密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

とっても気になる、記事”カルト的イベントを後援する日本政府への疑問”前原新代表も顧問

村野瀬玲奈の秘書課広報室さんの記事”カルト的イベントを後援する日本政府への疑問”
がとても気になっている。

記事は、一宗教人の思想を後押し、”宣伝イベント”とする地球フェスタに、なんと内閣府以下ほぼ全省庁が後援している、ということへの疑義を投げかけている。
馬。 @ishtarist
昭恵肝入りのFujisan地球フェスタ2017http://www.chidama.net/festa_top.html


200万年前の富士王朝復活を謳うカルト「不二阿祖山太神宮」の宣伝イベント。実行委員長が教祖。https://m.youtube.com/watch?v=tkhWbovElfs …


なんと内閣府以下ほぼ全省庁が後援。
9:56 PM - Aug 26, 2017


このFujisan地球フェスタ2017、「不二阿祖山太神宮」のお膝元から発信されている。
子供達に、大地に触れよう、稲作体験、大地踏みしめダンス?”イノチノリズム” 今甦る日本の誇りを推奨(内容未定)などのイベントが開催されている。

開催趣旨は
日本人の心の故郷であり、世界各国の方に愛されている富士山は、世界遺産一覧表に “Fujisan, sacred place and source of artistic inspiration”(富士山-信仰の対象と芸術の源泉)と記載されています。(sacred place は聖なる場所、信仰の対象というの我田引水では?)
「日本と富士山の歴史」「稲作漁労文化の共に生きるという精神」を子ども達に伝え、音楽・ダンス・武道・芸術・食を通して、国境も人種も言葉の壁も乗り越えて、一つの大きなWA(和・輪・環)を広げたいという願いが、 全てのプログラムに込められています。 


文部科学省で推進している、ESD(Education for Sustainable Development=持続可能な開発のための教育)では、「世界を救うのは、まず、問題を知ること!地球の温暖化。生きものの絶滅。貧しい国や、戦争がつづく国…。世界中にいろんな問題があることを知ることから、 ESDははじまる!」「世界中の問題はつながっていることを感じることが必要! 大人がやったことは、子ども達の未来につながっていく。世界はすべてつながっている。 自分のことだけを考えていてはいけない!」「自分のできることをやってみる! 世界を救うのは、毎日少しずつの行動の積み重ね!」と訴えています。


 美しい地球を未来の子ども達に残すために、各国大使との交流により世界の問題を知り、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与すること、まず自らが実践することの大切さを伝えます。


このイベント(2016年度)の名誉顧問は、この地球的ヒッピー的ゆるふわラブ&ピーステイストでわかるとおり、安倍昭恵氏。またしても、そして彼女を巫女様に仕立てて、一体どんな日本の歴史を伝え、 ”自分のことだけを考えていてはいけない!”と教え、何かのための自己犠牲、全体の奉仕者への素養を育てようとしているのか。特有の胡散臭さが漂う。


昭恵氏が(晋三氏もありがたいお水を欠かさないようなのでご夫婦で信者?)はまっている、水信仰のトンデモ系宗教は一部で有名。


自由参加で、参加費もない。費用はどこから?? 官庁総出、国を挙げての応援。
そして、名誉顧問、顧問に名を連ねる国会議員の先生方。あの前原新民進党代表も名を連ねておられる。


FUJISAN 地球フェスタ”WA”2017 発起人及び実行委員会 役員名簿  平成29年3月15日現在(*は代表発起人)


名誉顧問(*) 安倍 昭恵 第90代、96代、97代内閣総理大臣 First Lady
名誉顧問(*) 石破 茂 衆議院議員
名誉顧問(*) 谷垣 禎一 衆議院議員

特別顧問(*) 若林 洋平 御殿場市 市長(H28 開催地)
特別顧問(*) 小林 常良 厚木市 市長
特別顧問(*) 上田 勇 衆議院議員
特別顧問(*) 武田 良太 衆議院議員 自民党幹事長特別補佐兼副幹事長
特別顧問(*) 加瀬 英明 日本サンマリノ友好協会 会長
特別顧問(*) 宮川 典子 衆議院議員

