密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

支持率最低更新のトランプ司法妨害疑惑 ”コミーの乱”

真面目で正義感のある公務員🆚傲慢で愚かな権力者の構図
コミー氏権力を見せつけようと解任したトランプは墓穴を掘った。人気中は公にしよう現できないことも、職を時すれば、証言できる。



(CNN) トランプ米大統領に連邦捜査局(FBI)長官を解任されたジェームズ・コミー氏が7日に声明を発表し、トランプ大統領から忠誠を誓うよう求められ、マイケル・フリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に対する捜査を中止するよう迫られたうえ、フリン氏は捜査の対象になっていないと公の場で発言するよう何度も圧力をかけられていたと証言した。

オバマ政権でも、コミー氏は職員の信頼も厚く、公正で職務に忠実であると評価されていた。その公正さは一般も知るところだったことは書き込みでもわかる。


ヒラリーのメール調査で、トランプサポートが疑われたが、それも職員から上がってきた調査結果に、恣意的判断を加えてはならないとの倫理観で敢えて行ったようだ。


2月14日の面談の中でトランプ大統領はコミー氏に対し、「自分の道をはっきり見極めて、この件から手を引いてくれることを望む。フリンから手を引いてほしい。彼はいいヤツだ。この件から手を引いてほしい」と迫ったとされる。
これに対してコミー氏は、「『彼はいいヤツですね』とだけ答えた」と述べ、「『この件から手を引く』とは言わなかった」としている。


忠誠の要求については、1月に初めて夕食を共にした際に、トランプ大統領から「私は忠誠を必要とする。私は忠誠を期待する」と求められたとコミー氏は証言している。「その後の気まずい沈黙の間、私は動くことも、話すことも、表情を変えることも一切しなかった」とコミー氏は述べ、大統領に対して常に誠実でいるとの意味でコミー氏が返答すると、トランプ大統領は「私が望むのはそれだ。誠実な忠誠心だ」と応じたとされる。
自分に都合よく解釈するのがトランプ流。単純であり、直情的であり、制御不能。
しかし、アメリカは3権分立がはっきり確立しており、議員、裁判官も、個人として独立している。議員にしろ、官僚にしろ、一般職員でさえ、交渉や交換条件で動くことはあっても、日本のように、トップのいいなりになったり脅しに屈したり、ましてや忖度したりは決してない。 裁判官も、たとえ保守派の裁判官でも、大統領から、依頼や圧力があれば、これを許さない倫理観と誇り高さがある。


ワンマンビジネスのトランプはここがわかっていない。お金に群がり、彼の機嫌をとる人間を、力でねじ伏せることを楽しんできた彼には、尊厳をかけて仕事をする人間を理解できない。



コミー氏によると、トランプ大統領と交わした会話は計9回。うち3回は対面で、6回は電話で話をした。これと比較して、オバマ前大統領と話をしたのは2回のみで、電話で話したことはなかったという。
オバマ氏は、FBIの独立性をとても配慮していた。大統領という立場と役職を理解していた。トランプは子供じみたイメージで、大統領と、王様を混同している。


それまで大統領との会話をメモしたことはなかったが、トランプ大統領と会った直後からはメモを残すようになったといい、信憑性(しんぴょうせい)を裏付けるため、会った場所やその場にいた人物などに関する詳細も記録している。
メモの内容についてはFBIの幹部とも共有したとしている。


大統領はロシア問題に関するフリン氏への捜査を打ち切るようFBI長官に要求したのかと尋ねられ、「ノー、ノー。次の質問」と発言していた。
都合の悪いことは、知らんぷり、問答無用。日本では通用してもアメリカではそうはいかない。アメリカには、空気読むも阿吽の呼吸も忖度も理解されない。それは移民国家であるため、きちんと共通の認識のルールが決められている。


安倍一派の日本乗っ取りの背景には、日本の単一民族文化による、暗黙の良識や、信頼と依存、甘えの構造を、悪用して進められてきたと思う。


安倍一派を駆逐できたら、まず、国家公務員倫理規定の見直しを、きちんとするべきだ。


トランプは支持率最低を更新現在34%頼みの37%からも見放し組が出ている。
4年間の任期を全うできないだろうと考えている人の割合は40%に上った。


日本も、なりふり構わない政権の態度に、国民の不信感・嫌悪感が増している。
もっと支持率を下げて、強行採決すれば、都議選ボロ負けの圧力で、共謀罪時間切取り下げさせたい。数で劣る野党4党の真の後押しは、国民の支持率なのだ。

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