密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

大阪市民は、それでいいのか?慰安婦像撤去問題における吉村市長による姉妹都市解消措置

昨日の記事、”歴史修正主義、自称愛国者の海外での墓穴”の続き。
リテラでもこのサンフランシスコ市長への吉村市長の恫喝にもならない恫喝と、それを後押しする安倍首相の圧力にもらない圧力の国際的恥かきを取り上げている。

結局愛国と称し、彼らが騒げば騒ぐほど、こういう考えの人たちによって、慰安所が作られ多くの女性がまさに”苦海”に沈まされた、というリアリティーが鮮明になる。
彼らの愛国は日本人を他のアシア諸国より上に設定し、その優越感を誇りと勘違いしている幼稚な愛国心だ。今回も市長が中国系アメリカ人であるという点で、より高飛車に出ているのではないか?と疑われる。


だいたい日本ほど、セックス産業が盛んで大っぴらな国は少ない。そうして利用者である男性の大半は自身の性の発散をお金で解決しながら、感謝するどころか、”売春婦”と目下に見て蔑むという、とんでもない男性優位社会が今でも継続しているのだ。


成人女性の合意の上の売春行為だけでなく、年端もいかない少女、障害や貧困に苦しむ女性をを取り込み、近隣アジア諸国から、騙して入国させパスポートを取り上げ売春をさせる事態も後を絶たない。こういう現代版慰安婦状態の扱いを今も継続している国が、どのツラ下げて『日本の名誉』などと宣えるのか、まさに”Shame on You!!-恥を知れ”だ。


吉村市長は、市民の意見を聞いて、また市議会にはかって、抗議し、姉妹都市解消を申し入れたのだろうか?大阪の市民は、大阪市が国際的に歴史修正主義の市として世界に認識されることをどう考えているのだろうか?


安倍首相も首相の立場で勝手な発言を発信するが、彼の意見に、歴史修正主義に日本国民の何%が賛同するだろうか? 


一部の極右団体が資金力にものを言わせ、アメリカで新聞広告を出したり(ニュージャージー州で発行されてるローカル紙「スター・レジャー紙」)、パレードしたり、日本人会で講演したりしても、それに着目するアメリカ人は少ない。しかし今回は市を相手取って、しかもリベラルで文化レベルの高い大都市サンフランシスコを開いてどおっての大騒ぎ。ご丁寧に一国の首相まで後押し発言を公式に送るなど、トンデモぶり大宣伝だ。
スター・レジャー紙の読者を多く抱えるニュージャージー州パリセイズパーク市の公立図書館には「日本帝国政府軍が慰安婦として20万人以上の女性と少女を拉致」などと記載された慰安婦碑が2010年に建立され、ニューヨーク総領事館や自民党の国会議員が同市に撤去を求めたが、拒否されたままになっている。
櫻井氏ら歴史事実委員会は、2007年に米下院が慰安婦問題に関する対日非難決議を採択した際はワシントンポスト紙に反論広告を掲載している。


アメリカに住む日本人の一人として、非常の情けなく、恥ずかしい。


大阪は、私が初めて企画展を開いていただいた場所であり、多くのユーモアと独特のインテリジャンスを持つ人々に出会えた街であり、韓国の人たちの街である鶴橋も活気にあふれていた。声高に怒りをがなり立てたり、人を直裁に侮辱するなど、大阪には似合わないと私は思っている。最近は変わってしまったのだろうか?そういえば安倍ベッタリTV番組や、安倍KissAss大物お笑い芸人は関西系だ。だいたいコメディアンが権力者するよりしてどうする”Shame on You”だ


心ある大阪市民は、市長の行動が自分たちの総意でないというメッセージを示してほしいと思う。"I am not Yoshimura . I love San Francisco."



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