名誉会長(*) 愛知 和男 元国務大臣 元衆議院議員 (公財) 国際親善協会 会長

顧問 野田 毅 衆議院議員
顧問 逢沢 一郎 衆議院議員
顧問 渡海 紀三朗 衆議院議員
顧問 斉藤 鉄夫 衆議院議員  公明党 幹事長代行
顧問 大口 善徳 衆議院議員  公明党 国会対策委員長
顧問 園田 博之 衆議院議員
顧問 前原 誠司 衆議院議員
顧問 山本 拓 衆議院議員
顧問 山本 幸三 衆議院議員 内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革)
顧問 棚橋 泰文 衆議院議員
顧問 竹本 直一 衆議院議員
顧問 原田 義昭 衆議院議員
顧問 三原 朝彦 衆議院議員
顧問 江田 康幸 衆議院議員
顧問 土屋 品子 衆議院議員
顧問 秋葉 賢也 衆議院議員
顧問 田村 憲久 衆議院議員
顧問 山口 泰明 衆議院議員
顧問 金子 恭之 衆議院議員
顧問 坂本 哲志 衆議院議員
顧問 井上 信治 衆議院議員 自民党副幹事長
顧問 城内 実 衆議院議員 外務副大臣
顧問 西村 康稔 衆議院議員
顧問 藤井 基之 参議院議員
顧問 高木 美智代 衆議院議員
顧問 小沢 鋭仁 衆議院議員
顧問 古屋 範子 衆議院議員 厚生労働副大臣
顧問 御法川 信英 衆議院議員
顧問 牧 義夫 衆議院議員
顧問 鈴木 克昌 衆議院議員
顧問 上野 賢一郎 衆議院議員
顧問 若宮 健嗣 衆議院議員 防衛副大臣兼内閣府副大臣
顧問 松本 文明 衆議院議員
顧問 牧原 秀樹 衆議院議員
顧問 秋元 司 衆議院議員
顧問(*) 義家 弘介 衆議院議員 文部科学副大臣
顧問 大野 敬太郎 衆議院議員
顧問 高木 宏壽 衆議院議員
顧問 小林 鷹之 衆議院議員 防衛大臣政務官
顧問 小熊 慎司 衆議院議員
顧問 中谷 真一 衆議院議員
顧問 三ッ林 裕巳 衆議院議員 厚生労働大臣政務官
顧問 辻 清人 衆議院議員
顧問 小倉 將信 衆議院議員
顧問 宮澤 博行 衆議院議員 防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官
顧問 宮内 秀樹 衆議院議員
顧問 前田 一男 衆議院議員
顧問 青山 周平 衆議院議員
顧問 足立 康史 衆議院議員
顧問 木原 稔 衆議院議員 財務副大臣
顧問 浜田 和幸 前参議院議員
顧問 谷川 とむ 衆議院議員
顧問 前田 武志 前参議院議員
顧問 丸山 和也 参議院議員
顧問 三原 順子 参議院議員
顧問 中川 雅治 参議院議員
顧問 武井 俊輔 衆議院議員 外務大臣政務官
顧問 松村 祥史 参議院議員 経済産業副大臣
顧問 藤本 祐司 前参議院議員
顧問 井上 義行 参議院議員
顧問 馬場 成志 参議院議員 厚生労働大臣政務官
顧問 東 徹 参議院議員
顧問 大野 泰正 参議院議員 国土交通大臣政務官
顧問 山口 和之 参議院議員
顧問 神山 洋介 衆議院議員
顧問 田中 和徳 自由民主党国際局長
顧問 中西 研二 NPO法人 JOYヒーリングの会 理事長
顧問 風間 正子 秦野市議会議員
顧問 高橋 照雄 秦野市議会議員
顧問 和田 重宏 小田原市教育委員長
顧問 田嶋 亨 ヤオマサ(株)名誉会長
顧問 蔵原 博敏 阿蘇市議会議長
     
大会 会長(*) 佐藤 義興 阿蘇市 市長

実行委員長(*) 渡邉 政男 NPO法人 地球と共に生きる会 理事長
みんなの富士山学会 会長

副実行委員長(*) 黒田 勝義 NPO法人 地球と共に生きる会 九州統合事業部長
副実行委員長(*) 勝木 直江 NPO法人 地球と共に生きる会 九州統合事業部
副実行委員長 松本 由一 NPO法人 地球と共に生きる会 九州統合事業部

