密接な関係にある他国から

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こんな大学を50年ぶりにわざわざ認可?質が悪すぎる加計学園獣医学部

12月7日 文部科学委員会内閣委員会連合審査会 における白眞勲・杉尾秀哉。田村智子・森ゆうこ議員の白熱の追求でした。
韓国でのフライング学生募集について追求し、加計学園が、いかに浅薄な金儲け主義であるかを露呈させた、白眞勲議員

🦐《加計学園、K国での学生募集》白眞勲(ハク・シンクン、백진훈)・民進党【国会中継 参議院 連合審査会】平成29年12月7日 #2018 
4条件を議論の対象でないとされ、訴訟リスクで脅された設置審議委員会ないように言及、4条件は未だ見てしていないことを追求した杉尾秀哉議員

加計学園「4条件を満たしてない」杉尾秀哉・民進の質疑12/7 参院・文科・内閣の連合審査会
田村智子議員、ワーキンググループに加計学園が参加が議事録から削除、加計との事前協議、教員確保における論理矛盾を追求。加計の構想がスローガンだけの薄っぺらな内容であったことを看破。 

「加計学園にとって、実に、オイシイ」田村智子・共産の質疑12/7 参院・文科・内閣の連合審査会
森ゆうこ議員は、BSL(バイオセーフティーレベル)3の施設設置の検証から、加計学園が危険な病原菌を扱う施設を有しておらず、4条件も満たさない事実を追求。認可取り消しを求め、行政のインチキ怒りの糾弾

森ゆうこ議員 文科・内閣連合審査会 質疑(2017.12.7)
事前に打ち合わせをしたのか、見事な野党連携プレーの波状攻撃で政府側は立ち往生といった状態。マスコミも、この問題追求を記事にして、国民に知らしめるべきだ。
東京新聞がいい仕事した。

学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部の設置認可を巡り、文部科学省の大学設置・学校法人審議会の審査に関わった複数の委員が七日、本紙の取材に応じた。このうち一人は「認可された加計学園の計画でも国家戦略特区認定の条件を満たしているとは思わない」と語り、「忸怩(じくじ)たる思いだ」と苦渋の決断だったと明かした。 (井上圭子、中沢誠)「今思えば反対意見を言えばよかったという反省はある」。委員は、七カ月に及んだ設置審の審査を苦々しい思いで振り返った。
 

委員を束ねる主査から「訴訟になった場合、こういう是正意見の付け方では勝てない」と告げられたのは、認可の是非の最終判断を下す十一月五日だったという。「委員の三分の一ぐらいは圧力と感じていたのではないか。自分も少し感じた。自分一人が反対しても否決されるものでもないし、抑えてしまった」と話す。
 委員は、加計側が提出した当初計画について「学生数が膨大。実習時間が絶対的に足りない。獣医学の専門家が作ったとは思えない内容だった」と明かす。
 政府は、特区認定に際し、「新たな分野の需要が明らか」「既存の大学・学部では対応困難」など四条件を設けた。政府は加計学園の計画を「四条件を満たしている」と主張している。
 

しかし、委員は「四条件とは程遠い内容。通常ならある程度練った案を申請してくるのに、(文科省は)加計学園のひどい未成熟な計画を設置審に丸投げしてきた」と証言する。特に委員が問題視したのは「既存の獣医師養成ではない構想が具体化」という条件だ。「病原微生物を扱うはずだったのが、どんどんハードルが下がって骨抜きになっていた。新しくも何でもない構想になった」と振り返る。
 文科省の担当者は会議の席で、委員らに何度も「この場は四条件を審査する場ではない」「四条件と切り離して審議してほしい」と伝えたという。「私たち委員だって四条件で審査したら認可できるわけがないという認識だった」と語る。
 

設置審は認可答申に至るまで加計側に何度か計画改善を求めたが、委員は「認可できる状況に達するために何が足りないかを、設置審が加計側に手取り足取り教えてやったようなものだ。三回も改善を求めたのがその証拠だ」と説明する。
 

「特区選定の会議のメンバーに獣医学の専門家が誰一人いない中で特区が決まった」。委員は、政府内で進められた特区選定の妥当性にも疑義を示す。委員は「設置審にかかったことで認可に向かう道筋はできていた」と認可ありきの流れだったと証言する。
 最後に委員はこう訴えた。「開学したあと、加計学園がどう運営していくのか、これからもチェックしていかなければならない」



両記事、杉尾議員の追及に順じ当事者取材を敢行。証言を得ている。問題の設置審の位置付け。

全く密室でむちゃくちゃが行われている安倍政権の私物化行政の腐敗。
同連合審査会で、自民党議員のよいしょ質問に答えた、林文科大臣は大学は”地域の知の拠点”と表現したが、白議員の追求で、加計学園は獣医学部を”専門職の養成所”と認識公言。仮面浪人推奨、全くの誇大広告の卒業後の高額年収明記の募集、韓国でのフライング募集内容のイージーさ。これを見ても、加計理事長と安倍総理が、大学とは、中高の”勉強”から卒業し、”学問”を行う場であるという認識と、純粋な知の追求・学問に対する尊敬の念を欠いている、金儲けのみのお軽いアイデア満載の大学であるということがわかる。何が”地域の知の拠点”だ。こういうのをアメリカではParty univesityという。地域の知どころか、地域の痴を助長する。いや、痴どころか、下手をすれば、危険な細菌の遺漏・蔓延を許すかもしれない。


アメリカ”遊”学で知り合った、お金持ち坊々的人生イージーゴーイングのお二人。学問の独立性の重要さも理解していないお二人が、大人になって、大学教育の現場に手を突っ込む。劣化するのが当たり前だ。


大学は、お国に役立つ専門職の養成所、高中小加えて幼稚園までも、お国に従順な”愛国”国民を養成する(塚本幼稚園はもとより、納税習字なんかも、実際何の疑問もなく行われているし)ものだとしか認識していない人間たちが教育の中枢にいる恐ろしさ。


スーパーコンピューター会社補助金不正やリニア中央新幹線の建設工事入札不正で東京地検特捜部が動き出した。山口準強姦逮捕状差し止めや、籠池夫妻長の不当な期拘留で官邸の犬として信頼がまるでなくなっている警察司法が、存在証明を示し始めた。


流れが変わってくる予感がする。

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