密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

報道の不自由国丸出しTIME誌にクレームを入れた外務省

我らが岸田首相がTIMSの表紙を飾った。闇の力満載の権力者、今後のアジアの平和を左右する不気味なリーダー、そんな感じ。タイトルはJapan's Choise いやいや、日本の選択なんかではない。Fumio's Choise だ。


電子版のタイトルが、インタビューの中身と違い、”良くない印象”を与えるとクレームを入れ、表現を替えさせたという。独立したメディアに対する干渉を一国の政府行ってしまう、どこの独裁国だ?!というレベル恥ずかしさ。


以前、ウクライナに対し、ヒットラー・ムッソリーニとともの昭和天皇の写真を並べたことに、一部の日本の人々が激しい反発を起こし、日本政府がウクライナ側に写真の削除を申し入れた恥知らずさと同じだ。


日本はこういうことを平気で行う恥ずかしい国になってしまった。


求肥のようなテイストレスが個性な岸田さんなのに、男たちの悪巧みの一員みたいな様子で、この雑誌の表紙を飾れて、さぞ誇らしい気持ちだろう。安倍さんを超えた、とご満悦?ありがたく黙って楽しんでいたら良かったのに、、、勘違い日本がバカ丸出しだ。


岸田政権が、安倍・菅政権そっくりの“報道圧力”体質をあらわにした。昨日12日発売のアメリカの雑誌「TIME」の表紙を飾った岸田文雄首相だが、電子版で公開された特集記事の見出しに外務省が文句をつけ、見出しを修正させたのだ。
 当初、電子版の特集記事の見出しは「岸田首相が平和主義だった日本を軍事大国に変えようとしている」というものだったが、これに対し、外務省は「TIME」誌側に「見出しと中身が異なっているとして異議を伝えた」という。その結果、電子版の見出しは「岸田首相は平和主義だった日本に、国際舞台でより積極的な役割を与えようとしている」に修正されたのだ。
Prime Minister Fumio Kishida Is Giving a Once Pacifist Japan a More Assertive Role on the Global Stage




これは日本の右傾化が懸念されたはじめ時のタイムの表紙。タイムの表紙はとてもメッセージ性が強くセンスがいい。痛烈な皮肉が込められていることもある。



どんな形にせよTIMEの表紙を飾りたい著名人も多い。
トランプ元大統領はその一人。しかし偽造はまずい。
TIMEは大統領たる彼の望むような扱いをしなかったようで、トランプはタイムの表紙を自分のセンスで捏造し、各地の彼のゴルフコースロビーに飾った(詐欺?犯罪?)。
その表紙はこんな感じ。文字の配置構成は下手くそだ。ダサ!!恥ずかしいレベル。


TIMEのトランプへのアプローチはこれ。

Donald Trump And The TIME Cover: An Animated History | TIME
相当笑える。センスが違う。


TIMEテイストでいくつか面白いもの。

おお!!安倍おじいちゃん。戦後復興の不死鳥?足元に火が燃える。

共産主義Phobia丸出しの力作。

これも上手い。

文在寅大統領には、The Negotiator(交渉人)彼は、アメリカでも評価が高かった。

ゼレンスキー大統領、これは大統領執務室に飾っていい力作。

プーチンの怖さってこういう感じ。

小さな体で立ち向かう、グレタさんの勇敢さ

美智子上皇妃の結婚は、アメリカで日本の女性の意識向上と希望を持たれた。


本当にTIMEの表紙は面白いしかっこいい。
オバマさんもたくさん表紙になったけれど、2期目のこの表紙はすごかった。買いましたこれは、保存版してます。



ともあれ、岸田さん、くれぐれも選択を間違えないようにしてほしい。
そして外務省のクレームは、つくづく日本的な言語選択で変更を要求。
彼らはTIMEの選択だ、と言っていたが、TIMEも案外この報道鑑賞もネタにしたかったのかも。恥ずかしい国日本、第二次大戦下の軍部政府みたいな、変なプライド、独りよがりが、またはじまっている。



PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

経済・社会 人気記事 一覧 経済・社会ブログ天紹介所

ウクライナの緊急事態条項

ウクライナ・キィーヴ在住の、ボクダンさん。ウクライナの現状の配信や、仲間と日本から救援物資を地元に人々に届けたりするボランティアをしていて、日本の人々とのパイプを作っている。戦時下で、これほど冷静に行動的に、かつ明るく活動して様子には頭がさがる。


爆弾で街を破壊された中でも、人々は暖かい美味しい食べ物が必要。女性はメイクアップ用品や美しい小物が必要。そういう心配りが、欲しがりません勝つまでは!!非常時に贅沢は言うな!!と言うのがDNAに染み込んでいる日本人として感銘を受けた。どんな状態でも、少しでも美味しいもの、美しいもの、暖かい環境を求めることが生きるエネルギーだ。
日本が戦争状態になったら、大声で怒鳴って締め付ける輩が闊歩するだろう。戦争を妄想して、実現させるたまに奔走する今も、こう言う機運があることは、日本という国の致命的なところだ。


ところで、ボクダンさんの配信はいろいろ貴重な情報があります。

【生配信】ワグネルのバフムト撤退。ロシアの象徴、クレムリンへの無人機攻撃。最近ロシアで起きてる多くの謎についてお話しします。【動画の後半に質問コーナーあり】
今回注目したのは、ウクライナの主要メディア6社が、連携して同じ内容のニュースを24時間リレー状態で放送しているということだ。これは非常事態状態でのことで、内容は大統領府からのものオンリーなのだそうだ。(だからTVを見てもつまらないと彼はいう。)
選挙も行われず、任期延長になっている。ということだった。
今日本政府が憲法改正に、ハードルが低いと考えているのですが非常事態条項を書き入れることなのだが、ウクライナの現状である、主要メディア6社が、連携して同じ内容のニュースだけを流す。選挙が行われず、国民は目と口を閉じてついてゆくだけ、を強要される。
ウクライナの現状は、町が砲撃を受け、多くの国民が海外に退避し、成人男性は法律によって国を守る行動に集められて久しい。必死で自分の国を故郷を守っている。だから選挙どころではないのは誰が考えてもわかる。ただ主要メディアが連携し大統領府発信のニュースを流し続けるというのは恐ろしいと思った。ITに長けたウクライナの人たちは、ネットを駆使して情報を集めるだろうが、農村のお年寄りなどは、ただただ政府の配信を信じて、耐えている?また選挙のない状況下で、大統領の対抗権力として軍部の力が強まっていて、軍部の勢力拡大など軍事政権クーデターを心配されている。ゼレンスキーはこのバランスも取らなくてはならない。前門の虎、後門の狼。


もし、これが日本で起こったらどうなる?緊急事態宣言で、全権委任を持つのは、岸田・麻生・茂木・二階 猿の軍団だ。そこの防衛省の上層部が加わる。彼らの精神は第二次大戦当時のまま。あの旗を見ればわかる。日本人は指導者が未熟である。世襲がはびこった結果、特権意識を持つ甘やかされた二世三世議員がそこかしこ。そいつらが群れになって権力ごっこに明け暮れた結果、国民は置いていかれる。自己責任、国に期待するな、がスローガンになる。シェルターを作るより、原発再稼働。そんな政府にやりたい放題の全権を渡しても、国民の権利はどんどん縮小し、困難困窮は無視される。
選挙がなくなれば、怖いもの無し。鬱陶しい世論なんかに気を使うこともない。自分たちの視野に入ることを自分たちの”アイデア”で行なっていける。絶対手放したくない権力だ。
それを岸田・麻生・茂木・二階 猿の軍団だ。そこの防衛省の上層部に与える?怖すぎる。


