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圧力で文科大臣に謝罪させても、止まらない萩生田発言録

クローズアップ現代で取り上げられた、『萩生田副長官のご発言概要』を真っ向否定の萩生田官房副長官。しかし彼がきっぱり否定して嘘をつくことは、国会の場で加計理事長と安倍総理の関係を、報道のみで知っていると答えた後に、仲良くバーベキューをしている写真が、しかも自分でホームページにアックしていたことから、平気で嘘をつく、全く信用ならない人物であることが知れ渡った。


後に、松野博一文科相は記者団に「タイトルから見ると内容は正確性を著しく欠いていた」と謝罪会見。誰が持ても、官邸から圧力がかかったのが見え見え。



20日文科省内で存在が確認された「10/21萩生田副長官のご発言概要」。「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」「官邸は絶対やると言っている」「文科省だけが怖じ気づいている」と萩生田副長官が、加計学園の獣医学部新設を強硬に推し進めていたことが生々しく書かれてある。


 萩生田副長官は「心当たりのない内容」ととぼけているが、ここまで具体的な発言を官僚が捏造するはずがない。この内部文書は、突然、見つかったが、文科省内には、こうした“萩生田発言録”がいくつもあるとみられている。いずれ決定的な文書が出てくるのではないか。


文科省の説明では昨年10月21日に常盤豊高等教育局長と萩生田副長官が面談。面談後、常盤局長が獣医学部新設を担当する課長補佐に概要を説明している。その際、課長補佐が、関係者から聴取した周辺情報などを補足したうえ、萩生田副長官の発言でない内容も含めて記載したという。このため正確ではないという。しかし、たしかに“タイトル”は不正確だが、“内容”はほぼ正確だとみられている。文科省関係者が言う。


「課長補佐は分かりやすい議事にするため、局長の説明に周辺情報を加えて記録したまでです。誰が作成したかも分かるメモです。自分の責任になるのに、役人が事実をねじ曲げて間違った議事をわざわざ作るでしょうか。一部が萩生田副長官の発言ではないとしても、書かれている内容が両者で話し合われたことは間違いありません」


先に民進党が入手した「10/7萩生田副長官ご発言概要」(文科省は未確認)では、
<加計学園が誰も文句が言えないような良い提案をできるかどうかだな>
<構想をブラッシュアップしなければいけない>
と“懸念”が示されている。
今回の文書はその2週間後。まさに“ブラッシュアップ”された提案がゴロゴロあるのだ。
<ハイレベルな伝染病実験ができる研究施設>
<既存大学を上回る教授数(72名)とカリキュラムの中身を増やすこと>


 この先、萩生田発言録はワンサカ出てくる可能性が高い。21日の民進党の会合で文科省の松尾泰樹審議官はこう言った。


「萩生田副長官は従来、文科政務官をされていた。日常的に文科省職員がいろんなことでご説明、ご相談に行っていました」


メモを残している職員も少なくないはずだ。実際、今回も新たに見つかっている。しかも、発端は文科官僚の勇気あるリークだった可能性が高い。


「文科省がこの発言録の存在を慌てて調査して公表したのは、前日にNHKの『クローズアップ現代+』で報じられたからです。NHKは他にも内部文書を入手しているといいます。社会部は報道する気満々です」(政界事情通)


今ごろ萩生田副長官は、第2、第3の内部文書が出てくることに怯えているに違いない。


民進党調査委員会での文科官僚の苦しい答弁。


民進党・加計学園疑惑調査チーム2017年6月20日


これで、なかったことにされて、勇気ある文科官僚が単に粛清され幕引きなんて不条理を通じさせてはいけない。 彼ら文科官僚の立場は、人生を壊してでも、行政の歪みを正したいという、決死のもの。 これを後押しするのが世論だ。前川前事務次官も会見でサポートするらしい。 たった意的に支持率を下げ、都議選で審判を行い、臨時国会を開かざるをえない状態に持ち込もう。


傲慢独裁安倍信三も、まだ世論が強く、支持率で動く。当然だ、彼は王様でも、天皇でもない。国民に選ばれて、権力を委託されたいるにすぎない。
もはや自分が国王だという勘違いが要所要所に見られる安倍晋三。お育ちの後押しで、王様のように持ち上げる、側近・自民議員。だから彼らは”不敬罪”もどきの発言も平気でする。しかし彼は天皇にも王にはなれない。主権は国民にあるのだから。


知性も、人徳もない統治者はいらない。国民の声を反映する政府をみんなで作らなくてはならない。メディアも矜持を見せて欲しい。安倍政権に不支持を表明し、立憲4党の支持率をもっと上げよう。


そうすれば、この国、そしてそこで生活している人々は救われる。


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