アメリカの寿司 ベトナムのサンドイッチ
今回は、政治に全く関係のない、食べ物の話です。
St Petersburgは、NY/Beaconと比べて、外食の選択肢がとても多く質が高い。
アメリカに来てから、すっかりげんなりした、どこにでもある寿司という形の食べ物。はるばるマンハッタンへゆき、一人200ドル以上出せば、それは素晴らしい寿司にありつけるだろうが、それ以外は、新手のアメリカンフード、たべるカクテル・MAKI/Roll 別な楽しみ方の食べ物になっている。米の粘土細工と意地悪な気持ちで呼んでしまう。というより、米がまずいのである。そんなわけで、最近はそんなにお寿司も好きじゃなくなて来ていた。ところが、、とても質の高い本物以上のお寿司のレストランがST.Pにできた。
ダウンタウンに何百件と広がるありとあらゆる国のレストランとバー、そのエリアに、カウンターのみOMAKASE(お任せ)2コース$80と$150。そこいらじゅうにあるSushi Barに比べると、かなり値段高い、が、そこのWeb写真で、握りの米が光っている、のを見て、これは、もしかして!!!とDさんを説き伏せて出かけた。
ネタはそれぞれ適切な温度と下ごしらえをされている。基本の醤油はほのかに桜の香り、それぞれに合わせ、薬味がのっている。魚は地元以外に、ハワイからのルートを確保しているようだ。米は小さな釜で炊いていると言っていた。兄弟で香港から来て、フロリダのボカ・ラタンという大変リッチな街の特別な学校で寿司を学んだというから驚き。イデさんという人が師匠らしい。ボードに手書きで、NO CA Roll NO Spicy Tuna Roll Try our OMAKASE と書いてある。カリフォルニアロールとスパイシーツナロールはアメリカ寿司の定番中の定番、やらないのには覚悟がいる。
日本でこういう寿司を食べたことがあるわけではないが、彼らの出す寿司はまさに日本の寿司で、絶妙な味覚で脳がうっとりする経験、日本を出て以来、しばらくしていなかったなぁ。香港の人がこんなに美しいお寿司を、定番排除という勇気を持って、St Petersburgに伝えてくれている。大都市部からのお金持ちの避寒地でかつリベラルなSt Petersburg(トランプな人々は決して寿司などお食べない)ならではの挑戦だ。サムライ魂だ(W)。
Dさんの妹さん夫婦が寿司好きで、よく誘われるが、すでに苦痛になって来ていただけに、このレストランの出現は、今後のフロリダライフを救ってくれるものだ。やっと寿司が食べたい!!という気持ちになった。
もう一つ、仕事に夢中になりすぎたり、買い物に出かけたりするときは、軽く外でランチをする。選択肢は、ヘルシーフードのベーカリーレストランのパニーラ チェーン(サンドイッチと各種スープ、サラダ、フレッシュスムージー(シェイクみたいなもの)にコーヒー紅茶と自家製のパン類)、メキシコの丼屋チポテロチェーン(玄米・白米/煮豆類/メイン・各種のグリルされたお肉や豆腐/サルサやレタスやトマト、チーズ・サワークリーム・グァカモーレなどを選んで、トルティーヤかタコスか丼(ボール)を選んで食べる)そして、南部で美味しい、フライドチキン、ルイジアナ風のポパイチェーン、地元のチャーチ・フライドチキンチェーン(とにかくフライドチキンは南部が美味しい、アフリカ系のおばあちゃんがやってるところは、美味しいこと間違えなし)
この3つを、ルーティーンしている。以前はここに5Guysハンバーガーチェーンが加わっていたが、牛肉を避けるようにドクターに言われてから(それまではNYでは週2回くらい言っていた時期もあるほど、美味しいハンバーガー屋なのだ)避けている。
今日は、少し冒険をして、選択肢を広げようと、前々から美味しいと聞いていた(ベトナム人の友人から)ベトナムサンドイッチカフェを探して行ってみた(この街はベトナムからの移民がとても多い)。これは、大当たり。皮がパリパリ中がしっとりフンワリのフランスパン(ベトナムはフランス領だったので、アジアとフランスのミックスした料理、アメリカで言えば、ケイジャン料理(アフリカ系とフランス料理のミックス)のような感じだろうか、それにしてもフランス食文化は融通無碍?)に、青パパイヤ香菜青いチリペッパー、ネギ・ニンジンを乗せた、牛or豚or鳥orエビor豆腐などがレモングラスソースなどで焼かれて挟んである。
このほかに、各種フォー(スープ麺)炒め麺 ご飯とおかず、ハーブ味のあるサラダ、としばらく通ってもいいなぁ〜という魅力的メニューがずらりの上に、フレッシュな南国フルーツを使った、タピオカ入りお茶+ミルクのスムージーもある。ドリアン・パッションフルーツ・パパイヤ・マンゴーなどなど。今日はパパイヤで、これも最高に美味しかった。
アジア系やアフリカ系の人たちの住んでいる地域は、アジア人の私には、食べ物がおししいと感じる。それにしても、最近日本のドラマを見ると、居酒屋シーンでメニューに目が釘付け、になってしまう、IZAKAYAはあるのだが、遠く至らない。こればかりは、アメリカでは無理か、、、。
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