密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

安倍首相発言に右往左往 核シェルター・空気清浄機発注激増

北朝鮮動向で、安倍首相は自分たちの最大の危機を封印し、ホクホクしているだろう。
本来日本国民の安全を考えるなら、シリア攻撃で国内での支持率をやや回復し味をしめたトランプの強権パフォーマンスにのこのこ出かけて行って、”演習”などするべきではない。


日本がアメリカの尻馬に乗って、北朝鮮威嚇に参加すれば、事態をより悪化させる。
中国と協力して、アメリカを引かせるべきだ。同盟国韓国でさえ、日本が北朝鮮紛争の際邦人救出のための自衛隊の韓国入国は拒否しているという。当たり前だ、日本には侵略の前科があり、しかもそれを正義の戦争だ、アジアの開放だと正当化する人間たちが政治の中枢を担っているのだ。とにかく、日本がチョロチョロすることは百害あって一利なし。


しかも言うに事欠いて、サリンを使用される恐怖を何の根拠も示さず、国民に吹聴とは。
一国の首相のやることではない。野党はこの首相発言の根拠を追求し、もし重大機密事項であると逃げたのなら、首相の機密事項の吹聴の責任を追及するべきだ。


自分と政権と妻の危機問題回避のため、”化学兵器使用でいきなりシリア攻撃をしたアメリカが、北へ攻撃もあり得る”という誘導のため、サリン攻撃を持ち出すいい加減な日本国首相。しかし従順な国民はこれを信じて、右往左往する。

<半島情勢の緊迫化に伴い、核兵器や化学兵器に対して身を守るシェルターや空気清浄機への注文が増えている>


北朝鮮のミサイル発射や核実験の可能性が高まるなか、アジアでは不安と緊張が増している。ロイターが4月24日に伝えたところによると、日本では数週間ほど前から、最悪のケースに備えようと、核シェルターや放射性物質を除去できる空気清浄機の売上や注文が急増している。


神戸に本社を置く織部精機製作所は、4月に入ってすでに8件の核シェルター施工契約を結んでいる。通常は年間6件ほどだという。同社取締役の織部信子はロイターに対し、放射性物質と毒ガスを排除できるスイス製の空気清浄機50台が売り切れたため、需要に応じるべく仕入れようとしているところだと述べた。


「核シェルターの施工には費用と時間がかかる。しかし、近ごろは情勢が緊迫しているため、今すぐ設置してほしいという声ばかりだ」と織部は語る。「すぐに来て見積もりを出してほしいと依頼がある」


<安倍首相の言葉がきっかけに>
核シェルターや空気清浄機を設置したり、設備を改善したりするのはけっして安くない。
6人まで収容できるシェルター向けの空気清浄機1台は5630ドルで、13人までの空気清浄機は1万5440ドルだ。より多数が収容できるシェルターの価格は22万7200ドルで、施工には4カ月かかる。


シェルターや空気清浄機の需要が急増したのは、今月に入って安倍晋三首相が、北朝鮮は神経ガスのサリンを搭載したミサイルの発射技術を持つ可能性があるとの見解を示しためだ。


首相は4月13日に開かれた参議院外交防衛委員会で北朝鮮に関し、「サリンを弾頭につけて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」と述べた。化学兵器を北朝鮮が保有していることを示す具体的な証拠は挙げなかった。


金正恩政権は3月6日、日本海に向けて弾道ミサイル4発を発射した。うち3発は1000キロほど飛行して海に落下した。報道によると、それらの3発は、秋田県男鹿半島沖合の300~350キロ付近に落下したとみられる。4月1日にも1発発射したが失敗した。


(翻訳:ガリレオ)


30年くらい前、スイスを訪れた時、スイスでは各家にすべて核シェルターを持っている、という説明を受けた。永世中立国の備えあれば憂いなしに感心した記憶がある。
だから、地震の多い日本で地下の核シェルターが安全かどうかは別にして、空気清浄機付き核シェルターでかつ、耐震、浸水なし、緊急時酸素補給可能で、地震、津波にも強いシェルターの普及を政府が広めて行くなら、それはそれで結構なことだ。


しかし現実は、首相の根拠不明の言動に、慌てて核シェルター購入、サリン対策に空気清浄機を買い求めに走る。『6人まで収容できるシェルター向けの空気清浄機1台は5630ドル=約63万円で、13人までの空気清浄機は1万5440ドル=約172万円だ。ある程度の人数が収容できるシェルターの価格は22万7200ドル=約2千5百2十万円で、施工には4カ月かかる。』この業界は安倍氏に感謝の金一封をお送りするのでは?


しかし、高価な核シェルター購入できるのは、やはりお金に余裕のある人々で、一般大衆は机の下に隠れたり、丈夫な建物、地下に隠れたりしろ、と絶対それでは助からないだろう、避難訓練をさせられている。


安倍首相が本気で中国、北朝鮮の危機を考えるなら、スイスのように各家屋への核シェルター設置を推進するとか、最低でも町の公共施設、学校に大きなシェルターの建設を義務付け補助するとかするべきで、未亡人製造機おスプレーを大人買いなどするべきでない。


しかも安倍政権は、木造建築を推進し、助成金まで出している。木造だらけの日本でどれだけ焼夷弾が有効だったのか、知らないわけはないだろう。


日本の伝統木造建築推進及び原発再稼働とミサイル攻撃、戦争勃発を煽ることのちぐはぐさ。すべてが場当たり的なのが安倍政権。つじつまの合わないこと、都合の悪いことは、とぼけて、証拠を破棄する安倍政権。


ミサイル・毒ガスが怖いのはみんな同じだ。しかしそれを防ぐ手立ては、外交しかない。
中国・韓国とも、歴史修正主義で上から目線の外交しかできない安倍政権。本来手を携えてゆくべき三国の和を乱すのは常に、日本の大馬鹿政治家たちの靖国詣。


いい加減安倍政権の愚民コントロールの偏向情報と、棄民政策に気づいたほうがいい。
安倍一派は日本を守ると言いながら、屋台骨を食い荒らす白蟻政権だ。


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