密接な関係にある他国から

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立民・逢坂議員 安倍総理の明治回帰に釘をさす。

29日予算委員会では、森友問題、働き方改悪過労死問題、沖縄米軍問題等、カジノ誘致、野党が攻勢を強めた。長妻議員の佐川氏の喚問要請を当日ものらりくらりと、委員会で検討中などとかわし、河村委員長も質問時間を無駄に消費させることに余念がないように見えた。


安倍総理は相変わらず、都合の悪いことは、紋切り型の答弁や、関係のない自画自賛にすり替え、まともに答えない。野党質問時間削減も、『国会がお決めになること』と紋切り型で済まそうとするのを、長妻氏は与党委員から官邸が硬いんだ、官邸がOKしたのでできる、などのことが普通に語られている事実を指摘、官邸の関与を国会の場で明らかにした。


自分が全部理解しているので代わりに答弁するなどとのたまっていた昭恵夫人の棟上げ式参加も、通達していたにもかかわらず、突然聞かれても答えられないと平気で言う。昭恵氏の参考人招致も、逃げることが許されない事態になっているのに、まだ、とぼけてごまかしていけると思っている。「愛しているから仕方ない」などというが、実は、自分の妻を独立した一人の人間として認めていない+何を言いだすかわからないので絶対本人に喋らせたくないと必死で隠しているのが見え見えだ。


面白かったのは、逢坂議員の質疑で、明治150年強調、安倍総理筆頭に明治に倣え的傾向に釘を刺したところだった。まず野田聖子大臣の年頭の講演での発言、明治礼賛・回帰に否定的な内容であったことを本人の口から確認した。やはり内閣の一員となれば安倍政権の立場で、誤魔化し答弁もしている野田氏であるが、ここはきっぱりと自分の主張を通し、人権、特に女性の権利、良妻賢母教育で女性を家に縛り付けることへの懸念など、力のこもった答弁をした。かたや、安倍総理の答弁は、スカスカであやふや。この人は、明治維新だの明治の治世だの、きちんとわかっていないのではないか。自分の印象で、日本の新リーダーたち(勝てば官軍の地元長州人が)が欧米を相手に勝負していたい勇ましい
日本だけをイメージし、自分のその時代のリーダーのごとくに世界に打って出る、のような表面的な印象、浅薄な歴史観、自分の道ところしか見ない明治礼賛としか思えない、幼稚な答弁を晒した。 この答弁を受け、逢坂議員は、明治時代は民主主義の国家にとって不適切なぐぐんの多い治世だったことを踏まえ、明治150年の大っぴらな礼賛に『釘を刺させていただきます』と述べた。


とにかく、安倍・麻生の答弁の質が、毎度のことながら非常に不誠実で図々しい。
それでも、様々な状況が彼らの逃げを許さない事実が積み上がってきている。彼らがそれでも適当な答弁で逃げ切れると思っているのは、国民を舐めているからだ。
バカにバカにされることほど腹の立つことはない。国民はそろそろ本気で怒るべきだ。


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