密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

やっぱりねぇ。金正恩はお見通し。

前の記事に書いた、”北風”が早くも突風となって、安倍嘘の衣を剥ぎ取った。

絶妙のタイミングでの牽制だ――。北朝鮮の国営ラジオ「平壌放送」は15日夜の論評で、日本人拉致問題について「すでに解決した」と言及した。ラヂオプレスが伝えた。トランプ大統領が拉致問題を提起した米朝首脳会談後に、北が拉致問題は解決済みとの従来の主張を示したのは初めて。
日本の拉致の安倍復活キャンペーン潰しだね。
 論評は「日本はすでに解決された拉致問題を引き続き持ち出し、自らの利益を得ようと画策している」と主張。「日本だけが無謀な(北)朝鮮強硬政策にしつこくしがみついている」「国際社会が一致して歓迎している朝鮮半島の平和の気流を必死に阻もうとする稚拙かつ愚かな醜態だ」とケチョンケチョン。
まさにその通り、としか言いようがない。
日本では聞くことのできない直裁で明晰な論評だ。
 
米朝会談で、金正恩委員長が拉致問題について「解決済み」と言及しなかったことから、拉致問題の進展に期待が持たれていたが、北メディアから従来通りの立場を突き付けられた格好だ。


拉致被害者家族の横田早紀江さんは、北メディアの「解決済み」との論評について、「いつも北朝鮮が言うことだから、何とも思わない」「日本側から動いていかなければ、何とかしなければいけない」と話した。
交渉相手が安倍政権でなければ、北朝鮮ももう少し柔軟な対応を考えると思う。
傲慢極右のネオ大日本帝国復活主義の自民党では、話は進まない。


 トランプ大統領は15日、米朝会談で自身の電話番号を金正恩委員長に渡したことを明かし、17日にも米朝電話会談を行うという。米朝トップの「ホットライン」は、着々と築かれつつある。


 安倍首相は、すぐに訪朝して「解決済み」報道への抗議をした上で、金正恩と電話番号の交換でもしたらどうだ。対話のための対話こそ必要だ。


金正恩の祖父は第二次大戦時の抗日運動の英雄だ。その祖父に似ているというので、長男を飛び越えて、国家主席になったと言われる金正恩。
歴史修正主義の日本に対する怒りと反発は、すべての北朝鮮国民が共有するもの。大戦下での侵略と支配を想起させ、反省どころか、正当性を標榜する安倍日本。東アジアの平和の一番の障壁は安倍日本。


北朝鮮は、安倍の日本国内向け電通的キャンペーンはしっかりリサーチしているだろう。安倍シンゾーのトランプ親友キャンペーンもしかり。トランプがG7でシンゾーをいちいち頼りにしたなどということがトランプの耳に入れば激怒されて、すごい意地悪を仕掛けられかねない(そう言うことは得意中の得意のトランプだ)。
開通した米朝ホットライインで、正恩が”軽くMention”することもあり得る。
アメリカはいちいち日本を気にかけないから、トランプに伝わらないシンゾーの嘘を”軽くMention”するだけでいい。「ところで大統領、あなたはG7で、日本の安倍首相になんども意見を求められたそうですね。意見に従うよ、と言うほど、大変信頼を置かれているとか、」など度言えば、人に利用されること、自分が間抜けに見えることの大嫌いなトランプは、安倍メンツ潰しに動くだろう。


中国包囲網どころか、完成したのは日本包囲網だ。外交の安倍などと言って、ちょろちょろ動き回ってお金をばら撒き、結局は何の信頼関係も築けないどころか、隣国に反感を買う言動を繰り返し、底の浅さとポリシーの欠如で嘲笑される。


日本国民もいい加減目を覚まして、安倍政権を退陣させないと、日本の孤立は決定的になる。

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