会・審議会・委員会等の参加経歴・役職の提出を求める、ほとんどトップの役職についている。)第三者委員会の委員長に据えたことが、公平であると国民からの理解が得られるか?というものだった。


この経歴からも明白なように、樋口氏は厚労相とつながりの深い学者であり、氏の高潔性によらず、厚労相との関係は第三者とは言えない利害関係者である。


これに対して安倍総理は、高い能力を評価し選出した。手心を加えてほしいという意図で選出したわけではないと答弁。


しかし、国民から公平であると理解を得られるかということに答えていないため、追求されると、「私は答えております。小池議員は気にくわないかもしれませんが」と発言、


この気にくわない発言の撤回を要求されるも「私の印象ですから」と相変わらず非を認めない俺様答弁に固執した。


このやり取りは、2つの安倍総理の不適格な資質を表している。まず、問題の意図を理解できないという理解力の欠如。高い能力ゆえに選出した、というが、統計への高い能力は、樋口氏が国内でただ一人の人材なのか?高い能力を有する幾人かの候補の中から、なぜこの人を選んだのか?が焦点であり、また樋口氏の経歴は、数え切れないほどの厚労相深い関係の認められるので、第三者であれば、厚労相からの仕事を受けていない人物が適切であるのは明白だろう。 政府は、能力の高い統計学者の中から、なぜ、樋口氏を選んだのか、野党(国民)が納得する理由を示さなければならない。


「能力が高い」は理由にならないことを、安倍総理をはじめ根元大臣も全く理解できない。これははぐらかしやおとぼけの次元ではなく、本当に理解する能力がない(安倍総理)麻痺している(根元大臣)のである。特に安倍総理は、数々のその場しのぎの強気答弁を行い、それが官僚の隠蔽改ざんを生んでいるが、それも普通の人間なら、自分の発言がその場しのぎのすぐバレる嘘であり、その結果が大きな問題になることも分るはずだ。安倍総理は自分の置かれた現場の正しい認識及び、総理大臣という公職の責任を理解できていない、あるいは誤った理解をしている(立法府の長、森羅万象を担当 私が国家など)と言える。


もう一点は、これは、もう、多くの人が生理的嫌悪感を通り越して、暴力的な感情の発露を禁じ得ない安倍総理の国会での態度にも由来する。
一国の総理大臣たるもの、しかも国会答弁で、「自分の印象」で答弁していいはずがないだろう。一語一句に気を使い、野党議員に対しても、自分たち自民党に票を投じなかった国民の代表として敬意を払い、その意見を尊重しより多くの国民が満足する行政を行うことが務めである。


かつての国会答弁は、総理大臣の言葉遣いも立派なものだったし、与党は謙虚な姿勢を保っていた。答弁でへらへら笑って答弁する総理も、声を裏返して意味不明の逆ギレをする総理もいなかった。もしそんなことをしたら、こんな奴に総理は任せておけないと、与党内からも危惧の声が上がり、メディアは厳しく批判し、国民は不支持を表明しただろう。
しかし50%の国民がそんなことは気にもしていない、不思議の国Japan


安倍が総理になってから、国会の品位は(討論の論理性も)めちゃくちゃになった。中学校の生徒会・学級会でも、もう少し、(議論の練習もある)論理的整合生が重視されていた(また教師が指導していた)


委員長も、「言い直したんだからいいじゃない」、と安倍総理を甘やかす行為でことを収めようとする。まあ、委員長もこんな小学生レベルのことを差配するとは思わなかっただろうから、うんざりするのもわかるが、ここまで劣化が進んでしまったのだ、ビシッをと叱らないといけない。なんならバケツをもたせて、議長席の脇に立たせてもいい。そういう罰がふさわしいような安倍総理の体たらくだ。総理としてどころか、大人の社会人として、質の悪すぎる態度だ。そんな自分だから、小池議員の質疑も、”気に食わない”などという自分の次元に引き下げた捉え方しかできないのだろう。


悪貨は良貨を駆逐する。国会の劣化を牽引している、安倍答弁、もううんざりだ。幼稚園に帰れ、そこで思う存分、教育勅語を暗唱してはいかがか。



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