密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

とりあえず改憲したいは、憲法の私物化 愚かな安倍総理の自己矛盾

国会論戦で、安倍首相のコロコロ変わる改憲案が明らかになりかつ、首相本人から、
『どうしたら国民の賛同が得られるかという簡単で変えている』という信じ難い答弁。


つまり、いかに国民を騙くらかして改憲させるか四苦八苦して頭をひねってる、と明言。
共産党小池議員は、改憲は国民の側から、の声が盛り上がって初めて議論されるべきと発言したがまさにその通りである。

🖇 《憲法改正》小池晃・共産党「我々は民主主義を一番大切にする政党ですからね」 VS 安倍晋三総理【国
会中継 参議院 予算委員会】平成29年5月9日


ご覧になった方も多いと思うが、とにかく首相答弁がひどい。原則として自衛隊違憲としている共産党の 綱領をあげつらい、ついでとばかりに野党共闘も攻撃、印象操作を行おうとヨレヨレの答弁で躍起になっていたが、全てが小池議員の論理的議論に打ち砕かれた。
公明党受けのいい”新しい判断”9条第3項の加憲を期日まで明言しておおっぴらに打ち出し、国会で攻められると、自民党総裁の立場の発言で総理として答える立場にないと開き直るいつもの手口。安倍総理の、とにかく自分が総理の時に改憲したいのでナリフル構わず、とりあえず改憲という意図が見え見えだ。そのために850億の血税を使うのだ。
冗談じゃない。


安倍総理は何度も何度も(彼はそこが弱点だと思っているらしく)共産党の自衛隊違憲の
綱領を持ち出し、「もし御党が政権をとったら即座に自衛隊廃止するだろう」などと印象操作。しかしこれは、安倍政権が、自分たちが政権をとって、国民無視のトップダウンで政治を行っているからそう思う、というまさに語るに劣る発言で、案の定小池氏に、国民の意思を無視して廃止などできるわけがない、「我々は民主主義を一番大切にする政党ですからね」とビシッとやり返された。


加えて、自衛隊合憲としてきた自民党の総裁自身が、加憲によって自衛隊合憲化を目指すという、自衛隊違憲の認識を示すという大きな矛盾を打ち出してしまったことに、気付かされた。加えて、共産党の綱領の矛盾を突くつもりが、違憲である自衛隊を合憲と解釈し、ここまで大きく育て、完全な憲法違反の海外派兵までさせたのは自民党であると、反論の余地のないチャックメイトを決められた。


安倍総理の頭の中には、自分が総理で改憲したい。国民をなんとか誘導できるソフト改憲でもしたい。そのために共産党を利用、ついでに共産党と共闘に向かう民進党を突いて分断、国民に民共危険をイメージ戦略。そんなくだらないとしか頭にない。


こんな幼稚な人間の満足のために850億の血税を使い、日本人の誇りである現行憲法を
くだらない愚かなものに改悪させるわけにはいかない。


安倍総理は「憲法は国の理想を語るものである」と言った。その通りだと思う。
であるなら、今の日本国憲法は人類が目指すべき崇高な理想を、掲げている世界に類を見ない憲法であると思う。共産党は現実を憲法に近づけて行くと言っている。憲法が国の姿の理想を語るものなら、それが当然のあり方で、現実の便宜のために理想を合わせたら、それは理想でもなんでもない。



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