密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

金正恩を疑うより安倍晋三をうたがえ

南北会談が成功し、朝鮮半島非核化、朝鮮戦争終結へ実質的第一歩を踏み出した。
日本以外の国は、この状況を肯定的に捉えている。平昌オリンピックでもそうだったが、
日本のましメディアは、世界が賞賛した平和のメッセージにあふれた開会式にも、否定的ないちゃもんをつけ、硬い姿勢で臨んだペンス副大統領の後ろにくっついて、文大統領のの友好への配慮に水を差し続けた安倍晋三。 アメリカを誘導して、北朝鮮撲滅を夢見ていた?しかし、実際は、トランプでさえ対話路線を受け入れ賞賛している始末で、安倍の振り上げた拳は、空中でわなわな震えている。


金正恩は侮れない、それはその通りだろう。一国の代表は侮れないほど頭がいいに越したことはない。バカをトップに置いた国は迷走劣化するということは、日本を見ていてよく分かる。南北会談を希望的空想も交えて批判的に報じるなら、もっと批判的に報じなくてはいけないことが国内に山積みだろう。心配しなくても、文在寅大統領は、論理的で忍耐強く安倍晋三の何倍も頭のいい人であると思う。世間では、トランプ・金正恩の手柄であるように、あるいは金正恩の策略であるように報じるが、実際は、文大統領の粘り強い努力の賜物だ。その努力をトランプの手柄のようにさせるしたたかさと平和への献身は素晴らしいと思う。こういうトップが日本にいれば、孤立してなお虚しく拳を振り上げ続ける醜悪は避けられただろう。


拉致問題も自分では何もせず、トランプに丸投げして自分が”司令塔”などとふざけたことを宣う安倍晋三の詭弁を補填するマスコミの金正恩陰謀説。トランプも含め他国のトップは日本のトップのようにバカでもお人好しでもない。日本の国民は心配せず、自分たちの頭の上のハエを追ったほうがいい。


拉致被害者家族の蓮池透氏のコメントは、まさに正鵠を射るものだ。

 北朝鮮による拉致被害者の救出を求める集会で、安倍晋三首相がした発言を、拉致被害者家族の蓮池透さん(63)が批判し、話題となっている。蓮池さんによると、「言葉と行動がかけ離れている」との思いからの発言という。


 安倍首相は22日、拉致被害者家族会や支援団体「救う会」が開いた「国民大集会」に出席し、「南北、米朝首脳会談の際に拉致問題が前進するよう、私が司令塔となって全力で取り組む」と語った。この発言に対して蓮池さんは23日、ツイッターで「司令塔? この期に及んで。どうやって?」と書き込んだ。


 蓮池さんは2002年に帰国した拉致被害者・薫さん(60)の兄。21日にTBSが放送した「報道特集」では、首相が訪米し日米首脳会談に臨んだことについて「わざわざアメリカまで行ってトランプ大統領にお願いするというのは、自分たちがお手上げということの裏返しなわけですよね。それじゃまずいと思うし、トランプさんが拉致問題を取り上げてどういうふうにするのか、全くわからない」と発言している。


 ログイン前の続き蓮池さんに話を聞いた。「北朝鮮をめぐっては中韓米各国が相次いで首脳会談に臨もうという情勢の中、『圧力』ばかり言ってきた日本は、相当水をあけられている。拉致問題は日朝の問題であり、本来は安倍首相がそれこそ司令塔となって、日本が北朝鮮と直接交渉を進めるべき話。ところが首相は自分で日朝会談をやろうとせず、トランプさんに『米朝首脳会談で拉致問題を取り上げて』とお願いに行っている。言葉と行動がかけ離れている」


 蓮池さんは「米国への丸投げは危うい」とも懸念する。「米朝会談で、約束通りトランプ氏は拉致問題を持ち出すかもしれないが、金正恩(キムジョンウン)氏に『あれは解決済み』と言われたらどうするのか。日本にとって満足できない結果で米朝が妥結することもあり得る」


