密接な関係にある他国から

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 志位委員長の安倍ダラダラ答弁攻略術

まさかここまで理不尽を通すとは。選挙までだいぶあるから、その頃には忘れるだろうとタカをくくっているのだろうが、四方八方で不正や嘘が堂々とまかり通る自体、忘れようったって忘れられない。その元凶はもちろん安倍総理のベタベタ口調の意味なし長広舌だ


日刊ゲンダイは”安倍不快語”と名付けた、「まさに」「つまり」「そもそも」「いわば」「中において」「その上において」。それを使う意味と効果を分析、回数まで数えた。
 
日刊ゲンダイが2012年12月に第2次安倍政権が発足してから現在に至るまでの間、安倍が国会答弁でこれらの6つの「不快ワード」を一体、何回使ったのかを調べたところ、「まさに」が341件、「中において」が298件、「つまり」が257件、「そもそも」が232件、「その上において」が178件、「いわば」が144件もあった。

その上、「が」とか「ですが」を用いて話をつなぎ、接続の意味がない言葉をめちゃくちゃに繋げ、聞いている人間の頭を混乱させ、何を論じているのかわからなくさせる。


常々、国会論戦を見て思っていたのだが、民進党系議員は、優しいというか、「総理どう思われますか?」と聞くことが多く、それが、安倍意味なし撹乱答弁の独壇場を生み出す。本来悪いのは安倍なのだが、野党が押されて、だらしないという印象を作り出す。


今回の党首討論で、6分のいう短い時間で、安倍総理をぐうの音も出ない状況に追い詰めた、志位委員長の討論戦略。ポイントは”答えられないことを聞くこと”だそうです。



志位委員長が会見
この会見を聞いた後、党首討論を聞くと、戦略の見事さがはっきりわかる。
安倍発言中、手を上げていたのは、相手にプレッシャーを与える作戦だったとは!



🔥《党首討論、モリカケバトル》共産党・志位和夫 VS 安倍晋三総理 平成30年5月30日
討論は感情的になった方が負け。安倍の薄笑いは、冷静で余裕がありますよというポーズ。なんでそんなこともわからないのかなぁそんなこともわからないのかなぁ、というポーズ。そんな余裕も与えない、隙のないきちんと構成された追及が大切だ。


まあ、とにかく、安倍に喋らせるな、ということに尽きる。感想を求めたり、反省の弁を引き出そうとしたりする質問は、安倍思う壺。


共産党の論戦は、きちんと行くべき結論に導く筋立てがあり、それを裏付ける調査がされている。彼らが質問するということは、その答えを調査済みということだ。だから相手も怖くて、安易な答えができない。民進系議員はそこまで調査していないことを質問してしまっていて、それが甘さになって安倍に付け込まれる。


志位委員長の安倍撹乱答弁攻略術を国民・立憲(自由党の両雄、森・山本氏や社民の福島氏は、独自スタイルの追及を貫いてほしい)で取り入れ、短い時間を有効に活用できるよう、勉強会を開いたらどうだろう。何しろ彼らは共産党よりずっと長い質問時間を保有しているのだ。そうすれば、国民もあのベタベタした不快な長話を聞かなくて済む。


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