密接な関係にある他国から

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菅氏が安倍化?キレ気味答弁 記者質問と事実誤認報道はぜんぜん違う。

衆議院予算委員会、奥野議員の質疑場で、出現した、多弁で感情的な菅官房長官。
もちろん質疑は、特定記者に対する“恫喝”文書問題についてである。


木で鼻をくくった対応と鉄面皮がトレードマークの菅氏が、安倍総理なもの感情的答弁、かつ安倍総理並みの執念深い恨み節を披露した。


そもそも、言ってることがおかしい。菅氏は、官房長官会見とは、政権の伝えたいことを拝聴する場であり、政権の伝えたいことにのみ質問が許される場である、という認識を示した。また、過去の、ものすごく頭にきたらしい、ドタキャンしたのしないのを持ち出し、腹に据えかねたというように捲し立てる様は、別人を描いた漫画を自分だと指摘した、などと昔話をいきなり蒸し返す安倍総理と重なる。やはり類は友を呼ぶものだ。
しかも、記者質問と事実誤認報道を一緒くたに考えておられるようだ。


会見の場でも記者質問は、あくまで質問であり、その質問内容が間違えなら、間違えだと言えばいい。またそうした誤解が国民の中にあるのを代弁した質問は、ありがたいと思いこそすれ、怒るようなことではない。しかもこうした記者質問を、事実誤認報道といってしまうなど、3悪人の中では頭がいい方だろう菅氏とはとても思えない。


事実誤認報道とは、事実検証されないことを、あたかも事実のように報道してしまうことであり、『**と言われたいますが事実ですか?』という記者質問は、それには全く当たらない。しかも、「事前通告もなしに」と怒っているが、メディアの質問に事前通告が来て、答えを用意できたり、またシナリオまであるなんて、先進国において日本だけの特殊な事態だ(プーチン氏がかつて安倍氏との共同記者会見で、記者から同じ質問を受けるのに彼だけ答えの紙を読んでいる、と嫌味を言ったことがある)


もし、データーや事実確認が必要なら、事実を確認し後で通知しますと言えばいいだけで、そんなに怒り狂うことだろうか? つまり、自分に逆らわれている、男であれば、自分を恐れ、みんなひれ伏すのに、この”生意気”な”女”め!!ということで、ストレスが溜まりに溜まったのだろう。日本オヤジ的ストレス全開。


無敵の鉄面皮にこれだけ、みっともない醜態を晒させた望月記者は、賞賛されていい。


ハーバービジネスのこの記事に、望月記者質問が本当に事実誤認か、簡潔さを欠いているのかをしっかり検証していて面白い。ぜひお読みください。


それにしても、菅氏もなんだか狂いが生じてきたかなぁ?安倍政権の要石がグラつくのは、まさに終わりの始まり。



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