密接な関係にある他国から

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また墓穴、1月20日発言で、嘘の上塗りでしどろもどろ

衆議院で、「加計学園が戦略特区に申請したのを知ったのは、1月20日」発言で自ら窮地を招いてしまった安倍総理。籠池氏証人喚問以来、完全に負のスパイラルに落ち込んで入りこんでいる。だいたい答弁原稿はチャックされているだろうに。いかにも後で辻褄が合わなくなることが明白なこんな云い切りをしたのは、それ以前に知っていたという事実がよほどのネックになるからなのだろう。 


親しい友達同士の食事のおごりあいと言っているが、週刊文春4月27日号では、安倍総理は、「加計氏は俺のスポンサー」加計氏「安倍首相には年に一億ぐらい使っている。どこへ遊びに行こうとか何を食べに行こうとかで」と記事にされている。だとすれば、立派な収賄罪に問われる。


二重国籍問題をきちんとクリアして、持ち前の鋭さを前回の蓮舫氏、「これで終わりだと思ってはいないでしょうね?!」と安倍総理に詰め寄る。「嘘つきとよばれたくなければ』「いつ臨時国会を召集しますか?」「開催に必要な合理的期間内に、合理的期間とはどう解釈していますか」もはやしどろもどろの言い訳で、なんとか確信をごまかそうとする惨めな安倍。



加計疑惑を追及する国会の閉会中審査2日目。参院に舞台を移した25日午前中の審議で、安倍首相の決定的なウソが明らかになった。安倍首相は完全にアウトだ。


 24日までの殊勝な態度が崩れ、安倍首相がシドロモドロの答弁で論理破綻をきたしたのは、民進党の蓮舫代表の質問の時だった。


 24日、安倍首相は、加計学園が国家戦略特区の獣医学部新設に関わっていることを知ったのは、今治市とともに行った申請が決定された「今年1月20日」だったと答弁していた。しかし、これについて、「過去の答弁との矛盾がある」と蓮舫代表が問いただしたのだ。


 実際、今年6月16日の参院予算委員会で社民党の福島瑞穂議員が質問した際、安倍首相は「構造改革特区で申請されたことについては承知していた。その後に、私が議長を務める国家戦略特区に申請するとすれば、私の知り得るところになる」と答えている。また、6月5日の参院決算委員会で民進党の平山佐知子議員の質問の際には、「国家戦略特区になって今治市が申請した時に知った」という趣旨の答弁をしている。つまり「1月20日」よりずっと前から知っていたことになるのである。


ここを突かれると、安倍首相は「(あの時は)急な質問だったので混同した」と驚くべき答弁をし、否定したのだが、平山議員は質問通告もし、文書も提出している。「急な質問だったから」という言い逃れは通用しない。


 さらに、決定的だったのは、蓮舫代表の後の民進党・桜井充議員の質問。福島瑞穂議員が「首相は加計学園が今治市に獣医学部を新設したい意向を知ったのはいつか」と主語を「首相」とし、「加計」の文字をハッキリ書いた質問主意書を出していたことも追及。これに対し政府は、「第2次安倍政権の2013年、14年、15年の構造改革特区申請に書かれている」と答えていて、これは閣議決定されている。2013年には、安倍首相は加計の計画を知っていたという動かぬ証拠である。


 これを突き付けられると安倍首相は、「過去の事実をお答えに代える場合もある」と、自分が知っていたのではなく、「政府が把握していた事実」というすり替えで逃れようとしたが、どう考えてもムリ筋だ。


 1月20日まで「加計の計画は一切知らなかった」という安倍首相の立場は完全に崩れ去った。


この安倍総理の状態を、まさに言い得て妙のツイート
郷原信郎‏ @nobuogohara 12h12 hours ago
安倍首相の答弁を聞いてて、思い出したのが、「投了」で終わらず、玉が取られるまで差し続ける子供のヘボ将棋。一国の総理なのだから、そんな無様なことはすべきではない。



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