実行委員 池辺 伸一郎 阿蘇ジオパーク推進協議会 事務局長
実行委員 井上 聡美 (公財)阿蘇グリーンストック 事務局次長
実行委員 内田 智也 (有)内田農場 代表取締役
実行委員 江藤 訓重 (公財)阿蘇地域振興デザインセンター
実行委員 大熊 隼人 阿蘇市役所経済部 観光課 観光振興係 主任
実行委員 菊池 美絵 NPO法人 地球と共に生きる会 九州統合事業部
実行委員 児玉 史郎 阿蘇ジオパークガイド協会 会長
実行委員 小山 勝 NPO法人 地球と共に生きる会 九州統合事業部
実行委員 坂本 信江 NPO法人 地球と共に生きる会 九州統合事業部
実行委員 中川 道 阿蘇市教育委員会 教育部 教育課 社会教育係 係長
実行委員 中川 孝志 阿蘇市剣道連盟
実行委員 中村 裕隆 阿蘇市役所経済部 まちづくり課 地域振興係 係長
実行委員 中本 泰博 NPO法人 地球と共に生きる会 九州統合事業部
実行委員 野口 千男喜 凧愛好会
実行委員 奈須 隆昭 阿蘇郡市相撲連盟
実行委員 松永 辰博 阿蘇市観光協会 事務局長
実行委員 村上 和行 吉田司家宮司 湯巡追荘支配人
実行委員 山部 文明 阿蘇市商工会 事務局長
実行委員 山部 義博 (公財)阿蘇地域振興デザインセンター

アドバイザー 北野 義久 (株)アイエムシーグローバル
アドバイザー 三井所 清典 建築家 芝浦工業大学 名誉教授

事務局長 布井 吉治 (株)熊本菓房代表取締役
副事務局長 松江 良博 NPO法人 地球と共に生きる会 九州統合事業部
事務局員 松本 るみ NPO法人 地球と共に生きる会 九州統合事業部

本部事務局 濱谷 京子 地球フェスタ本部事務局 事務局長
NPO法人 地球と共に生きる会 副理事長
本部事務局 原田 恵美子 地球フェスタ本部事務局員


主催
FUJISAN 地球フェスタ“WA”2017 実行委員会
山梨県南都留郡西桂町小沼1598-1


普通の大地に親しめ、稲作体験、子供キャンプにしては、なんなのこの顧問連。
戦前回帰日本会議、国家神道推進の神道政治連盟(政教分離じゃぁないの!?)彼らの、なんだか気持ち悪〜い押し付けがましさがプンプン。


日本国内のNPO法人は平成29年7月時点で、認証法人51,704、認定法人1,026 これだけの数がある中、これほど政府から支援をもらえるNPOがどれほどあるのか。
NPO法人 地球と共に生きる会は農業をベースとして様々なアプローチを進める、南都留郡NPOが政権まるまるの支援を受けられる理由は、昭恵氏のと農業つながり?


このイベントに参加している子供達はどの程度の経済家庭かは知らないが、それをすべて無償でまかなえる支援を政府がしているなら、民間任せの子供食堂に相応のサポートをしてはどうか? 昭恵氏の個人的傾倒や理想主義にお金を使うより、もっと切実に必要としているところがある。顧問団の政治家たちは視点がズレまくっている。


昭恵さん名誉**は一部の限られた人々に供せられる特権窓口。高校生未来会議に官邸を使わせていたのと同じ嫌な感じばかり漂う。


前原新民進党代表も、根っこでこうした人々と思想を共有し、少しテクニカルに違うというだけで、政権交代可能の保守二大政党などという、意味のないもので国民を騙し総理大臣になれる目を育てたいのだ。


そのために民進党革新派の存在意義をなくし、金権保守政党と利権保守政党と対米従属保守政党と戦前回帰保守政党が部分的にないまぜになって、別の仮面でサークルダンスを踊り、国民の目先くらませる保守政党の椅子取りゲームの政治体制を確立を目指す。本来の野党共闘の意味を骨抜きにして、野党でない野党がまとまって共産党を排除する。


本当かどうか知らないが(そうでないことを祈る)前原氏と小沢氏が組んで共産党排除をして、小池一派と連携し保守二大政党を作るなどという説も聞いた。そんなことをしても、何も変わらず同じことを繰り返すだけだ。そしてだましだまし全体主義、国家主義に国民を追い込んでゆく未来がそこまで来ている。


