密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

アメリカは文民統制ではなくなっている。でもトランプ統制よりマシ トランプ間抜けな軍トップとの会談

日本の北朝鮮パニックも鎮火した?かな?
中国の筋のとおった大人の対応に、アメリカが同調。 会談中にシリア攻撃を聞かされた習近平国家主席、チョコレートケーキの味も消えただろうが、さすが大国のトップ、その後の会談中に10分でトランプの北朝鮮対応の意見を変えさせた。
ジョン・オリバーのトークショーで、幾つかトランプのいかに本人に意見がないかを証明する録画が紹介された。その中でも、軍部の司令官と会談しているトランプが、「米軍を誇りに思う、信頼している」と何を聞かれてもそれを繰り返すトランプ。一流の軍人は表情を表に顕さないが、彼らの固定した顔の内心は、故・いかりや長介氏の「ダメだ、こりゃぁ〜」が鳴り響いていそう。英語だと『Hopeless!!』 トランプは、軍事はお任せにして、文民統制を放棄しているのだ。


しかし、元米軍トップ国家安全保障担当と米軍のトップは、イケイケバンバン、万歳玉砕の戦争クレージーでないことが唯一の救い。

マクマスター補佐官はABCテレビの番組の中で、「米国およびこの地域の同盟国やパートナーが敵対的政権によって核兵器の脅威にさらされる事態を、大統領は容認しない。同盟国やパートナーと連携し、中国のリーダーシップによって、幅広い選択肢を確立する」と語った。


同補佐官によると、選択肢の提示に当たっては、米国家安全保障会議(NSC)と国防総省、国務省および情報機関が連携し、「このような不穏当な行動パターンが続いた場合」、トランプ大統領が行使できる状態とする。
「この問題に対応すべき時が来た。平和的に問題を解決するため、
今こそ軍事的選択肢を除くあらゆる行動に出るべき時だ」とマクマスター補佐官は述べ、「今後数週間、数カ月のうちに、我々のすべてにとって絶好の機会が訪れると思う。武力衝突に至らない範囲で行動を起こせば、最悪の事態は避けられる」と予想した。
このインタビューの数時間前には、米国と韓国の国防当局者が、北朝鮮が試みたミサイル発射は失敗に終わったとの見方を示していた。


今回のミサイル実験についてマクマスター補佐官は、「北朝鮮政権側による挑発と撹乱(かくらん)、威嚇のパターンに沿っている」と指摘する。
外交担当の米大統領補佐官は16日、このミサイルについて、中距離ミサイルだったとの情報があると述べ、米国の反応については「実験は前回の失敗に続いて今回も失敗した。その失敗を強調する必要はない。我々には軍事、外交、経済、その他の幅広い選択肢がある。大統領が行使することを選べば利用できる手段は幅広い」と強調した。


米国はこのところ、北朝鮮にとって最大の同盟国である中国に傾く姿勢を強めている。マクマスター補佐官は、中国が北朝鮮に対して実効的な圧力をかけるかどうかについて「展開を見守る」とした。


トランプ大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席の関係については「非常に温かい関係を確立しただけでなく、ほかの問題についても協調するようになった」とマクマスター補佐官は指摘。北朝鮮に関して協調し、国連の採決ではアサド政権側の大量殺人への対応に関しても協調した」と述べ、シリアでの化学兵器使用を非難する国連安全保障理事会の決議案採決で中国が棄権したことを「勇気ある行動」と評価した。この採決ではロシアが拒否権を行使していた。


軍人には軍人の計算方法がある。いかに、自国兵士・民間人を殺さず、有効な成果を得るか。優先順位は自国兵士。帝国陸軍のように、兵士に死のサービスを要求しない。
民間人の犠牲は、作戦を行うことと、行わないことでどれほどの人名に影響するかで、
の難しい判断を大統領とともに決めてゆく。


この大統領が使い物にならない場合、彼らはより軍人の価値観で動きやすくなる。
今回のシリアへの攻撃は、シリア政府軍の子航空基地の徹底破壊であり、これ以上でも、これ以下でもない作戦の妥当性だった。しかし国連を無視し単独先行したことが、大馬鹿大統領のイケイケモードにのって通常許可されない難しい行動をやることができた。
軍人の計算式では大成功の作戦なのだろう。
過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に対するアフガニスタン東部で最強の威力をもつ非核兵器とされる大規模爆風爆弾(MOAB)を使用したことも、軍の計算式ではOKなのだろう。
今やトランプは丸投げ状態になっている。


しかし、軍関係者は、冷静で、合理的、トランプよりマシなのだ。これから今に、そして誰が文民統制を行ってゆくか?軍人でもないのに、見た目が軍人のペンスあたりがその責を担うだろう。狂信保守であって子、国際情勢が絡めば常識的判断が期待できるだろう。


とにかく、日本は、アメリカから距離をとることだ。


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