密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

豪のオスプレイ墜落 3人の若者の命

Widow Maker-未亡人製造器の異名を持つオスプレイ。オーストラリア沖に墜落し乗員26人のうち3人が行方不明で死亡と断定され捜索は打ち切られた。


ベンジャミン・クロス26歳、ナサニエル・オードウェー21歳、そしてルーベン・ベラスコ一19歳の3人若者の命が失われた。

これが本物のオスプレイ、全米で見かける美しい鳥なのだ。


沖縄ではパイロットの努力で市街や住宅地を逃れ、海まで機体を運ぶことがでいたが、沖縄の人々は、常に、この不安定でうるさいWidow Makerの不安の中で生活している。
米兵だって、こんなものに乗せられるのだからたまったものではない。
ベル社とボーイング社が開発にかけたお金の分使われ続ける。
関東では、私の地元木更津にオスプレイが配備されているが、今度は横田基地にも配備されるらしい。



7日、米軍は、日本政府が求めている飛行自粛をアザ笑うかのように輸送機オスプレイを普天間飛行場から飛ばしてみせた。


 オーストラリアで5日に墜落事故を起こしたことから日本は6日に飛行自粛を要請。ところが米軍はこれを無視。この日、小野寺防衛相と会談したシュローティ在日米軍副司令官は、「運用上必要だと判断した」と日本の要求を歯牙にもかけていないのだからフザケている。


 元外務省国際情報局長の孫崎享氏がこう言う。


「米軍は“日本が米軍の運用に文句をつけることは許さない”ということを示すために、飛行自粛を要請した翌日に、わざとオスプレイを飛ばした可能性があります。北海道で間もなく始まる日米共同訓練にもオスプレイ6機が参加する予定です。北海道などは、オスプレイを参加させないよう防衛省に求めていますが、参加が見送られることはないと思います」


オスプレイは米軍機の中でも飛び抜けて事故が多い。米国では1992年から15年までにパイロットや兵士ら41人がオスプレイの事故で死亡。これまで普天間基地に配備された24機のうち、すでに2機が墜落事故で失われた。事故率はこの5年で1.8倍に増加している。


 恐ろしいのは、オスプレイが東京上空を飛び回る日が近づいていることだ。東京・横田基地に配備されるのは時間の問題だという。


「米軍は21年までにオスプレイ10機を配備する計画です。今年中に最初の3機を配備する予定でした。国防総省が最長で3年遅れると発表しましたが、それでも早ければ来年にもオスプレイが横田基地に配備されます」(軍事ジャーナリスト)


 横田基地の中心部から半径3キロの距離には、住宅や小中学校、保育園、病院、老人介護施設がある。


しかし、米軍が住民の生活に配慮しながらオスプレイを飛行させる可能性はなさそうだ。


 オスプレイの運用に関し、「市街地上空をヘリモードで飛ばない」などと日米政府の間で取り決めた12年の“日米合意”が存在するが、ほとんど意味がないという。普天間基地のピーター・リー司令官は“日米合意は順守する必要はない”との認識を示している。


「米軍が軍の運用について日本の介入を許さない以上、日米合意は意味をなしません。いずれオスプレイの事故が横田基地周辺で発生し、その際に日本政府が飛行中止を求めたとしても黙殺されるでしょう」(孫崎享氏)


 すでにオスプレイは訓練で日本各地を飛び回っている。いずれ東京で墜落してもおかしくない。


本土の人たちも、すぐに沖縄の人たちの気持ちが身にしみてわかるようになるのだろう。
対米従属でやってきた自民党には、地位協定見直し交渉は無理。 連立政権樹立で共産党に対米交渉・地位協定見直しを任せてみたいと本気で思っている。



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