共産党も含めた連立政権をきちんと考え、国民の生活に対する国のあり方を根本的に変えていかないと立ち行かない時期に日本は来ている。
保守二大政党なんて、何の意味もなく、共産党を孤立させることは、この国の野党としての政権チャック機能さへ弱らせる。


なんちゃって保守二大政党で、政治家たちが馴れ合いに安住できないように、共産党にもっともっと力をつけてもらいたい。



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なぜ軽々にヒットラーを持ち出すのか、、、。

ナチスに学べの麻生副総理、懲りずに問題発言。
ヒットラーの賛美はもとより、もののたとえであっても、ヒットラー・ナチスは非常にリスクの多い題材だ。下手をすれば政治生命が絶たれる(というかまず間違えなく絶たれる)。トランプを見よ、KKKネオナチはっきり非難できなかったことで集中砲火を浴びている。

麻生太郎副総理兼財務相は29日、横浜市で開いた自身が率いる麻生派研修会での講演で「(政治家を志した)動機は問わない。結果が大事だ。何百万人を殺したヒトラーは、いくら動機が正しくても駄目だ」と述べた。ナチス・ドイツの独裁者を例示して政治家の心得を指南した発言で、国内外で問題視される可能性がある。


 講演では「確たる結果を残して初めて、名政治家だったと(言われる)。人が良いだけでできる仕事ではないと、皆さんもよく分かっている」とも述べた。(共同)


この程度のことを言うのになぜヒットラーを持ち出す?
麻生氏はヒットラーの何かを聞きかじっているのか、政党であるナチスとその総統ヒットラーに思い入れが深いようだ。ユダヤ人やドイツ人・ポーランド人、そしてロシアを含む全ヨーロッパが見た地獄の悪夢も、あくまで他人事という表層的軽さが見える。


「(政治家を志した)動機は問わない。結果が大事だ。何百万人を殺したヒトラーは、いくら動機が正しくても駄目だ」日本人なら、なぜ、「結果が大事だ。何十万人を殺したトルーマンは、いくら動機が正しくても駄目だ」
と言わない? こう言えば、同じ文節でも勇気ある政治家として独立国リーダーと認められる。 
また、「結果が大事だ。何*万人を殺した<スターリン・毛沢東・東条英機>は、いくら動機が正しくても駄目だ」
などは、動機が正しいというと問題になる人々、その中でもチャンピオンはヒットラー。
東条英機なら、歴史修正主義戦前回帰内閣の一員として、顰蹙を買うにとどまったかも。軽すぎる、考えがなさすぎる。


整形外科病院院長先生と言い、ファッションでネオナチ、軽いイメージでヒットラーを持ち出しすぎる。 


大戦下に和訳された”我が闘争”(序文の日本政府の礼賛もすごい)緻密に民心誘導の計画を考えているが(ポスターや演説口調や演出など、広告代理店みたいに)、徐々に私憤が妄想化して螺旋状に練り上げられる、言ってしまえば退屈な代物(まあ本人軟禁状態で不自由と恥辱を貯めていた中、書かれたらしいのでさもありなんだが)。
思想として感動するなどという人の気が知れない。思想というより怨嗟本、How to本、”今に見ていろ”未来のシナリオ本みたい。


対して、軟禁どころか、まさに地獄の収容所からの生還者によって書かれた数多な著作には、過酷な状況での自己内分析や観察が施され、人間の存在という問いに進む驚異的なものも多く、記録映画、ドキュメンタリー映画にも魂を根幹から揺さぶられるものが存在している。こういうものを一つでも読み、見ることを、おそらくしていないのだろうと推察する。


麻生太郎という人の独特の言語感覚とユーモアは、誤解を恐れずにいうと嫌いではない。
高齢者80歳を過ぎた方が、老後の心配をしていると聞いて、『いつまで生きるつもりなんだよ』と言って大バッシングを受けた。
もし、これを毒ガス時代のビートたけしが言ったら、ご高齢者も『そりゃそうだ』と大笑いできるユーモアが当時の風潮だった。


ただし、政治家としては、ぐっと口を引き締めなくてはならない。何しろ80歳の方が老後はまだと感じるほど働かされ、老後=動けなくなったら、という世の中をつくった責任のある一味なのだから。


