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民進常任幹事会、新党移行、党名変更、現状維持を”改革”?残念なのは相変わらず

常任理事会で解党の選択肢?と産経が報じ、同党国会議員も知らないことをメディアが先んじて報道、と蓮舫氏は不快感を示したようだ。


離党希望者、特に参議院議員は、当然の選択肢として、共産嫌い改憲集団的自衛権容認原発再稼働派は希望の党へ、共産党を含む野党共闘賛成、安倍政権下での改憲反対、戦争法・集団的自衛権容認撤廃、原発0派は立憲民主党へ、どちらとも言えない人たちは民進党と住み分ければいいだけだ。


元来民進党は、リベラル、極右、はっきりしないの3つに分かれており、それが前原クーデターで顕在化した。


支持率を見ても分かる通り、民進党の不人気は、第二自民党ばりの超保守派の俺が俺がの権力志向と共産党を何が何でも排除という上から(どこが上なんだか、、)目線の傲慢野党共闘潰し(究極のことを前原氏はしたわけだが)を行なっていた超保守派(彼らは、支持率低迷は小池氏のせいにしているが、自分たちが不人気であるとそろそろ気づけ!)


常に、はっきりしない、連合の顔色伺い、でも安倍政権は許さない、仮面リベラルの現民進党についても、国民をイライラさせる原因であって、これも支持率は伸びない。


13日の常任幹事会では、やはり残念な民進党の面目躍如だったようだ。

民進党は13日の常任幹事会で、低迷が続く党自身を刷新するための再生策として大塚耕平代表が示した新党移行、党名変更、現状維持のまま党運営を改革とする三つの具体的な選択肢を含む改革案について了承した。国会対応では、来年1月の通常国会召集までに立憲民主党や希望の党との統一会派の実現を目指す考えも打ち出した。今後、選択肢に関する議論を本格化させ、結論を得たい考えだ。
 当初、新党として出直すため「解党」との言葉を盛り込むことも検討されたものの、調整の過程で「後ろ向きのイメージを与え、党が混乱する」(幹部)と見送られた。


何だか、此の期に及んでもまだ、自分たちが見えていないんだなぁ。”三つの具体的な選択肢を含む改革案”って、新党移行=意味がない。党名変更=意味がない。現状維持のまま党運営を改革とする=それしかないでしょう今のところ。それにしてもこんな発想しかできないとは、大塚耕平、退屈な男2代目襲名おめでとう。


決められない、筋も通せない、反省もできない、三つの具体的な問題点を明らかにした常任幹事会でした。


枝野立憲民主党は、今の所、民進党のようにブレたりしない、筋の通った主張をするストレートさに、安倍自民の受け皿を期待できるというのが国民の選挙戦を通じての印象だろう。正しいことを真正面から主張し実行する共産党を、前時代的印象操作とステレオタイプで国民が尻込みする中、立憲民主党に票が集まることはいいことだし、共産党や自由・社民・市民連合との、待ちに待った共闘の支柱になる期待も大きい。


立憲の趣旨に賛同する参議院議員は、何のためらいもなく移籍すればいいだろう。”居丈高”などと評される枝野氏だが、ここで民進党残留組を全て受け入れれば、またグズグズの折衷政党に戻ってしまうのだから、ここは、悪口を言われても、筋を通すべきところだ。


結局解党さへできない決められない民進党は、立憲にも行けない、希望にも行けない(たとえ保守派議員でも今の支持率と混乱からしたら行きたくないだろう)大局観のない折衷主義議員団の受け皿として存続して行けばいいと思う。今更枝野氏の軍門に下るのもプライドが許さない無所属当選の大物議員が中心に、民進党を存続すればいい。逆に、下手に、かつての仲間をもう一度などと、橋渡しに動くから、枝野氏に嫌な顔をされるのだ。


立憲、民進、希望の統一会派など、何を寝ぼけたことをいつまで言っているのだ。希望の党と立憲民主党は統一会派を組めようはずもない。希望の党はイケイケの勝ち組気分で排除した側、かたや、その希望の天敵の共産党の協力で押し上げられた新党にして野党第一党。
ここで立憲が民進を仲介に希望と統一会派など組めば、国民の立憲への期待は、あっという間にしぼむ。このことは枝野代表は十分認識している。だから”昔の仲間”との安易な合流を拒むのだ。ここがわからない民進党幹部は、政治センスが鈍磨している。だからかつての野党第一党はここまで支持率を下げ続けてきたのだろう。


離党したい議員は全部気持ちよく送り出して、しばらくは、是々非々のそれこそお得意のどっちつかずで、党のカラーや存在意義が出てくるまで(出てくるならいいが)支持率低迷でも頑張ってゆけばいい。 
時には、国会でかつても民進仲間で連携した国会追求をし、いい仕事をして行けば、国民も見直してくれるだろうし、勘違いイケイケ保守の希望の党を離党して、民進党に戻る保守派議員も出てくるだろう。(ジリ貧の希望超保守派は維新と合体W
そうして、次の参議院選までには、だいたい整理がついてくるだろう。


地方議員の年内の決断を即し、またぞろ、”居丈高”呼ばわりをされる枝野氏だが、やはり新党であっても、できるだけ早く堂々と野党第一党を張れる体制を整えるに越したことがないのだから、これも理にかなっている。

立憲民主党の枝野幸男代表は20日、民進党所属の地方議員について、「立憲民主党に来るなら来てもらわないと、そろそろ待てなくなってきている。年内くらいが期限だ」と述べた。国会内で記者団の質問に答えた。


 枝野氏は「民進の仲間だったので(擁立する場合は)優先したいと思っているが、立憲から地方議員選に出たいという人も待っている」と強調。2019年の統一地方選に向けた選挙準備を急ぐ観点から、早期の決断を促した。(2017/11/20-18:05)


枝野氏も、空気を読んだり、同調圧力忖度したり、ができない人のように思う。言ってることも、理論派の共産党と近しいと(私のような素人は)思うのだが、本人は一線を画して、”保守”を名乗ることにこだわっている。そんなところが、ちょっと”何だかなぁ、いらぬこだわりに、見えてしまうのだが、氏がメディアに顔出しして、質問に答えたりしていることは筋が通っているので、こういうことを積み上げ国民の信頼をもっともっと勝ち取って野党の支柱となる安定的な野党第一党になってほしいし、できれば連立政権を受け入れ政権交代を果たしてほしい。


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