密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

Trump's Petの問題は推薦状よりF35戦闘機爆買い

日本が、トンデモトランプをノーベル平和賞に推薦した、とトランプに暴露?され、日本国内でその見識が問題視されている。アメリカではそれを取り上げるメディアは見かけない(ワシンポストがムン氏の間違えでは?と書いていたそうだが)幸いそう注目を集めていない。どうせ、取れるわけがないのだ。完全な非核化ののち、文在寅大統領が受賞するなら世界も納得するだろう(トランプの性格を見切った文大統領は、トランプ氏こそ受賞すべきだ、と述べた。事を荒立てず前に進めるため名より実を取る賢明さの現れだ。どこかの国の首相のように、支離滅裂に米露双方にご機嫌を取りまくるのとは雲泥の差だ)


だから、Trump's Petたるシンゾーの実害は、問題の多いアメリカ製戦闘機F35を大量に買わされたことの弊害の方がよほど大きい。統計問題追及がメインの国会で、共産党宮本徹議員の追及は、外交の安倍の言いなり外交と、安倍総理が自衛隊員の子供がいじめられることを気にするが、自衛艦の命の安全はさほど気にしていない事実も露呈させた。



2019年2月15日 衆 予算委員会 米国検査院の年次報告で1000件近い欠陥が指摘されているF35を安倍政権が爆買いする問題 共産 宮本徹
日本政府は、F35は、現在所有の45機+105機を購入する。 
このF35は、開発の遅れ、開発費の急増、問題が続出、毎月20件の問題が見つかるという問題機種。62キロ以下のパイロットが脱出すれば頸部損傷の恐れがあるという報告や、パイロット酸欠を起こすこと6件、方向感覚を失わせる可能性などが米国の調査で指摘されている。


しかし、この宮本議員の指摘に岩屋防衛大臣は、原因究明がされていないのに、現在問題が起きていないとして使用を続ける。と答弁。高速の戦闘機、ほんの少しの不具合で命の危険がある。問題が起きないように検査し、問題を指摘しているのに、問題が実際起きるまで使用を続ける、まさに日本の原発政策と同じ(原発大惨事が起きても再稼働を推進、他国にまで輸出しようという、クレージージャパン)


また内臓の機関砲の精度が、要件を満たしていない、打っても当たらない、という報告書が米側から出ているにもかかわらず、新たに105機追加取得を決めたのか?という質疑に、日本の契約仕様は満たしていると、驚きの答弁を行なった。脅かすだけなので当たらなくてもいい?という程度なのか? 


F35Aは966件の問題が報告されている。このリスト保有しているのか?という質疑に、リストは保有していない、日本では問題が発生していない、軽微トラブルは随時対応中と答弁。


F35B(短距離離陸垂直着陸)についてもタイヤに耐久力がないことが指摘されている。10回程度しか持たない。
岩屋防衛大臣;機種選定はこれから。新しいタイヤ25回に耐えられるもの2018までに試験を行うことロッキードマーチン社に指示と答弁


日本としての、区耐久性の改善確認はできていないということだ。日本30回で交換〜25回に耐えられるようの開発中なのだ、用件は全く満たしていない。また、岩屋大臣はは、タイヤはいくらか、維持費はいくらか、を堂々と、承知しておりません。と呆れた答弁。


これだけの欠陥を持つ戦闘機を、105機も爆買いする?なぜか?
岩屋大臣は、米国も2400機導入予定であると、F35の性能保証のように述べたが 米報告書は改善傾向が見られないとし、米国防省は購入を減らす400機、その後、維持費を1.1兆ドル(110兆6千円)と試算し、調達量の大幅削減の検討に入った。


宮本議員の追及は確信に入る。この米国防省が購入削減検討に入った丁度その時期にトランプは、日米首脳会談でF35の購入を迫ってきた。ロッキードの生産と雇用を守るために、不完全機を日本に押し付けた、のではないか?との追及に、


岩屋大臣は、日本の要求性能を示して購入したい、トランプから購入要請を受けていない、と否定。しかし、トランプは前後記者会見でF35の購入に言及している。この周知の事実に対して、厚顔無恥な答弁を行なった。


また、ラスベガスサンズなどが参加いたことでカジノ誘致推進協定を疑問視された全米商工会議所昼食会にはロッキード社も参加している。完全に、型にはめられたシンゾーは、アメリカ屈指の遣り手の金の亡者たちに、国民の血税を毟り取られる。


起承転結、無駄な質問がない、共産党ならではの、優れた質疑だった。


ところで、最後に質問に立った、麻生氏『あなたのおかげで、他の人の時間が減らされる』発言。野党の質問時間を減らし、与党のヨイショ質問に時間を浪費させているのは、
安倍政権と与党自民党だろうが。まさに、盗人猛猛しい、である。野党もっと怒れ。


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