麻生氏は政治家を辞め、テレビの毒舌コメンテーターやコメディアンになるといい。
ただそれでも、ヒットラーネタはやめたほうがいい。


民族の宗教・歴史、特に悲劇が関わることのジョークは難しい。
アメリカで神風ジョークを聞くと、笑えない。
ある日本レストランで、カクテルKAMIKAZEの説明に自殺したくなるほどスパイシーと書かれたいて、私は二度とこの店に行きたくなくなった。



神風ジョークでただ一度大笑いしたのは、日本人(日系?)のコメディアンのジョーク。「私は日本一優秀なカミカゼパイロットだ!!!何しろ11回もミッションに成功したのだ」これにはおもわず笑ってしまった。日本人コメディアンだから言えるもので、カミカゼを自殺と茶化すものとは大きく異なっている。二度と帰れないと運命付けれれたカミカゼパイロットが11回も特攻を成功させて帰ってくる(そしてまだ生きている)この明るい不条理に笑える。


ユーモアは、力のないものが権力と戦う武器でもある。権力のある人間のユーモアは弱者への配慮を塾考した上で、知的にセンス良くなされなくてはならない。禁忌にあえて踏み込み、毒舌を吐くなら、それなりの目的を踏まえた覚悟で行わなくてはならない。
ともあれ、二度目のナチス関連発言は、海外紙でも取り上げられた模様、非難は免れない。歴史修正主義に加えてナチス礼賛、どういう国だニッポンは?!!


リテラは自民党の根底にナチスに学べが脈々と受けるがれているという論調を展開。
これは、麻生氏の軽口とは別に、安倍政治の根底にそういう傾向が確かに認められると感じていたので、記事の最終章を転載します。



歴史的に見ても自民党はナチス的価値観と親和性が高い
 現に、1994年には、自民党東京都支部連合の事務局広報部長(当時)だった小粥義雄氏が『HITLER ヒトラー選挙戦略』(永田書房)なるヒトラーの選挙戦略を学ぶという趣旨の書籍を出版。なんと自民党の候補者に向けた選挙戦略啓発本で、“ヒトラーに学べ”と堂々と宣言していたのである。

 しかも、同書には高市早苗前総務相がこんな推薦文を寄せていた。
「著者の指摘通り勝利への道は『強い意志』だ。国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!」
 同書は米ニューヨーク・タイムズ紙などから「ヒトラー称賛」と批判を受け、ユダヤ人団体も抗議。わずか2カ月後に絶版回収となったが、それでも推薦文を書いた高市前総務相や稲田朋美前防衛相、西田昌司参院議員という自民党議員は、2014年にネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことが発覚し、またも海外から批判を浴びている。
 
つまり、自民党はもともとナチスに対する批判的視点や拒否感が欠落しているのだ。それも当然だろう。以前にも本サイトでは指摘したが、源流を辿れば、戦前、大日本帝国はヒトラーのドイツ、ムッソリーニのイタリアという独裁主義国家と三国同盟を結び、アメリカやイギリスなどの民主主義国家と戦争を繰り広げていた。そして、安倍首相の祖父である岸信介元首相をはじめ、そのナチス・ドイツと日本が結びついていた時代に政権の内部にいたり官僚だった人間たちが参加してつくったのが自由民主党だからだ。


そう考えれば、敗戦と占領によってアメリカに対して恭順の意を示しているだけで、この政党の底流に流れている考え方はアメリカやイギリスなどの連合国的価値観よりも、ドイツ、イタリアなどの枢軸国的価値観に近い。
 

そして、安倍首相が深く関与して作成された憲法改正草案でぶちあげた緊急事態条項の創設が物語るように、その精神は安倍首相をはじめ現政権に受け継がれ、いま、さらに再強化されているのだ。
 

たとえば、安倍首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と自分の批判者を国民とみなさず分断したことも、現在の北朝鮮のミサイル問題でやたら脅威と憎悪を煽り立てているのも、「ナチスの手口」にほかならない。


事実、ヒトラーの右腕だったヘルマン・ゲーリングは、こう述べている。
「国民を戦争に駆り立てるのは簡単なことだ。『われわれは外国から攻撃されようとしている』と国民をあおり、平和主義者を『愛国心が欠けている』と非難すればいい」
 麻生副総理の発言への責任追及は当然だが、このように問題は根深いということをよく知っておく必要があるだろう。なにしろ、いままさにヒトラーを「動機は正しい」とする者たちによって、歴史が繰り返されようとしているのだから。
(編集部)
イタリアもドイツも歴史を検証した。ムッソリーニを国民の手で吊るし、ナチス残党を追い続け裁判にかけ続けている。歴史検証を曖昧にしてきた日本だけ、かつての”栄光”をもう一度と戦前回帰を目論む政治家が国を乗っ取って好き勝手をしている。


