密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

NYCでトラックテロ+トランプお嬢様に57億円の貢物 

NYCで、レンタルトラックを使った無差別殺人が起こった。容疑者は、ウズベキスタン出身のサイフロ・サイポフ容疑者(29)でISISに影響されての犯行。


なんと子供たちのいるスクールバスに横から体当たりした。

黄色いバスがスクールバス。今のところ、子供たちに死者ば出ていない模様


亡くなったのは8人で、うち5人はアルゼンチンから、高校の同窓生グループでNY観光に来ていた人たち。2人は一人っ子であり、前途のある息子を奪われた両親の悲しみはいかばかりか。また赤ちゃんが生まれたばかりのパパとママも被害にあったとabcNewsは伝えた。


このトラックはホームディポ(ホームセンターのようなショップ)の19.99ドルのレンタルトラック。犯人はハドソン川対岸のニュージャージーのホームディポでトラックを借り、ジョージワシントン・ブリッジを渡り、最南端のバッテリーパークあたりで、犯行に及んだ。ハドソン川沿いはバッテリーパークまで、サイクリングロードが続いていて、被害にあった人たちはサイクリングを楽しんでいたようだ。


テロではなかったが、ラスベガスのマンダリンベイ・ホテルの史上最悪の銃撃があつたばかり。また近く行われるNYシティーマラソンへの警戒強化が行われる。


そして、この問題は、移民制度の大きく波及する要素がある。サイフロ・サイポフ容疑者は、抽選で永住権が取得できる多様化移民ビザを使って2010年に渡米した。


グリーンカード拾得には、アメリカ市民権を持つ親族等保証人になり申請をする方法と、そうした人がいない場合、抽選で約5万人に永住ビザを発給する制度に基づき、働きながら申請をしてゆく方法があるが、トランプはそれを潰そうと発言した。



ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は1日の閣議で、米国への移民が少ない国を対象に、抽選で約5万人に永住ビザを発給する制度を廃止する意向を表明した。トランプ大統領はまた、現在の司法制度について、「冗談のお笑い種だ」と否定的な見方を示した。
トランプ大統領はこの制度について、「議会に対し、多様性抽選の制度廃止に向けた作業を直ちに開始するよう求める。聞こえはいいが、これは良くない。我々はずっと反対してきた」と強調。「できる限り早期に連鎖移民をなくし、能力に応じた制度へ移行しなければならない」と語った。
ニューヨークでは10月31日に、男がトラックを暴走させて8人を殺害する事件が発生。トランプ大統領は容疑者の男について、これまでに入った情報として「一緒にやって来た、あるいはやって来る可能性のあった23人との接点だった。それは容認できない」と強調した。
トランプ大統領はこれに先立つツイッターへの投稿で、抽選制の多様化ビザ制度創設にかかわったニューヨーク州選出の民主党議員を批判。「あのテロリストは、いわゆる『多様化ビザ抽選制度』を通じて我が国にやって来た」と述べていた。
容疑者の男については、記者団の前で「アニマル」と形容。米国はテロ容疑者に対してもっと厳しくなるべきだと主張し、「現状は冗談のお笑い種だ。このようなことがたくさん起きるのも無理はない」と訴えた。

考えが浅く直情的で、単純な言葉しか話せないトランプは、常に人々の分断を招く発言をする。たった一人の犯罪者を取り上げ、永住権を得ようと頑張っている人たちの希望を潰す。まあ、この人のほざいたことは、実現できないことが大半なので、法的に動く可能性は少ないが、ヘイトクライムや、疑心暗鬼からくる差別の助長する。最も大統領にふさわしくない人物だ。



さて、そのトンデモ・トランプ訪日の前乗り愛嬢イバンカ。しっかり日本から57億円のプレゼントを頂く。



 トランプ米大統領の長女で、来日中のイバンカ・トランプ大統領補佐官(36)が3日、女性活躍の推進を目指す「国際女性会議WAW!」に出席し、約20分間講演した。起業家であり3児の母親でもある立場から「女性の労働参加は世界を強くし繁栄を確実にする」などと、経済分野での女性の活躍を訴えた。


 イバンカ氏は女性の社会での活躍が進めば、経済成長にもつながると指摘。そのためには家族全体の所得を増やす税制改革をはじめ、高収入につながるIT関連分野への女性の参画促進、女性の起業を支援するシステムの確立などが必要だと述べた。さらに、育児や家事に専念する女性を含め「すべての女性が働く女性」とも語り、女性の選択が尊重される社会の実現を呼びかけた。


 また、安倍晋三首相も会議に出席。イバンカ氏が主導して立ち上げた「女性起業家資金イニシアチブ」に対し、5千万ドル(約57億円)を拠出する方針を表明した。同イニシアチブは発展途上国での女性の起業家や中小企業を支援する基金で、日本は米国やドイツなどと並び最大拠出国となる。


 ログイン前の続きイバンカ氏は、夫で大統領上級顧問を務めるジャレッド・クシュナー氏とともに政権スタッフを務め、トランプ大統領の内政や外交方針に影響を与えるとされる。関係者によると、今回の来日講演をめぐっては、英通信大手BTグループの日本法人トップで、経団連初の女性役員を務めるBTジャパンの吉田晴乃社長(53)が、大統領補佐官ディナ・パウエル氏に接触したことがきっかけで実現した。


 トランプ政権は発足当初から「米国第一」を掲げ、環太平洋経済連携協定(TPP)からも離脱を決めるなど日本経済界は困惑したが、吉田氏は政権の要職に女性が相次ぎ就いたことに注目。今年2月、大手企業の女性役員らを伴って訪米し、パウエル氏に「日米の女性同士で女性活躍推進をリードしたい」と述べイバンカ氏の来日を提案、賛同を得たという。(板橋洋佳、山口博敬)


イバンカには別に悪印象はない。女性起業家支援、悪くないが雲の上の話。大金持ちの家系で父の会社をベースに活躍するイバンカ。彼女は日本社会の女性にたいする冷遇、搾取の状況をわかっているのだろうか?いや、イバンカはいい、わかっているのか?と問いたいのは、バラマキ大好き外面だけの安倍氏首相だ。


こんな調子で、トランプにも、多層な金額や有利な条件を巻き上げられるだろう。
海外なら、どんなにみっともない交渉力のない外交をしても、国内メディアは、安倍さん国際社会で大活躍、と報じる。しかしホームの日本でトランプにしてやられれば、どのように言い訳をするのだろうか。



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