密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

市民連合、民進代表候補に要望

市民連合が、「野党共闘」についての前向きな議論を3候補に強く求めた。
当然だろう。だいたい参議院選で、統一候補は各党間の政策協定で当選しており、これは任期終了までの、公約に等しい。かつこれに合意した各野党も責任をもってこの協定を守っていくのが当然。 


トップが変われば、もうあれだけ時間をかけた(民進党がゴネにゴネて、勢いを削ぎ、国民の信頼を減らしたのだ)共闘も、一回でまた見直し。


こういう民主党体質が、国民の信頼を得られない原因であり、その意味で、3候補ともまさに民進党(民進党)のネガティブをそのまま表にしている。
時代の危機意識もない、国民の要望も読めない、KY政党。

もう黙っていられないということなのだろう。


 民進党代表選で3候補とも野党共闘への慎重な姿勢を打ち出す中、昨夏の安保国会以降、共闘に尽力してきた「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が12日国会内で会見。「野党共闘」についての前向きな議論を3候補に強く求めた。


 9日に3候補に渡した申し入れ文でも「不利な1人区で野党統一候補が11議席を獲得した成果と可能性を見失ってはならない」「内向きなやりとりが先行し、野党共闘の意義に関して広い視野からの評価が欠けている」など注文をつけていた。


 会見でメンバーの中野晃一上智大教授(政治学)はこう強く訴えた。


「単独政権を目指すという建前もあるのでしょうが、現実的ではない。野党が共闘しないで民進党が勝てるわけがない。野党をまとめる方向でリーダーシップを発揮し民進党を立て直すことに知恵を絞ってほしい。野党共闘は立憲主義、個人の尊厳など中身が伴った協力なのに、代表選の候補者が自公の野党分断工作に乗ってしまっているのが残念だ」


しかし、市民連合の強い思いを理解できないのか、大本命の蓮舫氏は11日に「辺野古移設堅持」を表明。市民連合が参院選前、野党4党に届けた要望書にある「沖縄の民意を無視した辺野古新基地建設の中止」という訴えを思いきり踏みにじる発言である。まるで安倍自民党と対峙する気など、さらさらないかのような弱小野党の“選挙の顔”選びだ。各候補は市民連合の“警鐘”をどう受け止めるのか。


野党がまとまらない原因が民進党の体質に大きく起因している。
安倍政権の分断政策というなら、鳩山内閣潰し、小沢一郎潰しで、あとは何もしなくても、民進党が野党共闘を潰してくれるわけだから、笑いが止まらないだろう。
つくづく、安倍政権の期待を裏切らない民進党、野田ー蓮舫チーム。
 国民の立ち位置を忘れ、すでに上から目線の蓮舫氏、参議院選でのあっとい的指示への裏切ではないのか? 

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トランプ偽の寄付疑惑+リーダーシップとディクテーターシップ

今朝、検査で赴いた病院の待合室で面白いニュースを見た。

CNNTVNewsでは、ワシントンポストの記事を報じていた。『トランプ陣営は、トランプ氏は、彼の人生を通じて、数十カ所のチャリティーに一億単位の寄付をしている、と述べた。しかしその仔細も証明を求められても提示をしていない。』これは、”大金持ちの人格者”トンデモトランプ氏の数十カ所のチャリティーに億単位の寄付をトランプ陣営が宣伝のやぶ蛇で、実は架空申告の可能性をポスト紙が調査しているという記事。

加えて、トランプは、彼のキャンペーン集会などを、彼の所有するホテル、会場で開催し、その費用を共和党にかなり水まし、スペシャルレートで請求している。(この人何でもトランプ**と名付ける、トイレも自分所有のものでないと行かれないらしい)大富豪の大富豪たる属性で、絞れるとことからはどんどん絞れ、である。こんな人が大統領になったら、お友達人事、利益共有の前ブッシュ2政権や、どこぞの美しい東アジアの小国と同じになってしまう。


他国のことだから、ピンときていないのかもしれないが、日本でのトランプを、新しい経済・政治のリーダーシップ、アメリカの既得特権社会への破壊的革命児、強いリーダーシップと見ている向きもあるが、大間違えである。いくらビジネスに長けていても、ホリエモン氏に日本の未来を任せたくはないだろう、いくら強い意見でも、在特会会長氏に日本の指導者になって欲しくはないだろう(とはいえ安倍政権支持率が高いのだから、トランプはきっと日本向きの指導者なのかもしれない。いっそ日本に帰化させて総理にしてはどうか?)しかし、3ページ以上のレポートはおろか、数行の本も読めない人間が、どうして大統領が務まる。親のバックアップで、甘やかされて好き放題、失敗すれば親が尻拭い、箱入りワンマンの自称カリスマ、直情型短絡思考の病的潔癖性、マッチョの裏に隠された幼児的トラウマ、革命児ではなく、精神的未発達児である。


民主党の副大統領候補ケーン上院議員は、最近人々の強いリーダーップを求める動きについて端的な言葉で語った『リーダーシップと、ディクテーターシップ(独裁)取り違えてはいけない』まさにこの言葉に尽きる。
時々民衆は、派手な強い言葉に強いリーダーを求めるが、自分が絶対、自分についてこい、公正な判断を排除し、法を無視し、自分に反対意見を述べるものを、拘束したり罰したりするのは、独裁者であり、民主主義的リーダーではない。


ここのところ、日本の人たちも、よく考えてみた方がいいと思う。

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追記:Nスペシャル、沖縄・空白の一年 を見て

日本語ペラペラで領事館勤務で日本にも住んでいた隣人のDさん(イニシャルで書くと友人のうち7人がDさん)が、Nスペシャル:沖縄空白の一年に違和感を持っていたと、前の記事に書いた。


昨日のオープニングでもっと突っ込んだ話になり、私も鵜呑みにしていた内容についての、親日派アメリカ人の見解を聞けたので、書いてみる。


番組内では、マッカーサーは10万人の本土に住む沖縄の人たちを、基地の労働力とするため強制的に帰還させ、その結果食糧難に陥った。としている。
この点で、隣人Dさんはとても憤ったという。本土に働いていた沖縄の人たちは、強制連行のような扱いで連れてこられ、それを故郷に戻すという方針をマッカーサーは持っていたという。


番組では、日本は敗戦したこと、しかしアメリカ軍扱いは占領略奪隷属を強いなかった事実、民主主義国としての再タートを支えたことを、無視しすぎている。沖縄の基地化は、ロシアの日本侵攻に対する構えであった(その後は、アジアにハッドクウォーターとしての役割を担ったが)やはりGHQの日本の戦後処理計画は、日本にとって最善を考えられたいた、それなのに、すべてアメリカの謀略的に扱われることに激しい憤りを感じたそうだ。


誰でも、自国を悪く言われれば、しかも片手落ちの非難では、憤らざるをえない。


親日のアメリカ人を憤らせたその根底に、日本政府の無責任さ責任転嫁を代弁し国民に沖縄問題は歴史的にアメリカの強制的統治と印象付けるNHKの番組構成にある。


中国憎し、アメリカ憎し、で日本はどうしたいのか? いつの誰かのせいにして、きちんと自国の歴史に向き合わず、国内で歴史を歪め、他との対立を煽ることは、賢明なことではない。


相手を認め、友好的に冷静に対峙する。孔子が「子曰く、君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」言った。日本政府の方策は、そして今国内の空気はまさに小人のそれである。資源のない小さな国は、創意工夫、豊かな発想、思いやりのある国民性を持って存在を示し、平和不戦の堅持は決して他国の武力行使に同じてはいけない。


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