密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

”A country that governs with haert"ミレニア・トランプ初めて移民法に

日本では、トランプが”北朝鮮の復興費用は日本と韓国が支払う”という言葉を、全く逆らえない決定稿のように報じているが、それはトランプに対しての認識に誤りがあると思う。このトンデモ大統領は、メキシコに対して国境に築く壁の費用はメキシコが払うと公言し、メキシコ大統領からきっぱり断られている。そして最終的にアメリカ国民の税金で賄われる。当たり前だ、アメリカの大統領が他国にそんな指示を出す権限などない。


この勘違い大統領の言うことに唯々諾々と従う必要なのないのだ。日本の子よは日本決める。当たり前だ。


そんなトランプのG7でのシンゾーいじめが発覚。どう見ても、『どう思うシンゾー』『シンゾーの意見に従うよ』と全面的に頼られている間柄とは思えない発言だ。

トランプ氏「日本に移民送れば晋三は退陣」 G7で暴言


 晋三、日本に大量移民を送れば、君はすぐに退陣するぞ――。トランプ米大統領がカナダ・シャルルボワでの主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、安倍晋三首相に対し、移民問題に関して暴言を吐いていたと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が15日報じた。トランプ氏はG7で通商問題を巡って他国と亀裂を深めていたが、不満や放言は他の問題でも炸裂(さくれつ)していたようだ。


同紙がG7に参加していた欧州連合(EU)関係者に聞いたところによると、各国の首脳が移民問題を話し合っていた際、トランプ氏が安倍首相に「晋三、君の国には移民問題はないだろう。しかし、私は2500万人ものメキシコ移民を日本に送ることができるぞ。すると君はすぐに退陣だ」と語ったという。


 トランプ氏はG7で、移民に対し、より厳しい姿勢を打ち出したかったとみられる。


(朝日新聞デジタル 2018年06月16日 21時01分)


トランプのポチ・シンゾーいじり?もちろん自国の移民を他国に移動できる権利など彼にはない。自分のパワーを勘違いトランプは、「金正恩が羨ましい、彼の話を聞くとき国民は直立して拝聴する、米国民にもそうしてもらいたいくらいだ」と発言し、また非難轟々。「冗談だ、皮肉を理解できないか』などごまかしたが、これがトランプの本音であることは誰も疑わない。


そして今、新たに不法移民の非人道の措置が開始されている。親と引き離された4歳〜10歳の200人の子供たちが収容施設で泣いている。

この記事に添付されている施設内の子供たちの声の録音を聞いてほしい。スペイン語であろうと、言葉がわからなかろうと、胸が締め付けられる。とんでもないことを実施したものだ。こうした現状に、日頃政治とは距離を置き、あまり表にでたがらないファーストレディー・ミレニアが口を開いた。

CNN) メラニア・トランプ米大統領夫人が不法移民の子どもが親から引き離されるのを見るのはつらいと語り、移民法改正を早く実現させるべきだと主張していることが分かった。夫人の報道担当者が17日、CNNに明らかにした。
同担当者によると、『米国は全ての法律を守り、同時に思いやりの心を持って統治する国」でなければならないというのが、夫人の信条だという。



自身もスロベニアからの移民で、内戦の自国を離れ、26歳で渡米、生来の容姿を武器にモデルを生業として生きてきた。当初不法就労であったという”スキャンダル”を持ち、自分の家族を祖国に残し、また母親である彼女には、不法移民とその子供達のことは人ごととは思えないのだろう。『米国は全ての法律を守り、同時に思いやりの心を持って統治する国』は、彼女がアメリカに抱いた尊敬と希望を表していると思うし、全ての移民はその気持ちを持ってアメリカに渡り、誇りを持ってアメリカで働き生活したいと思っているのだ。”A country that governs with haert"と発言している。いい言葉だ。日本にも当てはまる。安倍政権には全く”Haert”がないからだ。


メラニア夫人は先月発表したファーストレディーとしての公式キャンペーンで子どもの健全育成を中心テーマに掲げたが、不法移民の子どもたちの問題に言及したのは初めて。
トランプ政権は4月以降、不法移民の取り締まり強化策として、正式な書類を持たずに入国した大人を全員刑事訴追する方針を取ってきた。親子連れはこの時点で引き離されてしまう。子どもの行方を知りたい親のためのホットラインが設けられたが、親子が再会できる仕組みは確立されていない。
国土安全保障省(DHS)が15日に発表したところによると、4月19日から5月末までに2000人近い子どもが親などから引き離されて保護施設に収容された。


この政策を非人道的と非難する声に対し、トランプ氏は野党・民主党が移民法改正に協力しないのが原因だと反論している。


これは全くの詭弁というかいつものフェイク発言だ。トランプは、米国に不法入国した子どもについて、早期に強制送還・収容しやすくするために移民関連法を改正するよう議会に要求している。難民申請の条件も厳しくしたい意向だ。
オバマ氏の大統領令によるDACA(子供の時に親に連れられて米国で不法移民となり、そのまま米国で暮らす若者をただちに強制退去させない救済制度)撤廃方針を発表。こんな非人道的な強権的法改正には、反対して当然だ。


トランプにしてみれば、黒い髪くらい肌の色の移民はいらないというところだろう。
自分の人生を握る大金持ちの夫に反対意見をする(まあ、トランプは民主党のせいとか言ってるが)のは、かなり覚悟がいる。どこかのゆるふわ家庭内野党とはワケが違う。
こちらのファーストレディーの方がよほど、”Haert”がある。


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