密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

幹事長自ら情報統制の不見識

今村復興相の2度目の暴言に、いち早く対応し、トカゲの尻尾切りに動いた安倍総理。
しかし二階幹事長は、ご不満のご様子。



二階氏「言葉の誤解、首取るまで張り切らなくても」


自民党の二階俊博幹事長は26日、東京都内での講演で、東日本大震災をめぐる失言で辞任した今村雅弘・前復興相を念頭に「人の頭をたたいて、血を出したっていう話じゃない。言葉の誤解があった場合、いちいち首を取るまで張り切っていかなくてもいいんじゃないか」と語った。張り切ったのは安倍総理だよね。北問題でやっと隠し、未だくすぶっている森友で不安定の自分の支持率のために不安材料はバッサリトカゲの尻尾切り。
大臣ともなると、暴行傷害までしなければ、辞任の必要なし?安倍政権はどんな暴言、不祥事、勤めをろくに果たせない無能大臣ですら辞任させないのは周知の事実。
どこまで傲慢なんだか。


自らの派閥に所属する今村氏の発言を、擁護したとも受け取られかねない発言だ。
東日本大震災をめぐり「東北で良かった」などとした今村氏の発言は25日夜、報道陣が入った二階派のパーティーで出た。


二階氏は「政治家の話をマスコミが余すところなく記録をとって、一行悪いところがあったら『すぐ首を取れ』と。何ちゅうことか。それの方(マスコミ)の首、取った方がいいぐらい。そんな人は初めから排除して、入れないようにしなきゃダメ」と述べ、報道陣の取り上げ方の問題だとの見方を示した。(朝日新聞デジタル 2017年04月26日 13時39分)

言葉の間違いではない。見識の間違いだ。しかも与党幹事長が、言葉を変えれば、『マスコミを懲らしめなぁあかん!!」と言い、自分たちに都合の悪い質問をする記者は、しめだせ、と言っている。こちらの方が何倍も大問題な発言。


アメリカなら、メディアは一斉攻撃だ。政府のメディアに対する姿勢の問題なのだから。『ナチスに学べ』といった人物が未だに副総理、いや国会議員を続けていられるほど、日本は問題発言に特段に優しい。


今村氏を怒らせた、ジャーナリスト西中誠一郎氏の質問こそ、記者質問の基本姿勢であり
それを問題視する人たちがいることに驚き、呆れる。


政治家・行政側の人間と、なあなあで食事をする。それも相手のもてなしで、など信じられない腐敗だ。


それに「政治家の言い回しに拘泥するな、そんなのどうでもいいことだろう。政治家の本領は言葉ごときではない、何をできるかだ」とでも言いたいのなら、それこそ大きな勘違い、傲慢、うぬぼれ、自己過大評価だ。安倍政権は国民のための政治をしているとは到底思えないからだ。


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