歴史を繰り返させてはならない。彼ら目論見通りにいかないことを示す時だ。


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Jアラート鳴り響き気分は開戦? 安倍司令官 我が国にミサイル発射!?!?と公言

29日早朝北海道・本州北部地域Jアラートが鳴り響いたと聞いてびっくり。
新幹線・在来線含め、NHKや民放各局も速報で、「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難して下さい」とアナウンス!? いきなりこういう状況を作られればかなり恐い、下手すればパニックが起こる。
青森県八戸市では携帯のJアラートに気を取られトラック同士が出合い頭に衝突する事故も起きた。

北朝鮮のミサイルによる国内初の犠牲者、、、。
しかし実情は、国民が頑丈な建物はどこかと考えながら、頭を抱えてうずくまる頃には、ミサイルは公海域に着水。





【日本ニュース】北朝鮮ミサイル 安倍首相「万全を期す」(2017/08/29)
この安倍首相の深刻な様相と開口一番『北朝鮮が我が国に向けてミサイルを発射した』
本当なら、日朝開戦ですよ、、、。 こういう時こそ、首相たるもの、いたずらに危機を煽らず、冷静に状況を分析し、人々に落ち着きを与えなくてはならないのに、さすが、加計隠しの勝負どころ、演技に気合が入りすぎで前のめりの大失言。
だいたい、「これまでにない脅威」「日本にとって非常に深刻な事態」と、まくし立てるが、今回のミサイルがこれまでの数多のパフォーマンスとそれほど違うということはない。違うとすれば、政府が首相主導で大騒ぎし、肝いりのJアラートを鳴り響かせ、必要もないのに交通機関を止め、メディアが総出で大騒ぎしたことだけだ。


ミサイル発射に対しては、トンデモトランプでさへ、非難声明は出しても、すでに述べていること以上のことは言わず、慎重に言葉を選んでいる(トランプにしてはw)。
CNN) 北朝鮮が北海道上空を通過するミサイルを発射したことに対し、米国のトランプ大統領は29日、非難声明を出し、「全ての選択肢がテーブルの上にある」と改めて警告した。
トランプ氏は声明で「世界は北朝鮮からはっきりとした最新のメッセージを受け取った。近隣諸国と国連の全加盟国を侮辱し、最低限の国際行動規範にも従わないという合図だ」と述べた。
さらに「安定を揺るがす威嚇的な行動は、地域や世界全体における北朝鮮体制の孤立を深めるばかりだ」と語り、従来の発言に比べると慎重な口調で北朝鮮を非難した。


怒りをあらわにし、制裁強化だの、打ち落とすこともできないミサイルを打ち落とすのなんのと、日本が騒げば騒ぐほど、北朝鮮対話路線の邪魔になる。


日本を狙っての発射ではないのに、”北朝鮮が我が国にミサイルを発射”などと発言し、大騒ぎ、首相自ら大げさで不正確な情報をメディア会見の開口一番に伝え、いたずらに国民を煽り立てた責任は重い。私物化、公私混同、密室政治、国会軽視の逆ギレ・傲慢・ごまかし答弁、に加え危機管理においても、安倍晋三氏は見事に首相に不適格な人物である。


さすがはリテラ、この安倍首相肝いりのパフォーマンスを見事に分析。
長いですが全文転載します。

本日8月29日早朝の北朝鮮による弾道ミサイル発射は、日本の国民にかつてない恐怖感を与えた。何しろ、早朝から、全国瞬時警報システム「Jアラート」と緊急情報ネットワークシステム「エムネット」が発動したのだ。
 
北海道や東北、北陸、北関東地方の広範囲で警報が鳴り、新幹線や在来線なども運転を停止。Jアラートを受けたNHKや民放各局も「国民の保護に関する情報」の速報を打った。黒塗りの画面の白抜き文字とともに、「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難して下さい」なる無機質なアナウンスを聞いて、一瞬、パニックに近い状態なった人も少なくなかったはずだ。
 
