密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

国会殺しの組織的犯罪集団 

これを組織的犯罪集団と言わずしてなんという。国会は、議会制民主主義は殺される。
幼稚で後先考えず、得意になって総理が行った、国家の私物化を隠すために。自分たちの支配に異論を挟まない制度を確立するために。
論理性もなく、倫理観もなく、ただ己の選民意識に凝り固まった幼稚な人物であるがゆえに、周囲の論理的整合性を破壊。何の疑問もなく自己撞着を繰り返す。この稀有な性質を縦に、無理を通すことで、徐々に最低線常識・良識まで破壊し、国会殺しは完成する。

 参院議院運営委に向かう与党議員に抗議する野党議員で騒然とする国会の廊下=14日午後


自民、公明両党は14日午後、参院議院運営委員会理事会で、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を巡り、参院法務委員会採決を省略する「中間報告」を提案した。野党は拒否し、その後も断続的に協議したが決裂した。与党は成立に向け、15日未明にも本会議採決を強行する構えだ。野党は「暴挙だ」と猛反発。安倍内閣に対する不信任決議案の提出を含めて徹底抗戦する。終盤国会攻防はヤマ場を迎えた。
 参院本会議は14日夜、金田勝年法相への問責決議案を否決する。与党はその後、中間報告を求めることを議題とする動議を提出する見通しだ。
(共同)

野党諸氏がどのような抗戦に出るのか?もう、いくら論理的に正当であっても、それが通用しない。あとは、物理的抵抗、無駄かもしれない、でもやるべきだ。野党4党は国民に体を張ってリーダーシップを示さなくてはならないからだ。自分たちの前に立つ人たちの勇気、心ある官僚もメディア人も覚悟を決めなくてはならない。そして国民は彼らの正義を世論で後押ししてゆくしかない。応援し声援を送り、絶対他人事にしてはならない。


国会閉会後でも、メディアを通じて、森友・加計問題を追及し続け、東京都民は自民党を惨敗させ、時期国政選挙まで徹底的に粘るしかない。


憲法改正(破壊)に加え、総理大臣に完全な権力が集中する法案の成立、選挙制度の大改悪のめどが、2020年。オリンピックまでは、国際社会の衆目が集まるので、その終了後に政権による独裁粛清が本格化するだろう。北朝鮮はあの独裁状態を何十年も続けている。その悪夢が日本にも起こる。核兵器保有を正当化し、近隣諸国に脅威を与え、国連勧告を無視し、孤立する。


遅くても3年と6ヶ月後、2021年1月20日、アメリカには人間的な判断力を備えた民主主義の擁護者たる新大統領が誕生する。そうなれば、民主主義擁護・国連尊重のより強い外圧が日本に加わるだろう。


しかしそれもギリギリだ。その前に、国民の手で自民党を惨敗させることはできる。日本の国民主権を取り戻せる。日々の中で自分の息子・娘と真剣に対話し、若い意識を覚醒させることに努め、みんなで選挙に行く。


空気のようにあった、自由と民主主義は失われようとしている。戦後もたらされた民主主義を享受し育んできた日本が、自分たちで選び、掴み取る時がきた。多くの国々が、君主制から、独裁制から、民主主義を自らの手で勝ち取ってきたし、勝ち取ろうとしている。その戦いゆえに尊さを痛いほど認識している。今、日本が本当の民主主義国家となるための最大の試練である。


頑張れ野党4党、頑張れ官僚のノーブレスオブリージュ、頑張れ正義のためにある警察・検察 頑張れメディア・ジャーナリスト 頑張れ表現者 頑張れ普通の人々、諦めてはいけない。


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