密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

慰安婦・徴用工否定も、現在の日本の実態が証明する

ワタクシのウヨ友は、必ず言う「日本人がそんなことをするはずがない」と。
何をおっしゃる、ウヨクさん。日本国内では、若い女性の性搾取ビジネスであふれている。外国人技能実習生に対する奴隷労働。他のアジア人を見下し、ひどい扱いをする。弱い立場の人間をモノ扱いする事例であふれている日本。


過去を認めない者に、未来はひらけない。きちんと事実を認め謝罪できない日本
「いつまで謝り続けるんだ」と言う日本人の”共通感覚”も、”謝る”と言う認識の違いである。中国の友人を訪ねた時、彼のアメリカ人の奥さんから「日本人はひどい、謝らない」
「日本は女性の下着を買うような性倫理の狂って国だ」とかなりガンガンやられて、キレた(アメリカ人に言われたくないと!!!という気持ちもあった。)「日本は謝り続けている。日本は戦争に負けて以来、ずっと頭を下げている」と言い返してしまった。中国の友人は口を開かなかった。彼の口から、日本の謝罪のどこが、悪いのか?を聞きたかった、ワタクシが怒りを表明したので、奥さんがショックを受けた?(中国と日本の戦時下の問題にアメリカが首をつっこむというセンスの欠如がアメリカ人のおおらかさである)ようでその後話題は続かなかった。2012年石原知事が尖閣諸島問題を再燃させ、9月18日の柳条湖事件の記念日は例年になく抗日運動が激化した時でもあった。
友人の仲間と、彼らのアトリエで、ワインを飲みなから、尖閣・石原の話もした。


自分の怒りが正当なものだったのか?という疑問から、なぜに日本の謝罪はダメなのか?日本は彼らに何をしたのか?を調べ始めた。そして、一般日本人が認識するよりもっと、本当にひどいことを無法なやり方で、アジア周辺諸侯に行った大日本帝国の実態。金を出してやるかが、非を認めない、正式な謝罪をしない日本政府の姿勢は、被害者は到底受け入れられないものであることがわかった。


日本人を高く評価する人々は、現在の日本の醜い現状を冷静な目で見直して、そんなことをする人間たちが戦時下の絶対権力の支配下でどんなことをするか、考えてもてほしい。
日刊ゲンダイも取り上げている。

第2次大戦中、朝鮮人が日本で強制労働させられた徴用工問題。安倍首相は「解決済み」と強調するが、今の日本でも外国人を奴隷のように働かせている。「技能移転」や「国際貢献」という美名の下に、外国人をコキ使う「外国人技能実習制度」だ。


 外国人技能実習生は、安倍政権発足前の2012年は約15万人だったが、昨年末時点で約27万人。実態はほとんど人として扱われていない。労働問題に詳しい舩尾遼弁護士が言う。


「技能実習をいいことに労働法制は守られず、低賃金、長時間労働が横行しています。実習の中身は“技能”どころか過酷な単純労働。現代の奴隷制度といわれています」


 ルール違反は当たり前。2017年に全国の労働局や労働基準監督署が外国人技能実習生が働いている5966の事業場を調べたところ、7割超の4226事業場で法令違反があった。


低賃金も如実だ。日本政策金融公庫が2016年に発表した調査では、外国人の正社員の月給は6割が22万円を超えているのに、技能実習生は95%が18万円以下だ。さらに、法務省が今年発表した調査(対象は17年)には目も当てられない実態があった。


<縫製業者が実習生6人に対し、最低賃金を下回る基本給を支払い続け、残業代は時給300円に設定。不払い総額は2100万円に達した>


<建設業の従業員が「日本語を理解しない」ことを理由に実習生を叩く、殴る、蹴るなどの暴行を恒常的に行っていた>


<食品加工業で、実習生がタイムカードの打刻を忘れると1回当たり1000円の罰金を科し、総額10万円以上を給与から控除していた>


 さらに驚くのが技能実習生の失踪が激増していることだ。法務省によると、12年は2005人だったが、昨年は何と7089人もが職場から失踪している。


「外国人実習生は意を決して来日しています。ちょっとやそっとでへこたれないはずです。それでも年間7000人超が職場から失踪するというのは、それだけ肉体的にも精神的にも、過酷でキツイ労働を強いられているということです。こういう外国人技能実習生の実態を放置しておいて、臨時国会という極めて短期間に入管法を改正して、外国人労働力を拡大しようというのは極めて問題です」(舩尾遼弁護士)


温故知新であり、温新知故である。日本人は国粋主義、男性優位社会信奉の考えが極まると、高圧的で功利的で残酷な面を発露する。今の日本の劣化で推して知るべしだ。


強い日本を誇示するこは、日本の繊細さ、優しさ、慎ましさ、という美点を消し去り、周辺諸国に過去の再現を予感させる。こんなことでは国際的に浮き上がるのは当然だ。


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