官邸の姿勢も緊迫感に拍車をかけた。安倍首相は官邸に到着したときの会見で「我が国に北朝鮮がミサイルを発射し」などと発言。そのあとの会見でも「わが国を飛び越えるミサイル発射という暴挙はこれまでにない深刻かつ重大な脅威」と記者団に語った。
 
こうした官邸の姿勢にひきずられるように、テレビ局も朝から報道特番体制をしいて、この問題を大々的に報道。「これまでにない脅威」「日本にとって非常に深刻な事態」と首相そっくりのコメントを垂れ流した。
 
もちろん、北朝鮮が事前通告もなく日本の上空にミサイル発射したことは、国際法違反のみならず、国際社会で大きくなっていた対話の動きをひっくり返すものであり、徹底的に批判する必要がある。
 
しかし、同時にこの日本の騒ぎ方、危機の煽り方にも違和感をおぼえざるをえない。象徴的なのが、首相のコメントだ。上空を通過したミサイルを「我が国に発射」というのは明らかに言い過ぎだし、「かつてない脅威」というのも事実ではない。そもそも北朝鮮は日本全域を射程にしたミサイルを10年以上前から開発しており、今回のことで脅威が高まったわけではない。日本上空を越えてミサイルが発射されたのも過去に2回あり、1998年には今回と同様、事前予告がなかった。安倍首相の様子は明らかに芝居がかかった表現で危機を煽ろうという意図がみえみえだった。



全く役に立たないJアラートをなぜ発動したのか


 さらにもうひとつ、違和感を覚えたのはJアラートだ。ホリエモンはじめ、早朝から警報音で起こされたことに不満の声をあげている国民も多いが、必要な情報なら叩き起こされてもやむを得ないだろう。しかし、本当にこんなものが必要だったのか。
 
何しろ、ミサイル発射時間は午前5時58分頃なのに、Jアラートによるアナウンスがあったのは6時2分。6時5〜7分頃には、ミサイルが北海道上空を通過していたのだ。わずか4分で、どうやって「頑丈な建物や地下に避難」しろというのか。
 
安倍首相は会見で「発射直後から北朝鮮ミサイルの動きは完全に把握していた。国民の生命と安全を守る万全な態勢を取っている」と胸をはっていたが、実際はなんの役にもたたなかったのだ。それどころか、時間が通勤ラッシュと重なっていたら、パニックを引き起こしていた可能性もある。
 
100億円以上の予算がつぎ込まれてきたJアラートだが、もともと導入時からミサイルからの避難などには全く役に立たないと言われていた。まさにそのことを証明してしまったわけだが、にもかかわらず、政府が今回Jアラートを強硬に発動したのはなぜか。
 
そもそも、これまで北朝鮮ミサイル関連でJアラートを発動したのは、北朝鮮が事前にミサイル発射を通告していた2012年12月12日と2016年2月7日の2回だけ。今年の5月14日に中距離弾道ミサイルが発射され、日本海に落下したときにも、Jアラートは発動されなかった。
 
5月の発射の際、菅義偉官房長官は「日本に飛来しないと判断し、Jアラートは使わなかった」などと述べていたが、しかし、ならば今回も同じだったはずだ。実際、小野寺五典防衛相はきょうの会見で、イージス艦や地対空誘導弾PAC3などで破壊措置を実施しなかったことについて、「わが国に向けて飛来する恐れがないと判断したからだ」とはっきり説明していた。
 
5月も今回も同じように「飛来する恐れはない」という認識を持ち、破壊措置を行わなかったのに、今回だけ、全く役に立たないのを承知で、Jアラートを発動したのだ。いったいなぜか。


<Jアラート発動は政権浮揚のためのパフォーマンスだった>


 考えられるのはただひとつ、安倍政権による北朝鮮危機の政治利用のためだ。安倍政権はこの間、森友学園疑惑、加計学園義に対する国民からの反発をかわすために、北朝鮮危機を必要以上に煽ってきた。今回も全く同じで、疑惑に蓋をし、支持率を回復させるために、この北朝鮮ミサイル発射を利用して、Jアラートで危機を煽ろうとしたのではないか。
 
実際、ミサイル飛来などの国民保護事態案でのJアラートは菅義偉官房長官が率いる内閣官房が判断を下すことになっているが、その内閣官房が事前に、Jアラートの発動を決定していたという情報がある。


