宇都宮健児氏、東京都知事選出馬取り下げの経緯を語る! 「会談を何回呼びかけても、細川さんはまったく会おうとしなかった。鳥越さんとは2回も顔を合わせた」~記者会見全文 | IWJ Independent Web Journal

 東京都知事選挙公示日直前、有権者の目は、出馬を表明していた2人の候補者に注がれていた。  鳥越俊太郎氏と宇都宮健児氏――。  2016年7月12日、突如、東京都知事選挙への出馬を表明した鳥越俊太郎氏は、先の参院選で、改憲勢力が3分の2議席を獲得したことへの危機感を露わに、「国全体が流れを変え始めていることに気がついた。流れを元に戻したい、東京からその力になることができたら、素晴らしいと思った」と、出馬への思いを語った。  一方の宇都宮氏は、前日の7月11日、3度目の都知事選出馬を表明し、築地市場の移転問題や外環道問題、待機児童問題や給付奨学金の問題など、詳細な政策を掲げていたが、野党4党や市民団体が統一候補として別の候補者を模索する動きを見せていたため、マスコミは宇都宮氏の出馬取り下げをしきりにうかがっていた。  翌日に告示日を控え、宇都宮氏は出馬取り下げを表明した。以下に、出馬取り下げの決意に至った宇都宮氏の会見全文を掲載する。  野党が統一候補を選定する過程を深く静かに潜航して取材していた岩上安身は、野党4党がすでに打診していた古賀茂明氏から鳥越俊太郎氏に乗り換え、宇都宮氏を置き去りにして激怒させる過程から、両者がマスコミにも隠れて会って「一本化」を進めて話し合いを重ねる過程を、リアルタイムに「言えることだけ」を伝える緊迫したツイートを連投。そのツイ録や、IWJの速報ツイートは、以下の記事でまとめているので、ぜひ、ご参照いただきたい。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/316919