日本とウクライナは全然違う。かたや肥沃の土地があり、ロシアと国境を接している。
かたや海に囲まれ、平地が少なく、埋蔵鉱物も大してない。多くの兵士や兵器を投入して侵略しても、うまみはないし、めんどくさいことにアメリカが後ろにいる。
日本の人たちは、唐突にアメリカは日本を守ってくれないヒステリーが蔓延し、自分たちは自分たちで守る!!ブームで軍事き倍増。幼稚で簡単すぎる。
仮想敵国?中国は、アメリカを睨んでいるし、アメリカも中国との駆け引きにエネルギーを注いでいる。日本なんか大して重要じやない。それを感じてか、お役に立てまっせ!!とばかり自ら巻き込まれようと必死なのが日本政府。それで割りを食うのが沖縄列島の人々だ。


アメリカのセンスでいれば、いいものをくれるというなら、ありがとう、ともらう(いらないものはいらない、とはっきりいう)。だからそのお返しに何かしないといけない、とは考えない。してほしいことがあるならそう言えばいい、が彼らの考え方だ。
思いやり予算など、英語に翻訳が不可能なネーミングの大枚の予算を貢ぎ続けた日本。
諸島エリアの防衛強化も、日本が言い出したんじゃないの?辺野古も、日本政府政治家が利権がらみでごり押ししているとしか見えない。


日本には戦争をするセンスがない(そして外交センスも交渉センスもない)。そのないセンスを自覚せず、突き進み、国民を使い捨てにして悲惨な敗戦を招く。
停戦合意の結果、当事国中国は、日本の一部地域を吸収する?というより中国が日本に攻め込む利点がわからない。仮装敗戦で、沖縄九州が中国の領土に(国際法違反か?やはりお金で解決?)一千歩譲って、攻め込まれたとして、九州の人たちは、ウクライナの人たちのように戦う?日本政府は自衛隊を引き上げるんじゃないかな。逃げるでしょ。
全権委任していいという信頼は日本の政府には全くない。
戦争は絶対しないこと、今こそ日本の平和憲法の存在を訴えて、平和維持行動を取るべきだ。


日本の猿ばか政権は、地球環境も考えない、時代遅れのことばかり、恥ずかしげもなく推し進めている。彼らが日本を世界一のばかの国に推し進めている。


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

経済・社会 人気記事 一覧 経済・社会ブログ天紹介所

泉立民、腰まで水に浸かってるのに、背水の陣?

立憲民主党の自己評価と認識、ズレてるんとちゃう?と言いたくなる、次期衆院選の小選挙区に野党第1党として200人以上の候補を擁立と戦う覚悟。

立憲民主党の中堅・若手衆院議員の有志32人が8日、泉健太代表に対し、次期衆院選の小選挙区に野党第1党として200人以上の候補を擁立して政権交代を目指すべきだとする緊急提言を手渡した。


泉氏は提言を受け取った後、記者団に200人擁立に前向きな意向を示した。
 

小選挙区は全国に289あるが、党執行部は従来、擁立目標を150選挙区として、138人が内定していた。提言では、統一地方選で勢力を伸ばした日本維新の会が全ての小選挙区に候補を立てる方針を示していることを踏まえて「競合も辞さず戦う覚悟と決意を鮮明に示すべきだ」と訴えた。
 

さらに「政権に本気で挑み、改革を断行する覚悟と決意を示さなければ、政権奪取可能な枠組みを構築できない」と強調。若者や女性の候補者の「飛躍的な増加」も求めた。
 提言の当初案には、党執行部への要求として「野党第1党として背水の陣で戦う覚悟を決めてほしい。その意思がないなら、後進に道を譲っていただきたい」との文言があったが、党内対立を招きかねないため、削除された。提言は中谷一馬氏ら有志が当選1〜4回の党所属の衆院議員に呼びかけて取りまとめた。(大野暢子)


