密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

『次回から気をつけます』で済まされるほど、国のトップの責任は軽くない。

安倍政権になってから、自身の不祥事に対する閣僚及び議員態度が図々しくなっている。
もちろん、謝罪などは極力しない。したとしても、”誤解を与えたのだとしたら”と、受け取る側の解釈に転嫁している。


責任という言葉にしても、不祥事をしてしまったが(あるいは不祥事と受け取られることが起こってしまったがーの方が彼らの気分にふさわしい)これから気をつけます、そしてその地位に居座り続けることで責任を果たします。というのだ。


責任ー人や団体が、なすべき務めとして、自身に引き受けなければならないもの。責め
責任を取るー物事の結果に伴って生じた責務を引き受けること。責任を負うこと。


彼らは、”責任を果たす”と詭弁を弄して、決して責務を引き受けない。



安倍晋三首相は4日の参院本会議で、森友学園への国有地売却問題で過去の国会答弁の妥当性が問われている佐川宣寿・前財務省理財局長を国税庁長官に充てた人事について「適材適所で行った」と述べた。2016年度決算に関する質疑で、民進党の難波奨二氏が「任命は不適切」とただしたのに答えた。


 共産党の田村智子氏は、森友問題で会計検査に必要な行政文書を破棄した財務省の責任について質問。麻生太郎財務相は「今後の国有財産管理処分に係る手続きの見直しを行うことなどを通じて、財務相の責任を果たす」と答えた。


 自民の豊田俊郎氏は、所有者不明の土地の問題を取り上げた。首相は「公園などに所有者不明土地を利用するための、権利設定などを内容とする法案を通常国会に提出する」と述べ、対策を急ぐ姿勢を示した。(山岸一生)


(朝日新聞デジタル 2017年12月04日 17時35分)


森加計問題にしろ、最近の言い訳が、不備があった(隠蔽・忖度のこと)ことは隠しようがないので認め、その上で、こういうことが起こらないように、これから改善することが責任、というような事をいけしゃあしゃあと言って終わらせようとしている。


安倍総理に至っては、自分の間違えを決して認めず、決して謝らない。彼のこの強気の態度はどこから来るのか?もちろん、先回選挙で、議席を減らす事なく、野党第一党が空中分解してことによる安心感からだ。


このような、”責任”を自己都合で解釈し、決して責務を追わない厚顔無恥の輩が長期間国のトップに居座る状態は、私たちの社会に波及し、常識・良識を狂わせ始めている。


心ある、良識を失っていない国民は、次回選挙までは、支持率を下げることで、安倍政権の傲慢を抑えてゆくことが、社会を守る唯一の方法だ。


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