使い捨てられる教師たち 「非正規教員」制度の構造的課題:時事ドットコム

 学校教員の過重労働がクローズアップされる中、教員志望者の減少、さらには教員不足などの問題が全国に広がっている。昨今は「ブラックな職場」というイメージが付きまとう学校現場だが、雇用者側の都合に振り回される「非正規教員」の増加が、この風評に拍車を掛けている。正規教員とほとんど変わらない仕事をしているにもかかわらず、非正規教員の待遇は悪く、最長1年で雇用契約を切られる。そんな不安定な立場で働く教員が増加した背後には「三位一体改革」の下、文部科学省が2004年に導入した「総額裁量制」があると言われてい

https://www.jiji.com/jc/v4?id=202012hksk0001