密接な関係にある他国から

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端から答える気なし、安部政権不誠実答弁データー

国会中継を、しかもTVの編集なしで見ている人は、安部首相、および首相の態度に右へ倣えの各大臣の意味不明・はぐらかし・不誠実な答弁にうんざり+怒りを感じていることだろう。これをNHKあたりがうまく編集するので安部支持率は維持されている。


毎日新聞が事実上0回等の答弁である、「意味するところが必ずしも明らかではないので、お答えは差し控える」類の文言の割合を記事にしていた。



質問主意書に「意味するところが不明」
 政府が国会議員の質問主意書に対して閣議決定する答弁書で、質問内容に対し「意味するところが必ずしも明らかではない」と留保する文言が急増している
2000年以降の答弁書約1万2500件を調べると、同様の言い回しがあったのは約1300件。このうち第2次安倍内閣以降が6割超の約860件を占めた。なぜこの言葉が使われるのか。


「お尋ねの『団体・イベント等』の意味するところが必ずしも明らかではないため、お答えは困難である」


 民進党の宮崎岳志衆院議員は4月、安倍晋三首相の妻昭恵氏に関する質問主意書を提出。昭恵氏側から「森友学園」以外の働きかけや照会があったかどうか尋ねた。政府の答弁書は事実上のゼロ回答で、宮崎氏は「これでは何が『明らかではない』のかさえ分からない」と憤る。


 最初に現れたのは小泉内閣の02年1月、アフガニスタン難民に関する答弁書からだ。強制退去させた人数に関する質問に「意味するところが明らかではない」としつつ、旅券不所持など5人に問題があったと回答した。同様の文言は第1次安倍内閣から麻生内閣までの自民党政権で3659件中3%(104件)だったが、第3次安倍内閣では4月末現在、2132件中632件で30%に達する。


 「意味するところが不明」とする答弁書にはゼロ回答のほか、質問と離れて一般的な事実を述べる例もある。後者は何を意味するのか。


 「野党に『こう聞いたらこう答えた』と言わせないためのフレーズだ」。中央省庁の局長経験者は語る。議員が質問主意書を提出できるのは国会開会中のみ。質問に直接答えず次の追及まで時間を稼ぐ戦術だ。


 局長経験者は「論点外しは誠実さの点で望ましくはない」と語る。今国会では森友問題や陸上自衛隊の「日報」問題で首相や閣僚が長々と持論を展開。「質問に答えていない」と紛糾する場面もあり、質問主意書は重要な追及手段となっている。


 駒沢大の大山礼子教授(政治制度論)は、「国会における政府の説明は近年、口頭や文書も含めて雑になっている。野党も国民に選ばれた代表なのだから説明には意を尽くすべきだ」と指摘した。【佐藤丈一】


ここに、耳にタコができている「答える立場にございません」が加わると、50%以上が0回答、しかし費やす時間は自説演説、わかりきった一般的背景説明、ヤジに反応してグダグダ、被害妄想逆ギレ、であるから、国会審議の意味は野党側質疑だけ。多分意味が通じるのは30%くらいだと感じる。


自民党はまったく議論をする気がない、国会では、筋が通らなくても、耳障りのいい印象操作をし、野党には印象操作だレッテル張りだと喚き散らし、時間を稼ぎ強行採決。これを当然として粛々と進める気なら、審議拒否、委員長・大臣解任動議 バリケード・体力のある若手議員は牛歩、共謀罪は死に物狂いで止める姿勢を国民に示す、大変だろうけど、ぜひそうしてほしい。


国民もその必死さに共鳴できると思うのだ。戦争法の時も、一人牛歩の山本議員、ヒゲに殴られた小西議員、必死の各議員の論戦も胸を打たれた。今回も、本当に酷い苦しい状況だが頑張ってほしい。



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