枝野元代表が責任を取って辞任した時点から考えても、責任を取って辞めなくてはいけないポイントはいくつも過ぎている。若手有志32人も、どこを見て提言しているのか?
今、泉立民が、政権に本気で挑み、改革を断行する覚悟と決意を示しても、有権者は、おお!!と見直すことは起こらない。何言ってんだよ!!って感じしかしない。提案型野党だの、維新と協力だの緩いことをやってきて、結局維新には本気で相手にされず、共産党との共闘排除のみが目的としか思えず、喜んだのは、連合と維新 自民公明。
本来野党第一党として、野党共闘に積極的リーダーシップを取るべきであったのに、ことあるごとに真逆の行動。共産党排除と維新と連携。維新は国会での行動に合理的に利用できても、立民は選挙協力まで考える愚鈍さ。


維新に第1党を奪われる瀬戸際まで来ていても、共産党排除の方が大事な立民右派と連合。
今更背水の陣だの、ましてや競合も辞さず戦う覚悟と決意などとトンチンカンなことをいう。強気の勇ましさで、自己満足はいい加減にして欲しい。


覚悟だの決意だの右派議員の掛け声みたいなのは一文にもならない。立憲民主党に国民が何を期待しているのか?を冷静に探り、維新に近づいた浅ましさを反省し、希望の党にまんまと軒を貸して母屋を取られた今の状態を、結党時の立憲民主党に戻すことだ。


さりとて枝野・福山体制の弊害もある。次期選挙前に、辻元・蓮舫主導体制に変換すべきだ。勝つ選挙は人々を興奮させなくてはならない。今、立民にはリーダーシップを取れる女性議員がいる。枝野・福山体制は父権的な頑固で強権的なところが党内からの不満を呼び国民から反感を買ったように思う。辻元議員という老獪?な政治手腕を有する人がいて、蓮舫議員というシャープで花のある弁舌の人がいて、それに続く、西村・森(落選中だけど)・安倍議員らの中堅、塩村・打越・石垣議員ら1期目の若手も優秀な人がいる。


そもそも、背水の陣だ、覚悟と決意だ、などとおっさんLikeな文言を言い募る若手?センスの古いマッチョイズムが見て取れる。リベラルの党ではなく、中道保守なんて、安倍信者に秋波を送ることに腐心する、ここにもおっさん政治。そういえば、枝野さんお気に入りの『お互い様に支え合う』もなんか国難隣組制度を思い起こさせる。馴染んでいそうで馴染まない。”Yes, We Can!!”くらいの全世代に受け入れられるスローガンがいい。


実力者でもある、辻元・蓮舫体制で、いっそ女性で首脳部を固めて、選挙に臨む、これこそ、背水の陣と呼ぶにふさわしい。今のままでは、水の中にズルズル後退するだけだ。


不調の共産党も心配だ。今は、松竹の乱の影響で、奥底で共産党に反発を感じていた(言い負かされた過去の恨み)左派メディア言論人が騒いで、志位さんも珍しく、怒りや不快をあらわにする会見が増えた。それでも、”結社の自由”に踏み込む、親切ごかしの大きなお世話やイージー世論に流される共産党ではない。 日本の文化?である、まあまあ・なあなあ・丸く収めるが、悪い意味で感情的共産党攻撃になっている。田村議員を委員長に変え、両脇を志位・小池でかためる作戦も有りかと思うが、でもまぁ目先替えの党名変更もしかりで、
そういうことはしないだろう。党のイメージ刷新を議題として話し合い党員の合意を得れば、可能かもしれないが。政治が広告代理店”イメージ”戦略で簡単にポリシーを捨てる世の中で、今こそ、筋の通らないことはしない、妥協しない、すべて綱領に帰結する、そういう共産党の姿勢が大切だと思う。
現政府ももっと厳格に憲法に帰結する行動を取らねばならない。ご都合主義になんちゃって憲法解釈なんて犯罪だ。


共産党は、勢力を失っても、また盛り返す。人々が彼らの進化と必要性を再び実感する時が来るからだ。


ともあれ、都会的でスマートな立憲民主党は、おっさん政治カラーに染まらず、融通無碍にしなやかなリベラルとしての存在意義を打ち出してほしい。
今こそ女性の力が必要だ。


PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

経済・社会 人気記事 一覧 経済・社会ブログ天紹介所