 そして「首相は『司令塔』と言うからには、きちんと自分で北朝鮮に向き合い、情報を収集して相手を研究して取り組んでほしい」と念を押した。(編集委員・北野隆一)


だいたい、この司令塔発言がトランプに届いていたら、トランプの性格上、安倍司令塔の手先になって動いたりは絶対しない。ニコニコとゴルフをしていても、実際は、中国と同様に日本に鉄鋼アルミの関税を課している。安倍晋三はトランプのお聞き入りでもなんでもない。ただのいじられキャラだ。


あるメディアは、文大統領も、会談で、拉致問題を取り上げていないと非難しているが、韓国に対してあれだけ高飛車で失礼な態度を取り続けいる安倍政権まさに「『何調子いいこと言ってんだよ』である。


朝鮮半島に対し、日本が行なった戦略と民族浄化政策、それに徹底抗戦して国民の英雄になったのがジョンウンの祖父金日成だ。拉致問題は、1970−80に起こり父日成により、「日朝平壌宣言」を発表。2002年9月17日、小泉純一郎首相との日朝首脳会談の席で金正日は日本人13人を拉致したことを認め、口頭で謝罪した。犯人については、「特殊機関の一部の盲動主義者らが、英雄主義に走ってかかる行為を行ってきたと考えている」とし、関係者はすべて処罰したと述べた。また、2国間の懸案の解決し、国交正常化へ努力することを記した「日朝平壌宣言」を発表した。(by wiki)


言うなれば、祖父・父の時代の負の遺産であり、北朝鮮にとっては、公的には解決した問題であり、それを、より深く追求し、拉致被害者とその家族のために調査することは、よほど日本に対して友好的立場をとりたいか、支援も期待したいか、国交の必要性とその重要性による。その辺の交渉能力が問われるのだが、上から目線で圧力一辺倒、行為の持ちようもない。そのくせ政治利用だけはちゃっかりやっているが、北朝鮮には見透かされてる。


金正恩自身、安倍晋三が、我が国のミサイル実験を利用しくだらない訓練で国民を脅している。日本がアメリカに加担しない限り日本を攻撃することはない、というメッセージを発している。


韓国・北朝鮮に対して、未だに宗主国気分ののけない、日本の右派とその”司令塔”安倍晋三がいるかぎり拉致問題は解決しない。


安倍晋三が日本のトップである以上、北朝鮮は協力などしたくないだろう。


金正恩を信頼できないなどと右往左往より、まず一番信用できないわ額の最高責任者安倍晋三を疑うべきだ。国際的な舵取りのできない、内弁慶のあまちゃん首相である。国内でも、自分が元凶の問題が噴出する中、他人事のように振る舞う無責任な首相である。朝鮮半島の問題は、すでに日本の立ち入る隙はない。しかし孤立化する日本に、手は差し伸べられる。

韓国大統領府は29日、文在寅(ムンジェイン)大統領と安倍晋三首相との電話会談の結果について発表した。文氏は、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が27日の南北首脳会談の際、「北朝鮮はいつでも日本と対話する用意がある」と語ったと伝えたという。


 大統領府によれば、文氏は金正恩氏に対して「安倍首相も北朝鮮と対話する意思があり、特に過去の歴史を清算して、日朝国交正常化を望んでいる」と伝えたという。



 安倍首相は文氏に対し、「日本も北朝鮮と対話する機会を準備し、必要があれば文大統領の助けを借りたい」と語ったという。


 北朝鮮関係筋によれば、北朝鮮当局は党幹部らに対して、米朝首脳会談が成功した場合、次に日朝首脳会談に臨む方針を示しているという。(ソウル=牧野愛博)


(朝日新聞デジタル 2018年04月29日 14時27分)

日本を取り巻く環境は大人の対応に成熟してきている。いつまでも幼稚な安倍政権を”排除”し、新たに新政権で臨むことが東アジアの平和と発展に必須である。そして新政権は日本会議の傀儡であってはならない。



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