「そもそも、Jアラートは、ミサイルへの警告で使用するのはかなり困難で、事前に察知していないと、発動するのは無理、という見方が強いんです。これまで事前通告のあった2回しか使っていないのもそのためではないか、といわれています。ところが、今回は韓国からの情報で、事前に発射を察知できた。それで、官邸はミサイルが発射されたら必ずJアラートを使うことに決めていたようです(全国紙政治部記者)
 
たしかに、韓国の朝鮮日報(日本語版)の報道によれば、今朝のミサイル発射に先立って「北朝鮮のミサイル発射の兆候をとらえた」との報告を受けた文在寅大統領は、午前2時の段階ですでに軍を待機させ、対応態勢を指示していたという。事実ならば、日本政府も同じ頃には北朝鮮ミサイル発射の情報を、かなりの確度で得ていたはずだ。
「ただ、コースまでははっきり特定できなかったので、広範囲で警告を鳴らしたんでしょう。実際、今回は、ミサイルが上空を通過した北海道からおよそ千キロも離れている長野県でも警告が鳴ったわけですからね。こんなおおざっぱな警告じゃ、なんの対策にもならないと思いますが(笑)」(前出・全国紙政治部記者)


ようするに、あの何の役にも立たない警告音は、安倍政権のパフォーマンスでしかなかったわけだ。いや、Jアラートだけではない。安倍首相自身も明らかに事前に発射を察知し、パフォーマンスを準備していたフシがある


<ミサイル発射を事前に察知してパフォーマンスを用意していた安倍>


というのも、普段から公邸をあまり使わない安倍首相が、昨日27日から今朝にかけては官邸に隣接する公邸に泊まってからだ。しかも、昨日は午前10時に官邸に行くと、正午には北村滋・内閣情報官、午後4時15分に石川正一郎・拉致問題対策本部事務局長、午後5時17分に兼原信克・国家安全保障局次長と金杉憲治・外務省アジア大洋州局長、同30分に薗浦健太郎・首相補佐官(安保重要政策担当)など、諜報、外交、安保周りの要人と面会し、午後6時台には公邸に入って、そのまま永田町で朝を迎えた。
 
誰がどうみても、本日早朝を見越したような動き方だ。そして、安倍首相は、北朝鮮からミサイルが発射されるや、すぐさま官邸に向かい、記者団に対して例の芝居がかかったセリフを口にし、国民の危機を最大限煽ったというわけだ。
 
もし、安倍首相が北朝鮮のミサイル発射を「これまでにない深刻かつ重大な脅威」ととらえ「国民の生命と安全を守る万全な態勢をとる」などというなら、事前に察知したミサイル発射情報をきちんと公開して、国民に冷静な対処を呼びかけるべきだろう。


ところが、安倍首相は実際に発射されるまで情報を隠し、それを自らのために利用した。Jアラートを使って不必要な国民の不安を煽ると同時に、自らの「迅速な対応」や「毅然とした態度」をメディアで大げさに宣伝し、政権浮揚のきっかけにしようとしたのだ。
 

改めて繰り返しておくが、北朝鮮のミサイル発射自体は危険極まりなく、世界平和を求める国際社会の一員として、冷静に批判していかねばならない。しかし一連の北朝鮮危機と生活者の不安を煽って、好戦的な世論形成と支持率上昇に利用しようとしている安倍政権の企みもまた、平和主義にとって危険きわまりない。
 
早朝から叩き起こされたことに腹を立てたホリエモンは、「クソ政府」とつぶやいて炎上しているが、それとはちがう意味で安倍政権はまさに「クソ政府」である。
(編集部)


70年前と違って、調べようと思えば、海外からの視点情報も入手できる。官邸大本営の言うことを鵜呑みにする必要はない。CNNもNYTimesも Washington Post もBBCも海外の大手メディアはそれなりのファクトチェックされた記事を載せている。日本語版もある、中国の新聞だって韓国の新聞だってネットで読める。
もはや見え見えの安倍嘘に騙され続けることはない。”日本を守れるのは安倍さんだけ”なんてことは全くない。どちらかというと国民の生命財産を危険にさらしてきている。


あの芝居がかった会見をもう一度見てみればよくわかる。演技過剰の大根役者、臭い演技はもうたくさん。脇役方々引き連れて、舞台からご退場願いたい。



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