密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

蓮舫氏記者会見は好感度を上げた。

蓮舫代表選人から、野田幹事長起用も合わせて、いまひとつピリッとしないどころか、都議選では党内分裂を産んで、野党共闘を望む国民のストレスは上がりっぱなし。
しかし都議選敗因が蓮舫代表の二重国籍問題だとする意見はピントハズレも甚だしと思っていた。しかし、これを受けての蓮舫氏の記者会見は、党首としての責任においてプライバシーの一部公開を行うものの、その影響は一般へのいかなる波及もあってはならないとし、また、日本国籍以外を持つ立場の人として、また子供を持つ母親として、真摯で切実な訴えもここrに響くものだった。



民進党・蓮舫代表記者会見 2017年7月18日


また記者質問において、ネット情報を根拠に記者とは思えない不勉強でいじめまがいの質問を行おうとした産経の記者の「三重国籍の疑いについては?」との質問に、良い意味での蓮舫氏らしい切れ味のよいやりとりでビシっと決めた。
以下そのやり取り


産経「ネットの情報ではあるんですけど、いまなお蓮舫さんが中国籍をもっているんじゃないかとか、三重国籍の疑いがあるんですけど、タレント時代、インタビューで『台湾籍』『中国籍』と発言を展開されていて、三重国籍の疑いも言われているんですけれども、その点について」
蓮舫「3つ私が国籍をもっているということですか? もう少し丁寧に質問お願いします」
産経「台湾籍と中国籍と日本籍」
蓮舫「台湾籍と中国籍って一緒にもつことができるんですか?」
産経「そこも含めてご回答いただければ」
蓮舫「もう少し丁寧に質問お願いします」
産経「ネットで言われている真偽不確かな情報について『ない』ということを言っていただきたいんですよ」
蓮舫「ネット上で言われている真偽不確かなことを、いま産経新聞さんが私に理由でなく確認されているという質問でよろしいですか? あり得ません」 


この会見を聞いていた人は、薄れ掛けていた蓮舫氏の魅力を再確認できたのではないか。
横浜市長選でもまとまらなさを露呈した民進党であるが、この会見のように、他の野党推薦の候補に一本化するようなビシっとしたリーダーシップを発揮してほしい。


市長選で、野党推薦候補の伊藤氏が、自公推薦候補の林前市長を下せば、民進党もやはり野党共闘に集中すべき、当の足並みを乱す保守派は、自民党へでも、小池新党へでもどんどん出て行ってもらうように腹をくくれるだろう。


蓮舫代表、どうかシャープな英断を見せて欲しい。



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