密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

安倍ちゃんピンチ!!親友トランプが中国絶賛。

トランプ・習近平会談は実務レベルのビジネス交渉。大きな商談成立も主導権は中国。
トランプは習近平氏にはフロリダでの会見後、一目も二目も置いている。習氏は15分予定の会談を2時間に引き伸ばし、トランプの意見を180度変えさせた強者。
「(習主席は)高い尊敬を集めている、中国国民の強力な代表者だ。彼と彭麗媛夫人と過ごした時間は素晴らしかった」と絶賛したという。

トランプ大統領はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためベトナムへ向かった。出発直前にツイッターで「習主席との会合は、貿易と北朝鮮の両方の点でとても生産的だった」と書き込んだ。「(習主席は)高い尊敬を集めている、中国国民の強力な代表者だ。彼と彭麗媛夫人と過ごした時間は素晴らしかった」とした。
ー中略ー
一方、中国国営メディアは10日、今週訪中したトランプ大統領と習主席の会談について、米中首脳は両国関係の新たな青写真を描きつつあるとして評価した。


チャイナ・デーリーは論説記事で「米中関係を悩ませてきた立場の相違が直ちに解消されることはなかったものの、最も重要なのは、こうした課題に両首脳が建設的に取り組む姿勢を示したことだ」との見方を示した。


高額のしょ脳は、特に貿易や北朝鮮の核開発などの問題を巡る米中間の相違に対し、対立ではなく、互いに協力して対応していく考えを示した」と評価した。


中国外務省のシンクタンク、中国国際問題研究所のSu Xiaohui氏は共産党機関紙、人民日報(海外版)への寄稿で、米中の協力が両国にとって唯一の正しい選択だとし、「米中関係の新しい青写真が示されつつある」と分析した。


とにかく、対等な外交とはこういうことだ。


11月9日、トランプ米大統領の初の訪中に合わせて成立した米中間の商談は、2500億ドル超規模に上った。ただ多くは拘束力を持たず、契約が実現するかどうかは別の問題となる。写真は握手を交わす米大統領と中国国家主席。北京で撮影(2017年 ロイター/Damir Sagolj)


トランプ米大統領の初の訪中に合わせて成立した米中間の商談は、2500億ドル超規模に上った。ただ多くは拘束力を持たず、契約が実現するかどうかは別の問題となる。


トランプ大統領と中国の習近平国家主席が署名式に出席し、米航空機大手ボーイング、米ゼネラル・エレクトリック(GE)、米通信用半導体大手クアルコムが調印を行った。


中国の鍾山・商務相は9日、トランプ大統領の訪中に合わせて過去2日間で成立した米中間の商談が2534億ドルに達したと表明。「これは本当に奇跡的な出来事だ」とコメントした。


一方で、中国市場への自由なアクセス、サイバーセキュリティ―、海外企業内での中国共産党の存在の拡大など、米企業が持つ懸念の多くは依然として解消されていない。


在中国米商工会議所のウィリアム・ザリット会頭はロイターに対し、今回の商談について「力強い二国間の経済関係があることが示された。ただ、米企業は中国での事業展開で引き続き不利な状況にあり、競争条件の公平化に注力していく必要がある」と述べた。


今回成立した商談の多くは、拘束力のない合意で、詳細に欠け、既存の提携に関する発表などとなった。
ー後略ー
肉を切らして骨を断つ、いや皮を切らして、くらいかな? 習近平はゴルフもせず、貢ぎ物の攻勢もせず、ただ、クリントン氏、オバマ氏らも同様のもてなしを受けてきたという、北京・紫禁城内にある清の乾隆帝の庭園・建福宮に招き、正式な中華料理晩餐会でもてなした。異文化受け入れに柔軟性がなく、反知性主義・逆を言えば知性に劣等感を持つトランプを圧倒するのに十分な仕掛けだ。トランプに媚びてステーキなど出さず、偏食トランプはかなり窮地に陥っただろう。カウンターパンチが効いたはずだ。
その後、対等な、しかし曖昧な2500億ドル超規模商談を結ぶ。
安倍首相には出来ない芸当だ。そして当の安倍首相はといえば、東南アジア諸国連合首脳会議で、フィリピンに海上監視レーダー等を譲渡 同国南部のスールー海とセレベス海の4カ所に設置を予定している。日本は政府開発援助(ODA)で無償譲渡などして、海賊取り締まりで中国に対抗を目論む。同海域の海賊対策をめぐっては、中国も関与を強めている。日本はフィリピンやインドネシアなど周辺の当事国が自身で対処できるよう、レーダーや巡視船の譲渡などを通じて能力向上を支援している。
しかし、親友トランプは、確実に日本より中国を重視している。


訪日時の迎賓館共同会見でトランプは用意された原稿の、日本経済への賞賛の後に安倍首相にこういった。
「I don't know if it's as good as ours. I think not. OK?」「And we're going to try and keep it that way, but you'll be second」
「俺はそいつが(日本経済)俺たちのと同じくらいいいかどうかは判らない。俺はそうは思わない、それでいいよな?」「そうして、俺たちはこの関係を続けるように努力する。しかし、お前は常に二番目だ」


トランプ英語レベルで訳すとこんな感じ。日本の訳者は格式高く超訳するけれど、彼の英語はこんなもん。いいお友達というより、いじめっ子の大将と子分という名のいじめられっ子だ。


習近平(文在寅大統領にも)こういう口はきかないだろ。これは親しみからとか友情とかではなく、完全に侮られている所以だ。


いくら威張っても、とても中国とライバルなどと言える国力もない日本。いくらトランプに取り入っても、侮られ舐められカモにされる安倍首相、実務派トランプは計算機を弾き、タフな交渉相手には相応の対応をする。


変に対立しようとせず、隣国として協力体制を作る努力をしたらいかがか。



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