国民をあんな人たち呼ばわりの政治家に聞かせたい、玉城デニー氏の言葉
誰に投票した人であれ、沖縄の未来を真剣に考えた一票だったと思います。その想いをこの一身に受け止めます。この勝利は玉城デニーの勝利ではありません。みなさんの勝利です。
新沖縄知事玉城デニー氏がツイッターに載せた言葉だ。
人々の代表であり、かつ全体の奉仕者であるべき、政治家が、まず胸に刻まなければならない言葉がこれだ。
有権者を指差し「あんな人たちに負けるわけにいかない」とキレ気味に叫び、自分に逆らうものは、スキャンダルやデマをばら撒き、冷遇し政治生命を潰そうと目論み、市民運動をも権力を用いて力ずくで押しつぶそうとする。そして、自分の味方は、盲目的に擁護、利益を与える。
政権の「おごり高ぶり」に全く変化はなかった。安倍首相は2日の党役員人事で、党憲法改正推進本部長に下村博文元文科相を、選挙対策委員長に甘利明元経済再生相をそれぞれ起用。2人とも安倍の盟友だ。
悲願の改憲実現と来夏の参院選をにらんだ“お友だち優遇人事”のようだが、2人はまず就任会見で国民に説明すべきことがある。「政治とカネ」の問題である。
下村氏は加計学園から計200万円の闇献金疑惑、甘利氏は自身も大臣室などで現金計100万円を受け取ったURへの口利き疑惑だ。閣僚辞任に追い込まれた甘利氏は「睡眠障害」を理由に国会を欠席。メディアの追及から逃げた。甘利氏は2日、党本部での記者会見で、金銭授受疑惑で2年前に閣僚を辞任した際の政治責任について、「何の刑事事案にもなっていない。検察の捜査がすべて」と言い張り、疑惑は解消されたとの認識を強調したが、じゃあビョーキは治ったのか、党の要職に耐えられるのか。これらも説明すべきだ。
説明責任を果たさず、しれっと復権できるなら、権力に近ければ何でも許されることの証明となる。カネに汚い仲間は優遇する一方で、安倍は総裁選で石破元幹事長支持に回った竹下亘総務会長を外すなど、ロコツな石破氏への当てつけ。つくづく、子どもじみている。
どれだけ、批判が顕在化しても、決して目を向け耳を傾けようとしない、いや権力ずくで
黙殺しようとする。新内閣は犯罪者すれすれの人事。しかし『安倍に在らずば人でなし』という粛清感覚を共有している自民党は孤立し始めている。
野党は頼りない、は印象操作だ。きちんと認め、耳を傾ければ、能力も、政治家としての情も、理念も兼ね備えた人たちがいる(総裁選候補の石破茂氏も含め)。心ある日本国民は、沖縄県民のように、”日本の未来を真剣に考えた一票”を投じ、『みなさんの勝利』を勝ち取らなくてはならない。
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