密接な関係にある他国から

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志位委員長北朝鮮との対話をトランプ米大統領に改めて提起を首相に強い要請文

これが日本と取るべき道だ。共産党志位委員長は、安倍首相に、北朝鮮との対話路線を要請する要請文を自民党の森山裕国対委員長に手渡し、森山氏は「重く受け止め、ただちに総理に手渡します」と応じました。森山氏は重く受け止めても、肝心の安倍ポチ首相は、ゴルフで忙しくて、読みもしない可能性がある。 

<要請文>
トランプ米大統領の来日と、日米首脳会談が予定されている。北朝鮮問題への対応が重要な焦点になる。


 北朝鮮による核・ミサイル開発はもとより断じて容認できない。同時に、破滅をもたらす戦争だけは絶対に引き起こしてはならない。経済制裁強化と一体に「対話による平和的解決」をはかることこそ、唯一の解決の道である。


 安倍首相が、これまでの対応を抜本的に再検討し、以下の2点をトランプ大統領に提起することを要請する。


(1)第一は、現在の危機を打開するために、米朝が直接対話に踏み切ることである。


 米国政府のなかで、ティラーソン国務長官などを中心に、北朝鮮との対話を模索する動きが起こっていることに、私たちは注目してきた。同時に、トランプ大統領自身が、ティラーソン氏に対し、北朝鮮との対話の試みは「時間の無駄」とのべるなど、政権内での矛盾も露呈している。


 こういう状況のもとで、安倍首相が、昨日の会見でも、「対話のための対話は意味がない」など、「対話否定論」を繰り返しのべていることは、大きな問題である。


 今日の最大の危険は、米朝両国の軍事的緊張が高まるもとで、偶発的な事態や誤算から軍事衝突が起こり、それが戦争に発展することである。わが国にとっても破滅的事態をもたらす戦争を回避することは、政治に課せられた最大の責務である。


 安倍首相が、「対話否定論」をあらため、トランプ大統領に対し、北朝鮮との対話に踏み切り、対話を通じて現在の危機を打開し、北朝鮮に核開発の放棄を求める道を選択することを提起することを、要請する。


(2)第二に、先制的な軍事力行使は絶対にやってはならないということである。


 トランプ大統領が、北朝鮮問題について、「すべての選択肢はテーブルの上にある」と繰り返すもとで、米国による先制的な軍事力行使への懸念が、広がっている。


 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は、11月1日の演説で、北朝鮮問題を平和的に解決する方針をあらためて提示し、「いかなる場合にも朝鮮半島で武力衝突はいけません。朝鮮半島で韓国の事前同意のない軍事的行動はありえません」と表明した。米国内でも、民主党は、10月31日、トランプ大統領が議会の承認なしに北朝鮮を先制攻撃することを阻止する法案を提示した。


 こういう状況のもとで、安倍首相が、昨日の会見でも、「すべての選択肢はテーブルの上にあるというトランプ大統領の立場を支持する」と繰り返していることは、きわめて重大である。「すべての選択肢」のなかに、米国による先制的な軍事力行使が含まれていることは明白である。世界の首脳のなかで、安倍首相のような態度をとっている首脳は、他にみあたらない。


 安倍首相が、こうした態度をあらため、トランプ大統領に対し、先制的な軍事力行使は絶対にやるべきではないと提起することを、強く要請する。


非常に強い内容の要請文だ。そして全く正しい、筋が通っている。自民党は、本当に重く受け止めてほしい。日本を戦火に導く可能性がある。軍国ロマンの火遊び好きのなんちゃって最高司令官の偉大な大日本帝國再現のうぬぼれで、アメリカのノータリンブルドックをけしかけていい状況ではない。


のんびりゴルフを楽しんで、交渉も相手の言うがままになって、またどこぞにお金を出資する約束をして、ご機嫌よくお帰り頂くことになるのだろうが、米国内では、ロシアンゲートが本格化し、嫌われ者のトランプのご機嫌を取り続けなんとか北朝鮮をやっつけてくださいと、くすぐって、馬鹿な発言を煽ることは国際社会でまたもや日本を貶めることになる。あるいはトランプは北朝鮮攻撃のリスクを日本に肩代わりさせることも可能と睨んでいるかもしれない。しっかりした意見を持ち堅実な指導者文大統領は動かせないが、自分のいいなりシンゾーならやらせられる、シンゾーにミサイル迎撃をさせ、北の返礼(これは当然日本への攻撃だ)を待って、宣戦布告の口実にする、サイコパスならではの身勝手な論理もトランプならありえる。


志位委員長の要請文を、政府が重く受けとめないのなら、野党がまとまって、国連とか、デモクラッツ(民主党)本部、また米国議会に直接送るようにするなど(安倍より聞く耳を持っていると思う)、トンデモ大統領と腰巾着首相の暴走を止める手立てを模索するべきだ。

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