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信頼回復100日プランVS薩長ロマン

正直公正を取り下げた(実際保留で現在は堅持)石破氏だったが、このままヘタれるとは思っていなかった。
27日には「政治・行政の信頼回復100日プラン」をぶち上げた。
”しんらい、かいふく、100にち、プラン” 覚えやすくて語呂が良い、かつ、今国民が本当に求めていることと、その憤懣の打開策プランでもある。

 自民党の石破茂元幹事長が27日、国会内で記者会見し、総裁選(9月7日告示、20日投開票)で掲げる政策を発表した。森友・加計学園問題で失墜した行政の信頼回復に向けたメニューを提示。地方に軸足を置く「ポストアベノミクス」なども提唱し、安倍晋三首相との違いを強調した。


 10日の立候補表明会見に引き続き訴えたのが、森友・加計問題を念頭にした「政治・行政の信頼回復100日プラン」だ。


 国家公務員の幹部人事を握る内閣人事局の運営の見直しのほか、官邸主導の政策推進プロセスの透明化官邸スタッフの面会記録の保管義務化などを列挙。公文書改ざんの再発防止に向け、全省庁に公文書管理監を置くことや改ざんが不可能なシステムをつくり、各省庁に法令順守調査室を設置することなどを掲げた。


 また、「各省庁が目玉政策を発表し、競い合っているようでは国民は翻弄(ほんろう)されるばかり」と述べ、官邸で乱立する会議を再編し、「日本創生会議」を新設する考えも示した。


ログイン前の続きポストアベノミクスを主張
 

経済政策では、安倍政権下での成長戦略や地方創生の失敗を指摘する資料を配布し、異次元の金融緩和という「カンフル剤」が効いている間に地方と中小企業の成長を高める「ポストアベノミクス」を主張した。「地方創生推進機構」を立ち上げ、中小企業を支援する考えも示した。


 ただ、アベノミクスによる雇用や企業収益の改善については「素晴らしいことは素晴らしいと評価すべきだ」とたたえた。株高を進めたアベノミクスへの批判が、「石破首相で株価が下がるとのレッテル貼り」(石破派幹部)につながることを懸念したためだ。


米軍と対等な地位協定
 外交では、安倍首相とトランプ米大統領の「蜜月」を評価しつつ、「友情と国益は別と認識しなければならない」。北朝鮮の拉致問題や核・ミサイル問題解決のため、東京と平壌への連絡事務所設置を提案した。


 また、米国内に自衛隊の常設訓練場を創設し、在日米軍と対等な地位協定につなげる考えを強調。将来的な集団安全保障体制の構築を念頭に、豪州やインド、北大西洋条約機構(NATO)との連携にも意欲を示した。憲法改正には「スケジュールありきとは思っていない」と述べた。(岩尾真宏)
”米国内に自衛隊の常設訓練場を創設”これはどうかなぁ、、米軍日本撤退より難しそう。
それでアメリカのメリットは?と必ず、ギブ&テイクを求められる。より不利でややこしい状況を招くと思うよ。こんなことすればアメリカの軍事行動に必ず自衛隊は徴用されるようになる。対等というのはそういう軍事前のめりのことではなく、まず、自国の領土領空のイニシアチブを取り戻し、自国の法律を最高位に起き、権利の主張をできるようにすることが、対等であって、一緒に戦争できることで対等にならなくてもいいでしょう。こういうとこ危ない奴だなぁやっぱり。


「正直、公正」は政治姿勢
 自民党の石破茂元幹事長は27日の記者会見で、見直しに言及していた総裁選のキャッチフレーズ「正直、公正」について、自身の「政治姿勢」として変わらないと強調する一方、「自分の政治姿勢と政策のスローガンは当然峻別(しゅんべつ)されてしかるべきだ」と語った。


 この日に配布したリーフレットには「正直、公正」が記されたものの、石破氏は今後は政策論議に軸足を移すことになるとして「政策論を展開するにあたり、スローガンは当然変わる」とも説明した。


 「正直、公正」をめぐっては、森友・加計学園問題を想起させるとして、石破氏を支持する参院竹下派などから「首相への個人攻撃」との不満が噴出。石破氏は25日に見直しに言及したが、今度は石破派内から「ぶれたような印象を与える」(幹部)との懸念の声が上がっていた。
今更忖度してもしょうがないんだ、ブレないにこしそたことはない。だいたい「正直、公正」が個人攻撃と映るとは、まさに安倍は不正直不公正であるとみんな思っていると認めたようなもの。いい大人が恥ずかしくないのかね。



自民党の石破茂元幹事長が総裁選で掲げる主な政策
・内閣人事局の見直しなど「政治・行政の信頼回復100日プラン」を実施


・首相官邸の会議を再編、「日本創生会議」を設立


・地方の中小企業を支援する「地方創生推進機構」を創設


・社会保障国民会議を創設。会議はフルオープンで公開


・憲法改正は、他党との丁寧な議論を積み重ね、国民の理解を得る


軍オタ路線はさておき、政治家としては真っ当で、保守タカ派でも、ジョン・マケインとトランプ(フリだけで保守でもない。タカ派でもない。ただ狂犬トランプなだけ)では雲泥の差があるのと同様だ。


方や、NHK薩長大河ロマン風大根役者の出馬宣言は、安倍とその周辺だけの盛り上がりを、国民に大宣伝して納得させようという、うんざりするような代物だ。
ヘボ監督(安倍氏は映画監督に憧れていたらしい)が、都合のいいところだけぶつ切りでつないだドキュメンタリーそれが安倍政治の5年間(そしてもう3年も!?)。ついにはストーリーもセリフも辻褄が合わず、訳が分からないシュールでチープなC級映画の出来上がり、それを芸術だ!!と押し付ける安倍監督とそのスタッフたちは、世論は電通仕込み情報発信と大宣伝作れるとマスコミ動員。独りよがり妄想ロマン大作”美しい国日本”完成まじか(間近!マジか?!)


たとえ、軍オタでも、自分の意見と他人の意見を戦わせられる共通の論理性と言語を持つ石破氏に総裁になってほしい。そうすれば少なくとも国会は機能するようになる。
特にもう腐って”死に体”のこの国の行政と与党自民党(自民党議員以外はそう思っている)の具体的立て直しは見事にリーズナブルである。


あまり質の悪い映画ばかり長く見させられていると、見ている人間のセンスが壊れてゆく。安倍映画(政治)は国民を汚染する。


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